中村泰三文庫


中村泰三文庫

約 1750 冊 →資料一覧 (1)  (2)  (貸出可・複写可)

中村泰三氏は、数少ないロシア・旧ソ連・東欧地域の地理の専門家の一人である。  1933年の生まれで、長く大阪市立大学教授を務められ、その退職後は、大阪経済法科大学および京都女子大学で教鞭をとられた。また、北海道大学におい ては、1992年度と翌年度に、スラブ研究センター客員教授を務められたことがある。 本文庫は、氏より2005年7月に寄贈いただいた資料から成り、全部で1751冊ある。  その大部分は、戦後のソ連で出版された地理、および経済関係の露語文献であるが、氏の仕事の性格を反映して、ウクライナ、極東、中央アジア、ブルガリ ア、ポーランドなど、ソ連および東欧諸国の多様な地域に関する文献を含んでいるのが特徴である。また、各都市など地方の地図を多く含んでおり、その数は 100点近くに達する。  国内のロシア東欧地理関係コレクションとしては、他に九州大学の三上文庫および本学附属図書館のギブソン文庫が数えられるが、中村文庫は、経済地理の色 彩を帯びた点など、独自の存在意義がある。

1933(昭和8)~2016(平成28)