生命とは何だろう «農学・水産学» 一つ上のジャンルへ
現在、7件登録されています。
  1. 推薦者 : 高橋 是太郎   (水産科学研究院)

    北海道で親しまれる森となった北越のブナ

    評伝関矢孫左衛門 / 石村義典. - 関谷信一郎, 2012   北大ではどこにある?

    本書の「関矢孫佐衛門」という人物は、1844年生まれ、北越戊辰の役、西南戦争に参加、そのあと北越の農民を率いて、野幌に入植しました。彼が持参した北越のブナの種子は、永遠の森林サイクルの中で薪炭用林として、野幌の森となって遺っています。
    今、ブナは大木となり、森は野幌原始林と呼ばれ、道民に親しまれております水産学部1、2年生のみならず、学部の枠を超えて、北海道に住む者が本書を目にすることは、学生達に北海道を強く印象付けて、心を豊かにするものと考え、本書を推薦致します。

    登録日 : 2013-05-09

  2. 推薦者 : 川村 周三   (農学研究科)

    イネはどこから来た?そしてどこへ行く?

    イネの歴史 / 佐藤洋一郎. - 京都大学学術出版会, 2008   北大ではどこにある?

    植物遺伝学の専門家がイネの起源から稲作の起源,そして世界の稲作とその未来を分かりやすく解説。
    フィールドワーク(現地調査)と遺伝子(DNA)の研究を融合させた最新の情報満載。

    登録日 : 2009-02-02

  3. 推薦者 : 川村 周三   (農学研究科)

    従来からの稲作の起源に異論を唱える

    稲作の起源 イネ学から考古学への挑戦 / 池橋宏. - 講談社, 2005   北大ではどこにある?

    従来からの稲作起源の定説に異論を唱え,波紋を投げかける。
    稲作の起源は照葉樹林農耕の焼畑ではなく,根菜農耕の株分けであると提唱する。
    推薦者もこの説を興味深く感じるが,この説に対する考古学や植物遺伝学の専門家からの批判も大きい。

    登録日 : 2009-02-01

  4. 推薦者 : 柴田 英昭   (北方生物圏フィールド科学センター)

    森林のリター分解について学びたい方へお勧めします

    森林生態系の落葉分解と腐植形成 / B. Berg & C. McClaugherty [著] ; 大園享司訳. - シュプリンガー・フェアラーク東京, 2004   北大ではどこにある?

    森林生態系における落葉分解のパターンやメカニズムについてまとめているものです。分解過程での養分やリグニン、有機物組成の変化などについて既往の研究成果を例にしながら解説しています。

    登録日 : 2007-05-31

  5. 推薦者 : 川村 周三   (農学研究科)

    日本文化の源流を探る

    雲南の照葉樹のもとで / 佐々木高明 編著. - 日本放送出版協会, 1984   北大ではどこにある?

    日本文化の源流ともされる中国南部雲南省の学術調査報告書。写真も豊富で分かりやすい。ただし,本書で紹介されている「稲作雲南起源論」については,最近の研究にでは,「稲作長江起源論」が優勢になりつつある。

    登録日 : 2006-08-15

  6. 推薦者 : 川村 周三   (農学研究科)

    稲作の起源はどこか?

    中国古代遺跡が語る稲作の起源 / 岡彦一 編訳. - 八坂書房, 1997   北大ではどこにある?

    稲作の起源に関する中国の研究者の研究を紹介する。中国の研究者のやや「我田引水」的な部分もあるが,特に長江流域の稲作に関わる遺跡は「稲作長江起源説」を示唆するものである。

    登録日 : 2006-08-15

  7. 推薦者 : 川村 周三   (農学研究科)

    イネを通して日本文化のルーツを探る

    イネが語る日本と中国 : 交流の大河五〇〇〇年 / 佐藤洋一郎著. - 農山漁村文化協会, 2003.8   北大ではどこにある?

    古くから議論されているイネの起源について,新たな事実と科学的データに基づき,「ジャポニカ長江起源説」を提唱する。日本文化の基盤ともいえる稲作についての最新の情報満載。

    登録日 : 2006-01-24

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