生命とは何だろう
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- 推薦者 : 大平具彦 所属 : メディア・コミュニケーション研究院 身分 :
私という存在を操縦している生命なるものの仕組みを知ろう
生物と無生物のあいだ / 福岡伸一. - 講談社(講談社現代新書) , 2007
北大ではどこにある? |
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目下(2007年8月時点)大評判の書である。生命というとすぐ自然科学と思うなかれ、科学についてのみならず、人間について、世界について関心がある者すべてにこの書は開かれている。生命の謎を解明してゆく分子生物学の最先端の探究を語りながら、いつの間にかこの本は、現代における科学のあり方や人間の生き方までをも、著者独特の広角レンズでみごとに浮かび上がらせてくれる。著者の語り口は一級のストーリー・テラーのように冴え渡っていて、読む者は、まるで冒険小説を読むように、生命の演ずる壮大なドラマにぐいぐいと引き込まれてゆく。知的興奮をたっぷりと与えられ... [続きを読む] |
登録日 : 2007-08-21
ぜひ読んでみてほしい
- 推薦者 : 柴田英昭 所属 : 北方生物圏フィールド科学センター 身分 :
生物地球化学に関するレビュー集
登録日 : 2007-05-31
学習に最適
- 推薦者 : 河合剛 所属 : メディア・コミュニケーション研究院 身分 :
Learn technical writing and life-saving skills together.
登録日 : 2007-05-31
学習に最適
- 推薦者 : 柴田英昭 所属 : 北方生物圏フィールド科学センター 身分 :
生態系生態学に関する教科書
登録日 : 2007-05-31
基本書
- 推薦者 : 柴田英昭 所属 : 北方生物圏フィールド科学センター 身分 :
森林のリター分解について学びたい方へお勧めします
登録日 : 2007-05-31
基本書
- 推薦者 : 柴田英昭 所属 : 北方生物圏フィールド科学センター 身分 :
森林流域での物質循環研究
登録日 : 2007-05-31
基本書
- 推薦者 : 柴田英昭 所属 : 北方生物圏フィールド科学センター 身分 :
生物地球化学、物質循環を本気で学びたい人は必読
登録日 : 2007-05-31
名著
- 推薦者 : 岸本晶孝 所属 : 理学研究科 身分 :
宗教と科学
The God Delusion / Richard Dawkins. - Bantam Press , 2006
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ドーキンス氏はこの書において、神が存在しないことがその存在することよりも圧倒的に確からしいことを、進化論的観点から示します。(ただし、ここでいう神とは、万物を創造し人間に賞罰を与える超自然的存在のことで、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の神が想定されています。)しかし、有史以来、人類は宗教とともに歩んできたようです。宗教を信奉するひとが無宗教のひととの相克に勝ち抜き、自然淘汰の試練を潜り抜けてきたからには、少なくとも宗教に存在価値があるからではないかという疑問が起こります。著者は、それが危険に満ちた環境での人類の生存に適した心... [続きを読む] |
登録日 : 2007-01-30
ぜひ読んでみてほしい
- 推薦者 : 岸道郎 所属 : 水産学研究科 身分 :
海洋生物学の座右の名著
登録日 : 2006-12-21
基本書
- 推薦者 : 川村周三 所属 : 農学研究科 身分 :
稲作の起源はどこか?
登録日 : 2006-08-15
ぜひ読んでみてほしい
- 推薦者 : 川村周三 所属 : 農学研究科 身分 :
日本文化の源流を探る
登録日 : 2006-08-15
ぜひ読んでみてほしい
- 推薦者 : 羽部朝男 所属 : 理学研究科 身分 :
大学で知性をみがこう
海馬 : 脳は疲れない / 池谷裕二, 糸井重里著. - 朝日出版社 , 2002.6
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受験勉強から解放されて、大学で学問をしようと考えている君に推薦します。専門に関係した本を読むのと同時に、自分の脳のしくみを知って、知性のみがき方を理解するのも大切だと思います。この本は、脳の働きについて、この本が書かれた時点での理解を対談形式で分かりやすく書かれています。勉強で行き詰まった時、どうやってそれを打開するのかにヒントを与えてくれると思います。 |
登録日 : 2006-03-01
ぜひ読んでみてほしい
- 推薦者 : 前沢政次 所属 : 医学研究科 身分 :
人間存在の奥深さを知る
認知症とは何か / 小澤勲著. - 岩波書店 , 2005.3
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自ら肺がんを抱えながら、老年精神医学における最大の課題「認知症」に取り組んできた著者。
認知症患者の微妙な認知のズレを知れば、彼ら彼女らも抱きしめたくなる。 |
登録日 : 2006-02-23
ぜひ読んでみてほしい
- 推薦者 : 前沢政次 所属 : 医学研究科 身分 :
北の小さな町にもすごい人がいる
登録日 : 2006-02-23
ぜひ読んでみてほしい
- 推薦者 : 佐野清 所属 : 北方生物圏フィールド科学センター 身分 :
研究者への道を志す人にお勧めの書
生命科学者になるための10か条 / 柳田充弘著. - 羊土社 , 1998.7
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この本は、昨年京大を退職され、文化功労者で分子生物学者であり、科学政策等に対する論客でもある柳田充弘博士による若者向けの生命科学者へのガイダンスの書です。研究生活がどんなものか分かるという点で大学初年時の学生諸君にも勧められます。また生命科学系の3,4年生や院生にとっては、いかに研究生活を送るかについての柳田博士の体験にもとづくアドバイスがつまっており、得るところが大きいでしょう。
内容を目次から抜粋して紹介すると、「自分なりの質問をしよう」「論文を読み分けよう」「助言と協力を得て実験をしよう」「実験を好きになるには」「... [続きを読む] |
登録日 : 2006-02-22
ぜひ読んでみてほしい
- 推薦者 : 高橋英光 所属 : 文学研究科 身分 :
脳はどこまでわかったのかがわかる本
海馬 : 脳は疲れない / 池谷裕二, 糸井重里著. - 朝日出版社 , 2002.6
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脳について科学はどこまで明らかにしたのか、を一般読者が楽しんで読めるように書いている。
わたし自身には脳と言語の関係が興味深かったが、脳科学、言語学、心理学、人類学、認知科学、情報工学、動物学、薬学などに興味ある人すべてにとってとても魅力的な本である。
元気のない時に読むと元気が出てくる本でもある。理系、文系に関係なくお薦めする。 |
登録日 : 2006-02-22
名著
- 推薦者 : 川村周三 所属 : 農学研究科 身分 :
イネを通して日本文化のルーツを探る
登録日 : 2006-01-24
ぜひ読んでみてほしい
- 推薦者 : 河野敬一 所属 : 理学研究科 身分 :
君の未来は全てDNAによって決まっていると思いますか?
遺伝子と運命 : 夢と悪夢の分岐点 / ピーター・リトル著 ; 美宅成樹訳. - 講談社 , 2004.12
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人のゲノムの全配列が決まりました。クローン人間を作ることも技術的には可能です。病気になりやすさを決める遺伝子、性格を決める遺伝子、いろいろなものが次々発見されています。君という人間はDNAで全て決まっているのでしょうか?努力しても無駄なのでしょうか?この本では、分子遺伝学者である著者が難解な専門用語を使わず、これらの疑問に答えてくれます。未来における架空の二人の女性の全く異なる運命をSF調に描くことから始まり、私たちの遺伝子と運命の関係を科学的に解き明かしてくれる異色の読み物です。
目次
1.夢と悪夢
2.なぜ... [続きを読む] |
登録日 : 2006-01-20
HOT TOPIC!(時事的なもの)
- 推薦者 : 山下正兼 所属 : 理学研究科 身分 :
生殖細胞 : 形態から分子へ / 岡田益吉, 長濱嘉孝編著. - 共立出版 , 1996.4
北大ではどこにある? |
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我々ヒトも含め、多くの多細胞生物の一生は卵と精子が合体(受精)することから始まる。卵や精子は生殖細胞と呼ばれる。生物を形づくる多くの細胞(体細胞)が、個体そのものを維持するために働くのに対し、生殖細胞は生 命を次世代に受け渡すために働く。卵や精子は高度に特殊化(分化)した細胞だが、ある意味では未分化なままで止まっている(あらゆる種類の細胞になりうる能力を持つ )細胞でもある。
このように、生殖細胞は「分化した未分化細胞」という一見矛盾する性質をもつ不思議な存在であるが、このおかげで生物は限られた個 体の寿命を越え、種を存... [続きを読む] |
登録日 : 2005-08-02
- 推薦者 : 山本興太朗 所属 : 理学研究科 身分 :
登録日 : 2005-08-02
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