「本は脳を育てる」について
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本は脳を育てる ~北大教職員による新入生への推薦図書~ 

この企画は、北大の教職員(※プロフィールは当時のものです)が、学生の皆様に読んでほしい本を選んで、 紹介文を執筆くださっているものです。推薦されている本はすべて北図書館で借りることができますので、 ぜひ気に入った本を読んでみてください。
Food for thought
Faculty members have recommended these books for student, along with their introductory essays.
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  1. 推薦者 : 眞崎睦子  所属 : メディア・コミュニケーション研究院  身分 : 

    イヤイヤ古典を読んできたあなたへ 
    源氏の男はみんなサイテー / 大塚ひかり. - 筑摩書房 , 2004     北大ではどこにある?
    でも時々、「あれっ、面白い」、「ふーん」なんて思った瞬間がありませんでしたか?
    そんな人は大塚ひかりの古典エッセイを読んでみて。

    いくつか、アマゾンにもレビューを書きましたが、まずおすすめの一冊としてこの源氏本をあげます。

    「えっ、こういう人だったの?」
    源氏物語はじめ、古典の中のあの人この人が血の通った人間となって身近にせまりくる喜び。
     
    ちなみにこの本の解説を書いたのは米原万里で、
    大塚ひかりを「紫式部の強烈なPRエージェント」と称しています。同感!

    登録日 : 2008-02-04     

  2. 推薦者 : 眞崎睦子  所属 : メディア・コミュニケーション研究院  身分 : 

    理系、文系、無関係! 
    「ご冗談でしょう、ファインマンさん」 : ノーベル賞物理学者の自伝  / リチャード・P.ファインマン著 ; 大貫昌子訳. - 岩波書店 , 1986     北大ではどこにある?
    理系学部のある大学生協の書店に決まって並んでいる
    中規模市町村の電話帳くらいの厚さのカラフルな本。
    そう、『ファインマン物理学』、そのファインマンさんです。

    「え、物理?じゃあ、ダメダメ」と思うなかれ。
    ある意味ではごく普通の、人間らしいファインマンさんが
    遭遇した様々なエピソードは、アメリカの大学や
    政治(科学政策)の話から、とある楽器の話まで。
    最後の頁までとまらなくなってしまったことや、
    読み終えて本を閉じたときの爽快感は今でも忘れられません。


    登録日 : 2006-04-20     

  3. 推薦者 : 眞崎睦子  所属 : メディア・コミュニケーション研究院  身分 : 

    北海道、はじめて? 
    北海道わくわく地図えほん / 堀川 真. - 北海道新聞社 , 2006     北大ではどこにある?
    地元の小さな川の名前は全部知っているのに、
    都道府県パズル得意だったのに、
    あこがれの北大に来てみたら、
    北海道物産展に来ていた美味しいもの以外、
    北海道のこと何にも知らないっ!
    あの家の横のカニみたいなものは何?(灯油タンクでした、念のため)
    「投げといて」って言われても、何をどこにっ?
    …と2年前の私のようにあせっている新入生はいませんか?
    こんな読書もたまにはいいと思います。
    これから暮らす北海道のこと、
    豊かな自然から、まちの暮らし、方言まで、わくわくしながら学べます。


    登録日 : 2006-04-18     

  4. 推薦者 : 眞崎睦子  所属 : メディア・コミュニケーション研究院  身分 : 

    「このおれがアイヌだよ」 
    知里真志保の生涯―アイヌ学復権の闘い / 藤本英夫. - 草風館 , 1994     北大ではどこにある?
    「知里君、北海道ならアイヌを見たかい」
    「アイヌが見たかったら、このおれがアイヌだよ」

    ……この「知里君」が辿った道(寄り道を含めて)
    どうぞ読んでみてください。

    「北海道に来たんだからこんな本でも読んでみよう」と
    思った私の心に、もっとも怒りを感じるのは
    誰でもない、この「知里君」なのだと思い知らされた一冊。

    登録日 : 2006-04-19     ぜひ読んでみてほしい



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