推薦者: 佐野 清
所属: 北方生物圏フィールド科学センター
研究者への道を志す人にお勧めの書
タイトル(書名):
生命科学者になるための10か条
著者:
柳田充弘著
出版者:
羊土社
出版年:
1998.7
ISBN:
4897064287
北大所蔵:
推薦コメント
この本は、昨年京大を退職され、文化功労者で分子生物学者であり、科学政策等に対する論客でもある柳田充弘博士による若者向けの生命科学者へのガイダンスの書です。研究生活がどんなものか分かるという点で大学初年時の学生諸君にも勧められます。また生命科学系の3,4年生や院生にとっては、いかに研究生活を送るかについての柳田博士の体験にもとづくアドバイスがつまっており、得るところが大きいでしょう。
内容を目次から抜粋して紹介すると、「自分なりの質問をしよう」「論文を読み分けよう」「助言と協力を得て実験をしよう」「実験を好きになるには」「実験がスランプの時」「実験データを人に見せよう」「エクサイティングなデータ」「実験ノートの記録のしかた」「議論に参加しよう」「研究テーマを見つけよう」「論文を書こう」「学友をつくろう」「学位をとろう」「どこで大学院生活を送るか」「生命科学は楽しい(対談記事)」などがあります。
この書は雑誌の「実験医学」に連載されたものですが、面白いから連載中にCurrent Biology誌にも抄録されたということです。確かに、堅苦しくなくとても読みやすい本ですので、必ずしも生命科学系でない学生諸君にもお勧めです。
内容を目次から抜粋して紹介すると、「自分なりの質問をしよう」「論文を読み分けよう」「助言と協力を得て実験をしよう」「実験を好きになるには」「実験がスランプの時」「実験データを人に見せよう」「エクサイティングなデータ」「実験ノートの記録のしかた」「議論に参加しよう」「研究テーマを見つけよう」「論文を書こう」「学友をつくろう」「学位をとろう」「どこで大学院生活を送るか」「生命科学は楽しい(対談記事)」などがあります。
この書は雑誌の「実験医学」に連載されたものですが、面白いから連載中にCurrent Biology誌にも抄録されたということです。確かに、堅苦しくなくとても読みやすい本ですので、必ずしも生命科学系でない学生諸君にもお勧めです。
※推薦者のプロフィールは当時のものです。