沿革
沿革
札幌農学校時代
明治9(1876)年8月 | 札幌農学校開講式,講堂に「書籍室」を設ける(蔵書6,149冊) |
明治9(1876)年12月 | 講堂とは別棟に建坪15坪の木造柾葺2階建て書籍庫を新築する / 講堂内に雑誌と新聞の閲覧所「読書房」を設ける |
明治23(1890)年11月 | 書籍庫を増築し,23坪の閲覧室と書籍館事務室を設ける |
明治24(1891)年11月 | 書籍館主任(監守)として,新渡戸稲造が就任,最初の館長となる |
明治33(1900)年2月 | デューイの目録規則によりカード目録の作成に着手する |
明治36(1903)年6月 | 現在のキャンパスに瓦葺き白亜の図書館を新築する |
東北帝国大学農科大学時代
明治40(1907)年6月 | 札幌農学校の大学昇格に伴い,「東北帝国大学農科大学図書館」と改称する |
大正3(1914)年10月 | 閲覧室と事務室を増築,電灯を設置し,夜間利用を開始する |
北海道帝国大学時代
大正7(1918)年3月 | 「北海道帝国大学図書館」と改称する |
大正11(1922)年5月 | 「北海道帝国大学附属図書館」と改称し,官制上の館長等の職制を設ける |
大正11(1922)年12月 | 鉄筋コンクリート3階建て,延べ72坪の書庫を増築する |
大正14(1925)年9月 | 木造平屋建て,60坪の雑誌閲覧室と事務室を新築する |
大正15(1926)年--月 | 館員の研修と親睦の団体である「楡影会」を組織する |
昭和4(1929)年10月 | 製本室28坪,印刷室7.5坪を新築する |
昭和4(1929)年11月 | 新聞閲覧室22.5坪を新築する |
昭和10(1935)年3月 | 書庫増築工事が完成する(鉄筋コンクリート3階建て24坪) |
昭和12(1937)年10月 | 北方文化研究室を設置する |
昭和12(1937)年11月 | 道庁収集資料(写本,図類,写真等)7,209点が寄託される |
北海道大学時代
昭和22(1947)年10月 | 官制改正により「北海道大学附属図書館」と改称する |
昭和23(1948)年6月 | 部局選出委員からなる「図書館拡充委員会」を設置する |
昭和24(1949)年4月 | 事務長制がしかれ,管理・整理・閲覧の3掛を置く |
昭和38(1963)年5月 | 「図書館拡充委員会」を改組し,「図書館委員会」を設置する |
昭和38(1963)年11月 | 教養部内に附属図書館の分室を置く |
昭和40(1965)年4月 | 部課長制がしかれ,整理課及び閲覧課の2課5掛を置く |
昭和40(1965)年6月 | 図書館新営工事が完了する |
昭和41(1966)年4月 | 外国雑誌の一括契約を開始する |
昭和42(1967)年1月 | 北海道大学附属図書館報「楡蔭」を創刊する |
昭和42(1967)年6月 | 「北方文化研究室」収蔵資料を引き継ぎ,本館に「北方資料室」を設置する |
昭和44(1969)年10月 | 教養分館を新築する |
昭和45(1970)年9月 | 教養分館の夜間開館を開始する |
昭和46(1971)年1月 | 北海道大学沿革資料室を開設する |
昭和47(1972)年7月 | 道庁寄託資料のうち1,248点を返却,残余の5,961点が永久寄託される |
昭和50(1975)年4月 | 法学部の図書業務を統合する |
昭和52(1977)年7月 | 教養分館の増築工事が完了する |
昭和54(1979)年4月 | 経済学部設置の国連寄託図書業務を図書館に移管する |
昭和56(1981)年4月 | 言語文化部の図書業務を統合する |
昭和57(1982)年3月 | EC資料センター(ECD)を開設する |
昭和58(1983)年--月 | 外国官報,議会資料コーナーを設置する |
昭和59(1984)年6月 | 図書業務電算化委員会が発足する |
昭和60(1985)年1月 | 図書館本館の増築工事が竣工する |
昭和60(1985)年4月 | 学術情報課を新設する |
昭和61(1986)年3月 | 図書館専用電算機が導入され,図書業務電算化及び蔵書のオンライン検索を開始する / 学術情報センター目録システムに接続する |
昭和62(1987)年6月 | 遡及入力事業を開始する |
昭和63(1988)年4月 | 整理課を情報管理課,閲覧課を情報サービス課,学術情報課を情報システム課と改称する |
平成2(1990)年4月 | 経済学部の図書業務の部分統合を開始する |
平成2(1990)年9月 | 北大蔵書データベース100万冊入力を達成する |
平成4(1992)年4月 | 学術情報センターILLシステムによる相互貸借サービスを開始する |
平成5(1993)年5月 | 週休2日制に伴う土曜開館を開始する |
平成5(1993)年12月 | 教養分館にBDS(ブック・ディテクション・システム)を設置する |
平成6(1994)年3月 | 経済学部の図書業務を部分統合する |
平成7(1995)年3月 | クライアント/サーバ方式の図書館情報システムが稼働する |
平成7(1995)年4月 | 教養分館を北分館と改称する |
平成7(1995)年7月 | 参考閲覧室に「国際資料室」を設置する |
平成7(1995)年9月 | 北大附属図書館ホームページを開設する |
平成8(19969年4月 | 教育学部の図書業務の部分統合を開始する |
平成8(1996)年10月 | 北方資料データベースを公開する |
平成9(1997)年3月 | 本館にBDSを設置する |
平成9(1997)年4月 | 本館の土曜・日曜開館を開始する |
平成10(1998)年10月 | 北分館の土曜・日曜開館を開始する / 北海道大学附属図書館報速報版「楡蔭レター」を創刊する / 北海道大学125周年史編集室が設置される |
平成11(1999)年3月 | 教育学部の図書業務を部分統合する / 本館・北分館に自動入館システムを設置する / 北分館に自動貸出装置を設置する |
平成11(1999)年6月 | 図書館情報システムによる図書購入依頼,学外の図書借用及び文献複写依頼等の図書館情報Webサービスの運用を開始する |
平成12(2000)年3月 | 本館に自動貸出装置を設置する / 北分館4階を全面改修し,3階と4階の間に中階段を設置する |
平成12(2000)年4月 | 北分館にマルチメディア公開利用室(情報教育館2階)を設置する |
平成13(2001)年2月 | iモード版利用案内を開始する |
平成13(2001)年3月 | 本学沿革資料展示室,貴重資料室を設置する / 2階・3階を開架図書閲覧室,4階を参考閲覧室に改修する |
平成13(2001)年4月 | 「情報探索入門」を開始する |
平成14(2002)年1月 | 北分館1階一般閲覧室を書庫へ転用する |
平成14(2002)年4月 | 副館長が置かれ北分館長が兼ねることとなる / 本館・北分館で祝日開館を実施する |
平成14(2002)年11月 | 学外利用者(一般市民)への館外貸出を開始する |
国立大学法人北海道大学時代
平成16(2004)年4月 | 「北方資料高精細画像電子展示」の公開を開始する |
平成16(2004)年7月 | スラブ研究センターの図書業務を統合する |
平成16(2004)年12月 | 本館・北分館の土・日・祝開館時間延長を実施する(2時間拡大) |
平成17(2005)年3月 | 北京大学図書館との相互交流及び協力に関する覚え書きを締結する |
平成17(2005)年8月 | 1階事務室(図書受入係・雑誌受入係)を書庫に改修する(事務室は2階に移転) |
平成18(2006)年3月 | 「国立大学法人北海道大学における図書関係事務組織の在り方について」が了承される / 北分館閲覧室(1階~3階)を改修する |
平成18(2006)年4月 | 本館・北分館の業務(発注,受入,目録)を統合する / 北海道大学学術成果コレクション(HUSCAP)の正式運用を開始する |
平成19(2007)年4月 | 全学の図書館業務(発注,受入,目録)を統合する |
平成19(2007)年11月 | 北分館の耐震改修工事が完了する / 総長裁定により「北海道大学学術成果コレクション運営方針」を決定する |
平成21(2009)年4月 | 情報管理課を管理課,情報サービス課を利用支援課,情報システム課を学術システム課と改称する |
平成21(2009)年8月 | 北分館を北図書館と改称し,分館長を北図書館長に改める |
平成22(2010)年3月 | 本館の第1期耐震改修工事が完了する |
平成23(2011)年1月 | 本館の外壁等改修工事が完了する |
平成23(2011)年4月 | 本館の新営工事(南棟)が完了する / 本館南棟に自動化書庫を設置する |
平成23(2011)年5月 | 本館の第1期改修工事(玄関棟,西棟,北棟)が完了する |
平成23(2011)年7月 | 本館南棟がオープンする |
平成27(2015)年4月 | 北図書館西棟がオープンする |
平成30(2018)年4月 | 学術システム課を研究支援課に改称し,部局図書担当をグループ化して利用支援課から研究支援課に付け替え,目録担当を旧学術システム課から管理課に付け替える |
平成31(2019)年3月 | 附属図書館所蔵「ヤエンコロアイヌ文書」が 国の重要文化財に指定することについて答申される |
令和元(2019)年6月 | 「北海道大学学術成果コレクション運営方針」を廃止し,「北海道大学オープンアクセス方針」を策定する |