生命とは何だろう
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- 推薦者 : 山崎健一 所属 : 地球環境科学研究院 身分 :
生物学の教科書の中では、最高の物
細胞の分子生物学 / Bruce Alberts [ほか] 著 ; 中村桂子, 松原謙一監訳. - ニュートンプレス , 2004.12
北大ではどこにある? |
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私が今までに出会った生物学の教科書の中では、最高の物である。版を重ねるごとに最新の情報を考慮に入れながら書き換えているだけでなく、生物学における重要な概念を出来るだけ分かりやすく解説しているので、読者を飽きさせない。
1300ページに及ぶ量には圧倒されるが、1ページ目から順に読む必要はない。パラパラページをめくって興味をそそられた図を見て読み始めればよい。
大切なのは自分の興味を引き出すことである。一度読み始めさえすれば、結局全部読みたくなる。本書は英語版が出ているが、大学院生以下の若い学生諸君には薦めません。英語版を読ん... [続きを読む] |
登録日 : 2005-08-02
- 推薦者 : 山下正兼 所属 : 理学研究科 身分 :
発生生物学 : 分子から形態進化まで / スコット F.ギルバート著 ; 塩川光一郎〔ほか〕訳. - トッパン , 1991.1-3
北大ではどこにある? |
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近年における生物学の発展はめざましいものがある。急速に発達した分子生物学的手法により、生命現象を分子の相互作用として捉え、その根本原理を物理・化学反応の言葉で明らかにする ことが可能になった。 特に最近は、生物の発生や脳の機能といった複雑な系でも分子レベルの解析が進められており、発生生物学や神経生物学は今、最も脚光を浴びている自然科学分野の一つである。
本書は現代の発生生物学におけるバイブルと呼べるもので、発生生物学を志す学生には必読の書である。また、それ以外の自然科学を志す学生にとっても本書から得るものは多いと思... [続きを読む] |
登録日 : 2005-08-02
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