文学・芸術との対話 «映画・演劇» 一つ上のジャンルへ
現在、5件登録されています。
  1. 推薦者 : 西 昌樹   (メディア・コミュニケーション研究院)

    映像文化論関係

    ドキュメンタリーは嘘をつく / 森達也著. - 草思社, 2005.3   北大ではどこにある?

     現在もっとも注目すべきドキュメンタリー作家の本。ドキュメンタリーは事実でも真実でもない。ライブ映像を信じてしまう人たちに。

    DVD付き版も出版されています。
    #(北図書館2009-05-13)

    登録日 : 2009-05-13

  2. 推薦者 : 小川 泰寛   (メディア・コミュニケーション研究院)

    シェイクスピア劇全37作のテレビ映画!

    シェークスピア全集 DVD 全37巻 (DVD) / BBC. - Telesis International, 2007   北大ではどこにある?

     英国の主要なメディアBBCはシェイクスピア劇全37作をテレビ映画として制作した。着手は1978年。完結したのは1985年。文化的に意義深い試みとして、好意的に評価されたように記憶している。わが国では、NHKで放送され、ビデオが市販されもした。ただ、ビデオはもはやあまりに古く、映像の劣化が甚だしい。ほぼすべてのタイトルが閲覧に堪えない、というのが現実である。死に体同然と言って過言でない。
     そのような中、DVD化を通し本企画が蘇生したのは朗報である。
     BBCシェイクスピア、全タイトル粒ぞろいの逸品とは、言い難い。困ったことに、主要なシェイクスピア劇で完成度...   [続きを読む]

    登録日 : 2007-12-19

  3. 推薦者 : 西 昌樹   (メディア・コミュニケーション研究院)

    映像と都市を巡る優れた書

    映画と写真は都市をどう描いたか / 高橋世織(編著). - ウェッジ選書, 2007   北大ではどこにある?

    気鋭の評論家である高橋世織氏編著の映像都市論の登場。論者は蓮實重彦、港千尋、黒沢清、篠田正浩など錚々たるメンバーである。フォーラムでの講演を元にしたものもあり読みやすいと思う。文化論の研究をする学生諸君には大変参考になるであろうヒントに満ちている。

    登録日 : 2007-06-01

  4. 推薦者 : 西 昌樹   (メディア・コミュニケーション研究院)

    ヒットした映画にご用心

    パレスチナ・ナウ / 四方田犬彦. - 作品社, 2006   北大ではどこにある?

     世界で戦争を起こす大統領の同盟国、日本のメディアでは、反対する全ての抵抗や攻撃はテロとされる。それは当然と言えばそうだが、映画の世界でもプロパガンダは進む。観客は「シンドラーのリスト」や「ミュンヘン」を楽しむが、その映像がいかなる問題を持っているかを指摘した書物。後者がイスラエルとパレスチナを公平に描いているというのは、間違いだと主張する(私はこういうことは言いたくないが、監督はユダヤ人であるの...   [続きを読む]

    登録日 : 2007-05-31

  5. 推薦者 : 西 昌樹   (メディア・コミュニケーション研究院)

    映像文化論関係

    鏡の迷路 : 映画分類学序説 / 加藤幹郎 [著]. - みすず書房, 1993.6   北大ではどこにある?

     映像分析の基本を教えてくれる名著。特にフレーム(映像がうつされる枠)についてしっかり学ぶことができる。映像関係の授業をとる人の必読書。

    登録日 : 2006-02-21

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