留学体験記 vol.5-4
――これは皆さんにお尋ねしているんですが、青地さんが1年生のときにもし新渡戸カレッジがあったら、参加していたと思いますか?
絶対入らなかったと思いますね(笑)。
――青地さんはそうおっしゃる気がしました(笑)。
そもそもプレイスメントテストに受からなかったと思いますし、留学が必須というのもハードルが高い。
ハワイのときみたく、「大変だけどやってみよう」という気持ちが強かったらやっていたかもしれませんが。あと総合理系で入ってきた人にとっては普通の勉強が忙しいですよね。それから高校時代部活が忙しかった反動で大学はゆっくりしたいなというのがあったんです。週一以上の活動があるサークルには入らないと思っていたくらいなので、1年生のときはまず入らなかっただろうなと思いますね。北大には意識が高い人が多くて、肩身が狭いです(笑)。
――もう海外には行かないんですか?
やっぱり留学も楽しいなとは思うんですよね。就職も留学したこと自体が有利になるとは思いませんけど、貴重な経験だと思うので。行ってみたい気持ちはあるんで、自分が元々行ってみたい国だったとか、別の動機がプラスされたら行くかもしれません。前にあきらめたボランティアとかは動物が関わっていたので、ぜひそういうのは行きたい、動物のためなら行きたい。あとヨーロッパとかは街並みがきれいでいいなと思っていてあこがれています。フィンランド語の授業を取っていたこともあって、フィンランドは行ってみたいですね。自然も豊かですしオーロラ見たいな~くらいの理由なんですが(笑)。「留学」というだけの理由ではわたしは動かないと思うんですけど、野生の動物を見たいとかオーロラ見たいとかきれいな街並みを見てみたいとかいうプラスアルファの動機があったら、きつくても行く気はします。
――最後に、後輩へのメッセージをお願いします。
留学をしたい、海外の人と交流を持ちたいと思って積極的に英語の勉強をしている人は、それだけで本当に尊敬しています。
英語が嫌いな人もいっぱいいると思います。わたしも日本語が国際語になればいいと思っているくらい英語が嫌いな1人です。ですが、まぁそんなことが無理なのは重々承知しているので、英語に負けずに一緒に頑張りましょう、と(笑)。わたしも頑張るので国際社会は辛いけれどみんなも頑張りましょうと言いたいです。
(取材日 2013年6月18日)
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