「本は脳を育てる」について
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本は脳を育てる ~北大教員による新入生への推薦図書~ 

生き方

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  1. 推薦者 : 森川正章  所属 : 地球環境科学研究院  身分 : 

    柔軟な思考能力を鍛えるのに最適な書 
    なぜ、それを考えつかなかったのか? / チャールズ W マッコイ Jr(ルディー和子訳). - ダイヤモンド社 , 2003     北大ではどこにある?
    本書は合理的な思考や意思の決定の仕方について例をあげながら教えてくれます。
    ひとはついつい先入観にとらわれて物事をあいまいなまま判断しがちです。
    私たちが陥りやすい勘違いや錯覚を指摘してくれるので、なるほどと思わせるところがたくさんあります。

    登録日 : 2014-04-10     

  2. 推薦者 : 河合剛  所属 : メディア・コミュニケーション研究院  身分 : 

    道を極むる者を極道といふ 
    シャングリ・ラの夢 原信太郎が描き続ける理想郷 (DVD) / 原信太郎 (出演), 久地浦恭寛 (監督). - TCエンタテインメント , 2012     北大ではどこにある?
    Noburato Hara was born in a wealthy family and spent a fortune on trains. He photographed them, made home movies about them, rode them, and occasionally drove them. His biggest accomplishment was his model train collection that he built from scratch. Check out his own private model railway company -- the Shangri La -- on his DVD.

    Visit his museum at:
    http://www.hara-mrm.com/

    登録日 : 2013-04-11     ぜひ読んでみてほしい

  3. 推薦者 : 中村重穂  所属 : 国際連携機構国際教育研究センター  身分 : 

    東大入試問題から見える「倫理」 
    東大入試 至高の国語「第二問」 / 竹内康浩. - 朝日新聞出版 , 2008     北大ではどこにある?
    過去のある時期、東京大学の入学試験(二次試験)の現代国語の第二問は、200字以内で作文を書かせるという問題だった。この本は、その「第二問」を分析して東大が年度に関わりなく執拗に問おうとしたものを明らかにしていくという著作である。著者の竹内氏によれば、「底流には『死』という大問題があって、死を見ることで『生きること』について考えさせる」(「あとがき」より)というのがこの問題の勘所となっている。これだけ読むと、入試問題から人生訓を牽強付会しているような印象を与えてしまうかもしれないが、この本の真骨頂は、後半に進むに従って「死(と生)」の問題...  [続きを読む]

    登録日 : 2012-11-19     ぜひ読んでみてほしい

  4. 推薦者 : 河合剛  所属 : メディア・コミュニケーション研究院  身分 : 

    a montage of a fighter pilot who wanted to live 
    永遠の0 (ゼロ) / 百田尚樹. - 太田出版 , 2006     北大ではどこにある?
    I teach 99 percent of Hokudai's entire freshman class. 99 percent of all undergraduates have taken a course that I teach. They may not remember me, nor do I remember all of them, but as a whole generation, I do have a clear impression of who my students are. One characteristic is that our students rarely if ever exert themselves to the fullest. What they believe is an honest effort is, sadly, barely a start compared to people who lived during and after the war. This book is about a fictitious navy aviator (they weren't called pilots back then) who, after a one-week marriage, determines not to get killed so he can return home, see his wife, and meet his baby girl. The individuals are imaginary but the stories are not. Most Hokudai students will shed a tear reading this story. Whiners shoul...  [続きを読む]

    登録日 : 2012-07-03     ぜひ読んでみてほしい

  5. 推薦者 : 河合剛  所属 : メディア・コミュニケーション研究院  身分 : 

    risk life for adventures 
    The Heart of the Great Alone: Scott, Shackleton, and Antarctic Photography / David Hempleman-Adams. - The Royal Collection , 2011     北大ではどこにある?
    Risking your life for adventure and exploration are not as fashionable these days as it was in the 19th century. Consider, for example, the death of Noguchi Hideyo to yellow fever. Or the death of Robert Falcon Scott and his team in their race to the South Pole. The photographs in this book are rare records of what mankind has done, and perhaps ought to continue to do, in the search of science, curiosity, and glory.

    登録日 : 2012-02-24     ぜひ読んでみてほしい

  6. 推薦者 : 河合剛  所属 : メディア・コミュニケーション研究院  身分 : 

    read, weep, and live 
    二式大艇空戦記 -- 海軍801空搭乗員の死闘 / 長峯 五郎. - 光人社 , 2006     北大ではどこにある?
    I picked up this book because I am a floatplane pilot (a floatplane is a plane that takes off and lands on water).
    The wife of my good friend (also a floatplane pilot) was named Emily.
    Emily is the code name given by the Allies to the Imperial Japanese Navy Type 2 Flying Boat.

    Although readers of this book would be helped with a bit of aviation knowledge (the book does not explain how airplanes fly, nor how the Type 2 Flying Boat was built and flown), readers will not miss the anguish and dedication Goro Nagamine endured before, during, and after his kamikaze tokko attack.
    No, he was not unafraid. No, he did not volunteer. No, he was not killed in action.
    He was young, energetic, and full of life. Just like you.

    Read an honest stor...  [続きを読む]

    登録日 : 2009-06-08     ぜひ読んでみてほしい

  7. 推薦者 : 鍋島孝子  所属 : メディア・コミュニケーション研究院  身分 : 

    シングルマザーの人類愛 
    魅せられたる魂 全5巻 / ロマン・ロラン. - 岩波文庫 , 1954-1956, 1989年     北大ではどこにある?
     ロマン・ロランは20世紀のフランス人作家で、平和活動家。現在ではほとんど読まれなくなってしまいましたが、かつてはそのヒューマニズムに感激した読者が世界中にいました。
     「魅せられたる魂」とは人を愛することに魅了され、愛し抜く人間のこと。主人公は裕福なフランス人女性でしたが、未婚の母となり、社会の様々な局面を生きることになります。
     「大河小説」とはロランの造語。社会の偏見や戦争、イデオロギーの対立の中で個人の精神性が成長していく様を鮮やかに描いています。特に、傷ついた敵の兵士をかばって民衆に立ちはだかる姿は圧巻です。
    ...  [続きを読む]

    登録日 : 2007-02-24     ぜひ読んでみてほしい

  8. 推薦者 : 西昌樹  所属 : メディア・コミュニケーション研究院  身分 : 

    いつの時代も青春は 
    青が散る (宮本輝全集 第3巻) / 宮本輝. - 新潮社 , 1992     北大ではどこにある?
    青春小説の傑作。「世界の中心で...」も「電車男」もあるが、珍しく小説を推薦するのは、この作品がいかに心を打つかということである。まあ読んでみてほしい。痛切な結末に至るこの小説には、いつの時代にもある若者の悩みが描かれている。本物の小説とはこれである。同じ作者の短編「泥の河」、「[続きを読む]

    登録日 : 2007-02-20     ぜひ読んでみてほしい

  9. 推薦者 : 煎本孝  所属 : 文学研究科  身分 : 

    アイヌの世界観を知ろう 
    アイヌの世界観 : 「ことば」から読む自然と宇宙 / 山田孝子. - 講談社 , 1994.8     北大ではどこにある?
    クマ・オオカミ・シマフクロウ・・・・・。魚の満ちあふれる川、シカが群れつどう山。大自然をアイヌはカムイ(神)としてとらえる。彼らの信仰はいかにして形成されたのか?「ことば」が「生活世界」を切り取るプロセス。秘密はそこにある。北の民の世界観がいま、認識人類学の立場から鮮やかに解明される。

     本書の内容
     ・プロローグ
     ・アイヌの宇宙観
     ・霊魂とカムイ
     ・アイヌの植物命名法
     ・動物の分類と動物観
     ・諸民族との比較
     ・世界観の探求−認識人類学的アプローチ

    登録日 : 2007-02-12     学習に最適

  10. 推薦者 : 煎本孝  所属 : 文学研究科  身分 : 

    自然とは?文化とは?人類学とは? 
    文化の自然誌 / 煎本孝. - 東京大学出版会 , 1996.6     北大ではどこにある?
     海女がつかうヤマタテの技、森林インディアンが見るトナカイの夢、自然に密着して生きる人間の行動戦略とは?主要目次・自然と文化の人類学、・海女の自然誌、・森林インディアンの自然誌。



    登録日 : 2007-02-12     学習に最適

  11. 推薦者 : 煎本孝  所属 : 文学研究科  身分 : 

    空想すくすく、ノンフィクション文庫版 
    カナダ・インディアンの世界から / 煎本孝. - 福音館書店 , 2002.11     北大ではどこにある?
    トナカイを求めて、凍てつく雪原を来る日も来る日も犬橇を走らせるカナダ・インディアンの男たち。「トナカイは人が飢えている時、その肉を与えに自分からやってくるものだ」と彼らは言う。本書は、その魂に、“自然”の力を宿し、季節と共にその内なる力を育みつつ生きてゆく人びとの、たぐいまれなる記録である。丹念な取材に裏付けされた事実に基づく自然誌、成熟した読者にも読み応えのある作品。

    登録日 : 2007-02-12     名著

  12. 推薦者 : 高井哲彦  所属 : 経済学研究科  身分 : 

    世界を目指すグローバルな若者のバイブル 
    深夜特急 / 沢木耕太郎. - 新潮社 , 1986-1992     北大ではどこにある?
    著者はある日突然、乗り合いバスによる貧乏旅行を思いつく。香港・マカオ、マレー半島・シンガポール、インド・ネパール、そしてシルクロードを経て、トルコ・ギリシャ・地中海、最後に南ヨーロッパ・ロンドン。その旅程は著者自身の成長過程でもあり、とくに異文化と出会う前半部は新鮮だ。

    21歳のぼくがはじめてインドを訪れたのも、突然だった。ロンドン滞在から帰国する際に思い立って、インド経由に変更したのだった。ヴァラナシ=コルコタ間の夜行2等席では、トイレに往復する人が肩の上を踏んで歩くほど鮨詰めの満員立席で、ショックの余り言葉が話せなくなっ...  [続きを読む]

    登録日 : 2006-08-21     ぜひ読んでみてほしい

  13. 推薦者 : 内田努  所属 : 工学研究科  身分 : 

    「西堀流」創造的生き方のお話です。 
    [新版]石橋を叩けば渡れない。 / 西堀栄三郎. - 生産性出版 , 1999     北大ではどこにある?
    第1次南極越冬隊長、東芝では真空管の研究者、ヒマラヤ登山隊長、など様々な経歴を持つ著者が、その生き方のヒントをいっぱい紹介している本です。
    「人間というものは経験を積むために生まれてきた」
    「欠点は個性であり、変えるのではなく生かすものである」
    「創意工夫する能力こそは、神が人間に与えた特権」
    など、随所に腑に落ちる言葉が出てきます。
    また特に理系の人には、「科学」と「技術」の違いについて考えてみていただければと思います。
    そして科学者として、あるいは技術者としてどんな風に生きていったら良いか、考えてみてください。

    登録日 : 2006-06-08     

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