インタビュー02 250万語達成 横川さん

interview02

多読の楽しさややりがいについて
ランナーたちの声をお届けする「ランナーズ・インタビュー」

第2回目は2015年1月に250万語を達成した横川さんに
多読についてざっくばらんにお話しを伺いました

ランナーズインタビュー02横川さん達成証を受け取る横川さん

多読マラソンに参加したきっかけはなんだったのですか?

授業がほとんど英語の論文講読だったので、横文字に慣れたほうがいいなと思ってね。そもそも授業でこんなに英語をたくさんやらなきゃいけないなんて、思ってなかったんだけど、先生に聞いたら「今そういう時代です」って言われて(笑)。ま、だけどもある意味では日本語の勉強にもなるんじゃないかと思ってね。そんなんで、したらちょっと読んでみるか、という気になったところかな。

―それで図書館で多読マラソンをやっているって知って…?

そうそう。先生が「こんなのやってるよ」って言って、多読マラソンのチラシをゼミかなんかの時にみんなに配ったんじゃなかったかな。あそかそか、じゃあ早速やってみようかなという感じですね。

多読をやってみてどういった所を魅力だと感じていますか?

やっぱり英語で勉強不足を感じるのは、キリスト教とか宗教的なもので、それが本の背景にあるという所かな。そこまでしっかり読むとなるともう大変なことになるなぁとは思ったけど、まずは書いてある字面だけでもいいから理解できればと思うんだけどね。

―読んでいてそういった背景を感じることは多いですか?

どんな作品を見てもほとんどそうで、たとえば子供向けの『秘密の花園』(e-bookあり※学内限定・リモートアクセス対応)や『小公女』だとか、ああいうの全部見ても、やっぱり宗教的なものはどこかに必ずある、という感覚で読んでたね。かといって私は仏教徒で、わかっているかっていうとそんなことは全然ないんだけど、日本人が思う宗教とは若干違うというか。同じ人間だから、結果的にはつながっているんだろうと思うんだけどね。

多読の効果を感じたことはありますか?

効果というか、おっかなくなくなった、ということはあるかもしれないね。理系の論文は英語が凄く簡単なんですよ。This is a book.みたいなもので。ただ社会学系になってくると、遠まわしになるというか、言い回しがちょっとぐじゃぐじゃしていたりして。こういった多読で簡単な本でも読んでいるうちに、慣れというのかな、そういうのがあるかなと思っているんだけどね。

開始から1年半で250万語達成!続けるコツがあれば教えてください!

好きだと思わないとだめだろうなぁ。「英語は嫌いだ!」って、「俺はぜったい嫌いなんだ!」と思ったらだめなんだよね。だから難しい本を読むよりは簡単な本を読む。ただし度を越えた「簡単すぎ」じゃだめなんだろうな。あと私の場合読むのは通学時間で、ほとんど乗り物の中で読んでいたね。家で読むより集中できる感じがする。

もうかなりの冊数を読まれていると思うのですが、次に読むものはどうやって選んでいますか?

今までがいわゆる物語ばっかしだったから、今度は理系の本を読んでみようと思ってるんだけど。恋愛物は飽きたし(笑)。たとえばアインシュタインの本を読んだんだけど、中々面白い表現で「おぉいいぞ!」と思う言葉があったりするんだよね。なんだっけな…(ノートを探す)

―そうそう!横川さんは読まれた本についてノートをつけているんですよね

それぞれの作品でみんな書いてあるんだけど、こういう風にノートつけるのは良いと思う! 多読っていう意味ではあまり意味がないのかもしれないけど、読みっぱなしじゃなくて、自分にもう一度この本を読んだっていう念を押すためには、書いたほうがいいような気がするんだ。泪の出てくるところとかさ、いっぱいあるじゃない。ちょっと感動したところやなんかを、こうやって写しておくの。

最後にこれからの意気込みを教えてください!

実は遠方に引越が決まって、英語多読マラソンは250万語までになってしまうんだ。今後は自分で買ってまだ読んでない英語の本が何冊かあるから、まずはそれを読もうと思っているんだけど、読むのは今後も、癖として読んでいきたいなと思っているよ。


最後まで読んでいただき、どうもありがとうございました。
次回のランナーズ・インタビューをお楽しみに!
2015-05

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