「本は脳を育てる」について
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本は脳を育てる ~北大教員による新入生への推薦図書~ 

生き方

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  1. 推薦者 : 長堀紀子  所属 : 女性研究者支援室  身分 : 教員

    2025年、働き方はどうなっているか? 
    ワーク・シフト : 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図「2025」 = Work shift / リンダ・グラットン著 ; 池村千秋訳. - プレジデント社 , 2012     北大ではどこにある?
    ”2025年”に、今大学生の皆さんは、ちょうど30歳前後です。あなたはその時、どのような働き方をしていますか?

    自分の親世代の常識から、働き方の常識が大きく変わってきています。大きく3つのシフトが予測されています。「食えるだけの仕事」から意味を感じる仕事へ。忙しいだけの仕事から価値ある経験としての仕事へ。勝つための仕事からともに生きるための仕事へ。

    現在40代の私の世代でも、既にその変化は広がっています。

    自然に見聞きする情報だけで将来を考えてはもったいない。未来への理解を深め、幸せに生きるための働き方に興味がある方...  [続きを読む]

    登録日 : 2016-11-30     ぜひ読んでみてほしい

  2. 推薦者 : 髙橋 彩  所属 : 国際連携機構国際教育研究センター  身分 : 教員

    仕事・生き方を模索するあなたに 
    聞き書緒方貞子回顧録 / 緒方貞子 [述] ; 野林健, 納家政嗣編. - 岩波書店 , 2015     北大ではどこにある?
    本書をあえてキャリア支援の書として紹介したい。
    国連難民高等弁務官として様々な難局に立ち向かった緒方貞子氏には数々の賞賛があろう。また、本書は国際政治学、外交史、国際関係論など、いくつかの分野で貴重な資料ともなろう。
    しかし、ここでは緒方氏の人生が一人の人間と歩みとして描かれていることに注目したい。
    心あるその人が、仕事の各局面で、何を考え、どのような意思を持って、どう行動したのか。分野や進路を問わず、今後、社会の未来とどう向き合っていくのかを、読者自身が問われているようだ。

    登録日 : 2016-11-30     ぜひ読んでみてほしい

  3. 推薦者 : 長堀紀子  所属 : 女性研究者支援室  身分 : 教員

    将来のキャリアと”今”をつなげよう 
    大学生のためのキャリアデザイン : 大学生をどう生きるか / ヒューマンパフォーマンス研究会編 ; 三浦孝仁 [ほか執筆]. - かもがわ出版 , 2013     北大ではどこにある?
    学生向けに書かれた「キャリア」本が各種ある中で、キャリア開発の考え方と学びつつ「学生時代の今をどう過ごすか?」についての指南を与えてくれる本です。
    大学生の時期は、自分を理解し、自己管理能力を身につける大変良い時期です。やみくもに努力するよりも、キャリア開発の知識を持ったうえでの努力の方が、より成長につながると思います。

    登録日 : 2016-11-30     ぜひ読んでみてほしい

  4. 推薦者 : 長堀紀子  所属 : 女性研究者支援室  身分 : 教員

    社会は理不尽だ、、、それでも一歩踏み出そう! 
    Lean in (リーン・イン) : 女性、仕事、リーダーへの意欲 / シェリル・サンドバーグ著 ; 村井章子訳. - 日本経済新聞出版社 , 2013     北大ではどこにある?
    ある社会的に成功した女性の個人の経験をもとにしていますが、その時に感じた「壁」について、様々な統計と理論から多面的に考察しています。社会には女性にとって理不尽なことがまだまだたくさんあります。何故、理不尽を感じるのか?その仕組みについても解説されています。ひとつひとつの理不尽に対して「それは不公正である」ことを社会に伝える努力と、理不尽な現実を前提として自分がどう考え行動していくか、個人の戦略としての努力のどちらも必要ですが、それらをバランス考えていくことが大事だ、ということが分かる内容です。

    登録日 : 2016-11-30     ぜひ読んでみてほしい

  5. 推薦者 : 小林和也  所属 : 高等教育推進機構オープンエデュケーションセンター  身分 : 職員

    生き方について考えることをやめて何らかの実験を生きるには 
    千のプラトー : 資本主義と分裂症 / ジル・ドゥルーズ, フェリックス・ガタリ [著] ; 宇野邦一 [ほか] 訳. - 河出書房新社 , 1994     北大ではどこにある?
    生き方がわからないなんて不思議なお話だ。だって君は現に生きているのに? それでも問うてみたくなるのはなぜだろう。生きているのは苦しいし、悩みは耐えない。だからなぜこんなに苦労してまで生き続けなければならないの? どう生きればいい?と問いたくなるものだ。

    こういう時はたいてい「生き方」なんていう言葉遣いが分析・分節されてつくしていないからだ。こういう乱暴な言葉遣いには気をつけたほうがいい。「生き方」が違うから分かり合えません。じゃあどうやって人とやっていくのさ?

    言葉を分析するには、どうしたらいいだろう。こう考える...  [続きを読む]

    登録日 : 2016-11-30     基本書

  6. 推薦者 : 長堀紀子  所属 : 女性研究者支援室  身分 : 教員

    女性を”交渉が苦手”にさせているメカニズムとは? 
    そのひとことが言えたら… : 働く女性のための統合的交渉術 / L.バブコック, S.ラシェーヴァー著 ; 森永康子訳. - 北大路書房 , 2005     北大ではどこにある?
    女子学生の皆さんに質問です。
    「自分のほしいものを欲しいと言えますか?」
    「自分にふさわしい評価を求めていますか?」?”
    「パートナー(彼氏)に、フェアじゃないと思いつつ、何となく料理や家事を提供する側になっていませんか?」
    それは「女性は自分の気持ちを抑えるように周囲から期待され、気づかないうちにその期待に沿うように行動してしまっている」場合があるからです。その仕組みを理解してはじめて「どうすればよいか?」「どのように言えば良いか?」How toが役に立ちます。
    男子3人を育てている親として、女子も男子も「幸せなパー...  [続きを読む]

    登録日 : 2016-11-30     ぜひ読んでみてほしい

  7. 推薦者 : 池見真由  所属 : 経済学研究科  身分 : 教員

    今日の経済と社会と自分を見つめ直す 
    世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ / [ムヒカ述] ; くさばよしみ編 ; 中川学絵. - 汐文社 , 2014     北大ではどこにある?
    「経済」とは元々、お金を儲けることや利潤を増やすことではなく、経世済民、つまり世の中をうまく経(おさ)めて民を救済する・幸せにすることが本来の意味だったと思います。
    あなたは、ホセ・ムヒカ氏の立ち振る舞いや言葉に感銘し、彼の考え方を理解し、共感できる人であるでしょうか?
    そしてあなたは、現在の世界経済や国際社会のあり方に興味関心を向け、「こんなんじゃだめだ」と、自分のことのように危機感を感じられる人であるでしょうか?
    もしそうであれば、あなたは私にとって見ず知らずの他人ですが、それでも、自分のことのようにとても嬉しい...  [続きを読む]

    登録日 : 2016-11-29     ぜひ読んでみてほしい

  8. 推薦者 : 種村 剛  所属 : 高等教育推進機構 科学技術コミュニケーション教育研究部門(CoSTEP)  身分 : 教員

    生き方のフォームをつくる 
    うらおもて人生録 / 色川武大. - 新潮社 , 2014     北大ではどこにある?
    20数年前に大学生だった私は、麻雀に多くの時間を割いていました。そんなとき古本屋で『麻雀放浪記』(阿佐田哲也著)を見つけました。戦後の混乱期、博打で生きる人々の生き様が、筆者独特のリズムと文体で描かれていました。それに魅了された私は、阿佐田さんの書いた本を買い集め、読みふけりました。その過程で、阿佐田哲也(朝だ、徹夜)とは、色川武大さんのペンネームであることを知ったのでした。
    今回『うらおもて人生録』を推薦するにあたって、もう一度読み返してみました。この本の初出は1984年、今からもう30年以上になります。もうすっかり古びてしまってい...  [続きを読む]

    登録日 : 2016-11-28     ぜひ読んでみてほしい

  9. 推薦者 : 佐々木亨  所属 : 文学部  身分 : 教員

    「修行とは矛盾に耐えること」とは、名言?、迷言? 
    赤めだか / 立川談春. - 扶桑社 , 2015     北大ではどこにある?
     私がこの本に出会ったのは、つい最近です。それは、このところ落語に興味を持ってきたことに関係しています。著者の立川談春は、5年前に亡くなった立川談志の弟子です。
     談志は、名言、迷言、暴言の多い落語家でした。名言としては、「修行とは矛盾に耐えることである」、「己が努力、行動を起こさずに対象となる人間の弱みを口であげつらって、自分のレベルまで下げる行為、これを嫉妬という」など、短い文で人間の行為の本質を的確に捉えたものが多いです。この本には、その談志の弟子である談春の修業時代からの苦労話が、たくさん詰まっています。
     私は、...  [続きを読む]

    登録日 : 2016-11-27     ぜひ読んでみてほしい

  10. 推薦者 : 戸田 聡  所属 : 文学研究科  身分 : 教員

    いかに生きるか ―附属図書館企画「少年よ、学部を選べ」に寄せて― 
    『余の尊敬する人物』 他 / 矢内原忠雄 他. - 岩波書店 他 ,      北大ではどこにある?
    学内の知らせで、「少年よ、学部を選べ」という附属図書館企画があることを知ったが、この文章の主たる対象読者は既に学部を選んでしまっている学生諸君であるだろう。とすれば、今さら「学部を選べ!」と言われても「は?」といった応答しか返ってこないであろうことは必至である。むしろやはり、「生き方を選べ!」とか(ちと高圧的か?)、「いかに生きるか?」といった見出しで書くほうが、どのみち同じ内容だとしても、まだしも受け入れられやすいのではなかろうか。

     などと書きはしたものの、自分の人生論をぶつことができるほど筆者(戸田)は老成している...  [続きを読む]

    登録日 : 2016-11-25     ぜひ読んでみてほしい

  11. 推薦者 : 三上直之  所属 : 高等教育推進機構  身分 : 教員

    就職活動にやさしく効くクスリ 
    スコーレNo.4 / 宮下奈都. - 光文社 , 2009     北大ではどこにある?
    よい成績で高校を卒業し、親もとを遠く離れた国立大学に進学した麻子は、3年になって就職活動を始めようとして戸惑った。もともと少し不器用なところのある麻子は、説明会やパンフレットで会社の様子を見聞きしても、そこで自分が働いている姿が想像できない。働きたくないのではない。どんな仕事が自分に向いているのか全然思いつかないのだ。結局、唯一得意だと思える英語を生かした仕事を、というあいまいな動機で輸入貿易商社をいくつか受け、幸い給料のよい大手に入ることができた。ところが入社後、ろくな研修もないまま靴屋に出向させられ、知識も興味もない靴の売り...  [続きを読む]

    登録日 : 2016-11-24     ぜひ読んでみてほしい

  12. 推薦者 : 駒川 智子  所属 : 教育学研究院  身分 : 教員

    企業はブラックだけじゃない! 
    ホワイト企業 : 女性が本当に安心して働ける会社 / 経済産業省監修. - 文藝春秋 , 2013     北大ではどこにある?
    女性の活躍に向けた取り組みを本気で進めている企業があります。女性が働きやすく活躍できる企業は、男性にとっても私生活を大切にできる企業です。進路を考える前に読んでみてください。

    登録日 : 2016-11-23     HOT TOPIC!(時事的なもの)

  13. 推薦者 : 敷田麻実  所属 : 高等教育推進機構  身分 : 教員

    君は、「面白い研究」をつまらなくプレゼンできないはずだ 
    勝率2割の仕事論 : ヒットは「臆病」から生まれる / 岡康道. - 光文社 , 2016     北大ではどこにある?
    岡はクリエイティブディレクターであり、またコマーシャルを作成するプランナーの肩書きを持つ。大手の広告代理店に勤めた後、仲間と独立し「TUGBOAT(タグボート)」(広告代理店)の代表を努めている。その岡が本書で強調するのは、「仕事の勝率は2割でよい」ということではない。岡が、クライアントの要求を超えて、彼らが気づいていない隠れた意図を提案したり、メッセージ性の強い仕事をしていると、結果的に勝率は2割になってしまうということだ。

     彼の仕事と研究者の仕事の共通点は、「人の金」を使って仕事をしていることである。彼らはクライアントの資金を...  [続きを読む]

    登録日 : 2016-11-20     HOT TOPIC!(時事的なもの)

  14. 推薦者 : 敷田麻実  所属 : 高等教育推進機構  身分 : 教員

    この難しい時代のグローバル化政策を学ぶ 
    「文化」を捉え直す : カルチュラル・セキュリティの発想 / 渡辺靖. - 岩波書店 , 2015     北大ではどこにある?
    グローバリゼーションは、国際社会とは関係がない私たちの日常にも影響する。こちらの都合や好き嫌いにかかわらず、勝手に影響してくるのがグローバル化であって、自治体が意図して進めていく国際化とは大きな差がある。大学の近くの保育園には、異なる国々の子供たちが通う保育園をよく見かけるが、地域が好んでインターナショナルスクールを誘致したのではない。立地する大学の教職員、留学生の影響で結果的にそうなったのだ。

     このようにグローバル化の中では、新しい文化が遠慮なく地域に入ってくる。しかしその一方で、固有の伝統文化の維持は難しくなってき...  [続きを読む]

    登録日 : 2016-11-20     HOT TOPIC!(時事的なもの)

  15. 推薦者 : 敷田麻実  所属 : 高等教育推進機構  身分 : 教員

    調査で「なぜ」と聞いてはいけない 
    途上国の人々との話し方 : 国際協力メタファシリテーションの手法 / 和田信明, 中田豊一著. - みずのわ出版 , 2010     北大ではどこにある?
    本書の筆者である和田と中田は国際協力のベテランであり、アジアなどの途上国の現場で学んだこと、特に、相手の状態を理解する調査について、ていねいに解説している。相手を知ることの第一は観察であるが、その次は質問を介したコミュニケーションである。それは地域調査でのやり取りでも同じである。

     彼らは「問題は何か」や「原因は何か」と相手に聞いてはいけないと述べる。例示された、医者は患者を前に「なんで熱があるのか?」と聞くのではなく、医者が聞くべきは「いつから熱が出たのか」という事実であるというアドバイスは、まったく当を得ている。考え...  [続きを読む]

    登録日 : 2016-11-20     ぜひ読んでみてほしい

  16. 推薦者 : 天野 麻穂  所属 : 大学力強化推進本部 URAステーション  身分 : その他

    科学者を目指したいけれど、不安や悩みが尽きない学生さんへ 
    科学者の卵たちに贈る言葉 : 江上不二夫が伝えたかったこと / 笠井 献一. - 岩波書店 , 2013年     北大ではどこにある?
    戦後日本の生命科学を牽引した一人である、江上不二夫先生にまつわるエピソードを、お弟子さんの笠井献一先生がエッセイとしてまとめた本です。

    「研究」を「しごと」や「人生」に置き換えて読むこともできそうなので、科学者を目指す新入生はもちろん、どの道に進もうか、将来のことで悩んでいる大学院生や研究員の方にも、ぜひ薦めたい一冊です。

    たとえば、世の中には「つまらない研究」なんて存在しない。本質的なものを見つけ出そう、という高い志をもっていれば、不可欠で立派な研究だから。大事なのは、自然を素直にみつめて、謙虚に接すること。
    [続きを読む]

    登録日 : 2016-11-18     ぜひ読んでみてほしい

  17. 推薦者 : 瀬名波栄潤  所属 : 文学部  身分 : 教員

    男性性研究の古典 
    男同士の絆 : イギリス文学とホモソーシャルな欲望(原タイトル:Between men) / イヴ・K・セジウィック. - 名古屋大学出版会 , 1985年(原書)、2001年(翻訳)     北大ではどこにある?
    この本が男社会の見方を変えた!

    登録日 : 2016-11-14     名著

  18. 推薦者 : 瀬名波栄潤  所属 : 文学部  身分 : 教員

    クイア理論の古典 
    クローゼットの認識論 : セクシュアリティの20世紀(原タイトル:Epistemology of the closet) / イヴ・K・セジウィック. - 青土社 , 1990年(原書)、1999年(翻訳)     北大ではどこにある?
    セクシュアリティやLGBTを理解するための必読本

    登録日 : 2016-11-14     名著

  19. 推薦者 : 中村重穂  所属 : 国際連携機構国際教育研究センター  身分 : 

    今読まずにいつ読むか。 
    言論・出版の自由 / ジョン・ミルトン. - 岩波書店 , 2008     北大ではどこにある?
    つい最近、マスメディアに対する権力側の幾つかの横暴とも言える対応が報道された。報道機関やジャーナリストたちはそれなりに危機感を示しているもののいよいよ政治権力が牙をむき始めた、という慄然たる思いがする。大学に身を置く我々にとって大切な、日本国憲法で保障されている学問・良心の自由もいつ危うくなるか分からない。その前に読んでおくべきものとしてこの本を推薦しておく。

    登録日 : 2016-09-24     名著

  20. 推薦者 : 中村重穂  所属 : 国際連携機構国際教育研究センター  身分 : 

    いつの時代にも共通する「悶々」 
    恋愛論 / スタンダール. - 岩波書店 ,      北大ではどこにある?
    スタンダールの『恋愛論』と言えば、「結晶作用」や「恋愛の四分類」であまりにも有名であるが、これらのことばだけが一人歩きしてしまっている観がなきにしもあらずである。この本は、周知のようにスタンダール自身がある女性との恋愛に悶々としていた経験を下敷きにして、当時のヨーロッパの知識人の12世紀から18世紀にわたる古典的教養を背景として書かれた人間観察の集成と言えるものである。そこに描かれる様々な恋愛事情の「悶々」は、21世紀日本の我々には分かりにくい部分や、今なら御法度になる部分を含んではいるものの恋愛という経験について今なお教えてくれると...  [続きを読む]

    登録日 : 2016-09-24     名著

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