仕事紹介-管理課雑誌受入担当

管理課雑誌受入担当 西川 奈緒

【プロフィール】
令和2年4月に採用。管理課雑誌受入担当1年目(令和2年7月現在)

現在の仕事内容を教えてください

納品された雑誌の検品

 雑誌受入担当は、北大が契約する雑誌の受入業務を行っています。具体的には、本館、北館、部局図書室、研究室などに配置する雑誌の発注、受入、支払を行っています。また、紙の雑誌だけではなく、電子ジャーナルの契約や支払なども担当しています。

 日々の業務としては、部局図書室などから依頼があった雑誌を書店や代理店に発注し、納品されたら検品を行います。蔵書目録(OPAC)から検索できるよう所蔵データを登録した後、必要な装備をして各部局に送付します。他にも、利用者の方からの雑誌に関わる問い合わせに対応したり、電子ジャーナルがきちんと読めるように管理をしたりします。

 研究活動の根幹のひとつである雑誌を整備する雑誌受入担当は、とてもやりがいがある仕事です。外国語の雑誌などを扱う際には戸惑うこともありますが、丁寧かつ迅速に業務をこなせるよう努めていきたいと思います。

 また、雑誌受入担当の仕事の他に、担当の枠を超えて図書館全体のことを検討するWG(ワーキンググループ)の活動があります。
 今年度、私はWGのひとつである広報部会に参加しています。広報部会は、北大図書館を皆さんに知ってもらうための活動を行っており、私も着任してすぐSNS用の動画を作成する機会がありました。他担当の先輩方の考えやアドバイスを聞くことができたり、日常業務ではあまり接する機会がない利用者の方の反応を感じられたり、とても刺激になっています。

 

北大を志望した動機を教えてください

配置された雑誌の確認

  大学を卒業した後、道外の公共図書館や高校図書室で働いてきましたが、日々の業務の中で大学教員の方や専門職の方と接する機会を通し、よりアカデミックで専門性の高い大学図書館業務で働きたいと強く思うようになりました。また、地元である北海道に帰りたいという気持ちが大きく、北海道大学で図書館員として働ける機会があると知り、迷わず応募しました。

 まだ着任して日が浅く分からないことも多いですが、経験豊富な先輩たちに相談しながら、業務にあたっています。自分の仕事が北大に関わる皆さんの研究活動を支える大切なものだと自覚し、研鑽を積んでいきたいです。

メッセージをお願いします

 北大図書館の仕事は、カウンターから見える貸出と返却だけではありません。図書や雑誌の整備はもちろん、利用案内を行ったり、調査相談に乗ったり、図書館外から利用できるサービスを整備したり、図書館に親しんでもらえるようなイベントを行ったりなど、多岐に渡ります。幅広い仕事だからこそ、あらゆる知識、経験を活かせると思います。自分の強みを、ぜひ北大図書館で発揮してください。一緒に働けるのを楽しみにしています。

ある1週間の流れ

週末の間に寄贈雑誌がたくさん届いていました。量が多いと見落としが起きやすいため11冊丁寧に受入をし、雑誌を配置する部局に搬送しました。
英語研修を受けました。2か月間、毎週火曜日に受講しています。ビジネス英会話やオフィシャルなメールの書き方など、ネイティブの先生が実践的な英語を教えてくれます。
先輩に教わりながら、現在契約している電子ジャーナルの検収作業を行いました。接続できない状態の電子ジャーナルは、提供元の代理店に状況調査を依頼し、無事読めるようになりました。
外国雑誌がたくさん届きました。英語だけではなく、ロシア語や中国語の雑誌も多いです。書誌情報をよく確認しながら、データ登録を行いました。
北海道地区国立大学法人等の新任職員研修に参加し、仕事の仕方の基本や大学組織について学びました。今年はオンラインでの開催でしたが、これから一緒に働いていく同期の職員と交流することができました。