宮原晃一郎文庫


宮原晃一郎文庫

約 700冊→資料一覧(貸出不可・複写可)

本名 宮原知久。新聞記者、童話作家、翻訳家。
鹿児島に生まれ、10歳の時に父親の転勤により札幌に移住。成績優秀のため高等小学校を飛び級で卒業した。
記者生活の傍ら外国文学を読みあさるようになったが、当時は重訳が多かったので、原文で読むために諸外国語を独習した。英語を基礎に、ドイツ語、フランス語、ロシア語、イタリア語、ノルウェー語、スウェーデン語、デンマーク語を学び、翻訳を手がけた。
童話作家としても精力的に活動し、児童総合雑誌『赤い鳥』には五十四篇の作品が収められている。
昭和20年に疎開中に亡くなったが、翌年遺族によりその蔵書が北海道大学図書館に寄贈された。当時はちょうど、法文学部が新設された時期であった。
寄贈には、知友であった宮部金吾博士・北大総長伊藤誠哉の口添えがあった。また、図書館長柴田定次は、宮原が東北帝国大学農科大学(札幌農学校の後身、北海道大学の前身)の図書館を利用し、夜遅くまで勉強する姿を覚えていたという。
文庫の内容は、蔵書のうち、洋書のみ。北欧文学関係の原書を含んでいる。
(ほるぷ出版『日本児童文学大系 第11巻』要約)

1882(明治15)~1945(昭和20)