研究データ管理サービス「GakuNin RDM」
研究データ管理サービス「GakuNin RDM」
「GakuNin RDM」とは、国立情報学研究所(NII)が提供している研究データ管理サービスです。
2020年10月18日まで実証実験が行われ、本学も実証実験に参加してきましたが、2021年2月15日から本運用が開始されました。
附属図書館は、情報基盤センターと協力しながら「GakuNin RDM」の広報とサポートを行っています。
是非、研究活動に利用していただき、サービス改善のためにご意見をいただければと思います。
お知らせ
- 2021年2月18日開催の「第3回 SPARC Japan セミナー2020:初めての研究データ」にて、国立情報学研究所の込山先生からGakuNin RDMの紹介(PDF)がありました。
- 2021年2月15日に国立情報学研究所から本運用開始についてニュースリリースがありました。
- 2020年10月19日以降、本学は先行利用として本運用環境を利用できます。
- 実証実験は2020年10月18日で終了しました。
「GakuNin RDM」の利用方法
- GakuNin RDMへアクセス:https://rdm.nii.ac.jp/
推奨環境
- OS:Windows 10 (10.0)、macOSX Mojave (10.14)、Ubuntu (18.10)
- ブラウザ:Google Chrome (72.0)、Firefox (65.0)、Microsoft Edge (44.17763/Windowsのみ)、Safari (12.0/macOSXのみ)
※附属図書館では、Internet Exploreでは動作しないことを確認しております。
ユーザーサポートサイト
使い方のマニュアルやアップデート・メンテナンス情報については、以下のサイトをご覧ください。
- ユーザーサポートサイト(NIIオープンサイエンス基盤研究センター):https://meatwiki.nii.ac.jp/confluence/display/gakuninrdmusers
利用手順
<SSO-IDをお持ちの方の場合>
- GakuNin RDM(https://rdm.nii.ac.jp/)にアクセスし、「北海道大学」を「選択」してログイン(※SSO-IDによるログイン。「北海道大学」がメニューに見当たらない場合は「リセット」をクリックしてください。)
- (初回のみ)利用規約等への同意、メールアドレスの登録、プロファイルの編集・設定を行う
- プロジェクトを作成し、プロジェクトごとに研究データを管理
<SSO-IDをお持ちでない方の場合>
- (初回のみ)Open IdP(https://openidp.nii.ac.jp/)でユーザ登録
- GakuNin RDM(https://rdm.nii.ac.jp/)にアクセスし、「Open IdP」を「選択」してログイン画面に移動し、ユーザ名とパスワードを入力してログイン(※メニューに「北海道大学」も表示されますが、SSO-IDをお持ちでない方は選択しないでください。「OpenIdP」がメニューに見当たらない場合は「リセット」をクリックしてください。)
- (初回のみ)利用規約等への同意、メールアドレスの登録、プロファイルの編集・設定を行う
- プロジェクトを作成し、プロジェクトごとに研究データを管理
利用上の留意点
NIIオープンサイエンス基盤研究センターからの留意点は以下のとおりです。
- アカウントの共有等は行わないでください。
- ストレージの制限は、1ファイルあたり5GBまで、最大容量は研究者一人あたり100GBまでとなっています。
「GakuNin RDM」とは
個人の研究者や研究者グループが研究プロジェクト単位で研究データを管理できるツールです。
Webブラウザから研究データを管理・共有でき、研究データの作成・修正・削除を記録し、バージョン管理もできます。研究者一人あたり100GBの標準ストレージが利用できるほか、各種の外部ストレージや外部ツールと連携しており、情報基盤センターが提供するクラウドストレージ(Nextcloud)とも連携しています。
また、研究データ公開サービス(次期JAIRO Cloud)との連携についても開発中で、研究者が指定した研究データを公開することができるようになる予定です。
- 研究データ管理基盤(GakuNin RDM):https://rcos.nii.ac.jp/service/rdm/
「GakuNin RDM」のメリット
- 安心・安全な保存・共有(標準ストレージの他、Next Cloud、amazon、Dropbox、Google等の外部ストレージの利用も可能)
- データの作成・修正・削除を記録(バージョン管理が可能)
- 外部ツールと連携(図表・スライド共有、ソースコードレポジトリ、文献管理ツール)
- 研究データ公開サービス(次期JAIRO Cloud)との連携(開発中)
「GakuNin RDM」と他の研究データサービスとの連携
以下のNII研究データ基盤の概要(NIIオープンサイエンス基盤研究センター作成)をご覧ください。
図をクリックすると、NII研究データ基盤の概要のサイトに移動します。
連携している外部ストレージと外部ツール
- 外部ストレージ
- 本学情報基盤センター提供のクラウドストレージ(NextCloud)
- パブリック:Amazon S3、S3互換ストレージ、Azure Blob Storage、Box、Dropbox、Google Drive、One Drive
- プライベート:ownCloud、NextCloud、OpenStack Swift
- 外部ツール
- 図表・スライド共有:Figshare
- ソースコードレポジトリ:GitHub、BitBucket、GitLab
- 文献管理ツール:Mendeley、Zotero
本学情報基盤センター提供のクラウドストレージとの連携
「GakuNin RDM」は、本学情報基盤センタ提供のクラウドストレージサービス(有料)と連携しています。
詳しくは、以下のサイト(情報基盤センター)をご覧ください。
- クラウドストレージ(NextCloud):https://www.hucc.hokudai.ac.jp/intercloud/cloudstorage/
- クラウドストレージの利用方法:https://www.hucc.hokudai.ac.jp/intercloud/cs-howtouse/
【お問い合わせ先】附属図書館 研究支援課(jsa [at] lib.hokudai.ac.jp)