プリント・ディスアビリティのある利用者のための資料電子化サービス
★詳しい案内は、このチラシをご覧ください★
★電子化された資料の一覧はこちらをご覧ください★
【1】資料の電子化サービスを利用するには
北海道大学では、本学の学生が障害などにより学修や研究を行う上で必要とする合理的配慮の一つとして、文献電子化を行っています。対象となる資料は、履修科目のシラバスに明示されているテキストや教員が必要と判断した資料、または北海道大学の図書館(室)内に所蔵する複写可能な資料です。対象となりうる学生は、視覚障害、ディスレクシア、四肢の障害などにより印刷された図書や雑誌を読むことが困難な(プリント・ディスアビリティのある)方です。北海道大学の学部学生・院生で電子化を希望する方は、まずアクセシビリティ支援室への相談をお願いいたします。
【2】電子化サービスの種類
北海道大学以外の大学等にある資料も取り寄せて電子化することができます(取り寄せ料がかかります)。
電子化の種類は次の①から④の4つから選べます。
①PDF:透明テキスト付画像ファイル(検索&読上機能付き=未校正)
1件あたりの所要期間:約1週間
一度に申し込める件数:10件
②未校正テキスト:Wordファイルのテキスト(文字校正はしておらず間違いが多数ある可能性)
1件あたりの所要期間:約2週間
一度に申し込める件数:10件
③テキスト:Wordファイルのテキスト(文字校正済みのため間違いは少ない)
1件あたりの所要期間:約1ヶ月半~2ヶ月
一度に申し込める件数:3件
④電子ブック:校正したテキストを電子ブックに変換したもの
1件あたりの所要期間:約1ヶ月半~2ヶ月
一度に申し込める件数:3件
お急ぎの場合はご相談ください。
上記の他、図像・グラフ・表・スクリーンリーダが読み上げない文字に、代替テキスト・補記等を追加し、聞いて判るための処理を加えることができます。ただし、この作業には相当の時間が必要ですので、あらかじめご了承ください。
件数と所要期間は、利用状況等に応じて、毎年見直しを検討します。
※プリント・ディスアビリティのある利用者の方への電子化は、「著作権法第37条第3項」で認められています。
※ガイドラインでは、本サービスが受けられるのは・・・「視覚障害その他の障害により視覚による表現の認識が困難な者」であり、具体的には「視覚障害、聴覚障害、肢体障害、精神障害、知的障害、内部障害、発達障害、学習障害、いわゆる『寝たきり』の状態、一過性の障害、入院患者、その他図書館が認めた障害の状態にあって、視覚著作物をそのままの方式では利用することが困難な者」とされています。
【3】資料の電子化を申し込む方法
利用にあたって
- はじめに:初めて電子化を希望する場合は、まずアクセシビリティ支援室への相談をお願いいたします。
- どこで?:附属図書館、部局の図書室・図書館でお申し込みください。
- どれだけ?:一度に申し込める件数が決まっていますので、その範囲内で申し込みをお願いします。
- いつまでに?:電子化は、形式によって電子化の所要期間が異なり、また、依頼された順番に処理しますので、余裕を持ってお申し込みください。お急ぎの際はお知らせください。
※「どれだけ?」の件数や「いつまでに?」の所要期間は【2】をご参照ください。
守っていただきたいこと
著作権保護のため、以下を遵守のうえご利用ください。(※守らない場合は、著作権法違反になります)。
- 電子化された文献ファイルはプリント・ディスアビリティのある利用者のために特別に複製されたものですので、ご自身のみが利用してください。
- 第三者への文献ファイルの配布及び複製は厳禁です。
- 文献ファイルが、ネットワークなどを介して第三者に渡らないよう、十分に注意してください。
問い合わせ
- 合理的配慮に関すること(【1】)・・・ アクセシビリティ支援室 TEL:011・706・7463
- 電子化に関すること(【2】、【3】)・・・ 附属図書館相互利用担当 TEL:011・706・4095 E-mail:sogo[at]lib.hokudai.ac.jp
★詳しい案内は、このチラシをご覧ください★
◆電子化資料リスト◆(2022.12.31現在)
図書館で、相互利用を希望される場合は、以下の担当までご連絡ください。 北海道大学附属図書館 利用支援課 相互利用担当 〒060-0808 札幌市北区北8条西5丁目 TEL:011・706・4095 FAX:011・746・4595 E-mail:sogo[at]lib.hokudai.ac.jp |