留学体験記 vol.4-4

――2つの語学留学を経験して、ご自身に変化はありましたか?

とりあえず何でもやってみようと思えるようになりました。迷ってるならやってみようと。言葉も通じない国で、休みの日に一人でガイドブックを見て出かけたりもしたんで、国内はなにも怖くないですね。全然自信はなくても、とりあえず行ってみたらどうにかなるかなと。

また、今後は就職活動をする予定ですが、具体的なことはまだ決めきれていなくて。留学に行ったことで友達の輪が広がったり、もっと勉強しようと思ったりのきっかけにはなったのですが、それを早速生かして就活するという段階にはまだ至ってないです。でも漠然と英語を使う機会のある仕事に就きたいとは思っています。

――ところで新渡戸カレッジは知っていますか?

新聞で見かけて知りました。最初は自分たちも対象なのかと思ったんですけど、今年の1年生からと分かったときに羨ましくなりました。わたしが1年生の時にはそこまで参加しようとは思わなかったかもしれませんが、留学を経験した今だったらすごく参加したかったと思います。すごく羨ましいです。

――新渡戸カレッジ生やこれから留学にチャレンジしようと思っている人にメッセージをどうぞ。

いきなり長期の留学に行く自信のない人でも、短期だったらわたしみたいに英語に自信がなくても挑戦しやすいと思います。長期留学に行く前にとりあえず1ヶ月短期留学に行くのはすごくいいと思うし、わたしの周りで行った人はみんなもう一回行きたいと言っていたり、長期留学すると決めて勉強を始めた人もいます。短期留学は最初のステップとしてはすごく良いと思うので、迷っているなら英語が喋れなくても行くべきだと思います。向こうはネイティブなので、こちらが単語しか喋れなくても分かってくれます。

また、最初の一歩を踏み出していくのも大事ですが、帰ってきてからどうするかが一番大事だと思います。せっかく行ったのにそれで終わりだと旅行と同じになってしまって、もったいない。短かったからこそ、帰ってきてから頑張らないと!ってなると思うんです。全然足りないなと。わたしの場合は、英語のスコアどうこうより、英語を使ってもっと他の国の友達とたくさん話したいとすごく思いました。英語が話せたらこんなにいろんな国の人と話ができるんだって。それが分かって良かったです。

留学に行く人はもちろん志が高い人が多いですが、わたしみたいに単純に「海外が好き!」っていう強い思いだけで、英語に自信がない人でも大丈夫です。行ってみたら絶対に多かれ少なかれ自分の中の意識の変化に気づけると思います。準備をして行けたら一番いいんですけど、準備が足りなくてもまずは勇気を出して行ってみる。それが大きな第一歩だとわたしは思います!

(取材日 2013年6月17日)

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