現代社会について考える
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- 推薦者 : 西昌樹 所属 : メディア・コミュニケーション研究院 身分 :
表象文化論関係
登録日 : 2006-02-21
基本書
- 推薦者 : 西昌樹 所属 : メディア・コミュニケーション研究院 身分 :
表象文化論関係
登録日 : 2006-02-21
基本書
- 推薦者 : 野坂政司 所属 : 情報基盤センター 身分 :
ことばの地盤を掘り返してみよう
声の文化と文字の文化 / W.J.オング [著] ; 桜井直文, 林正寛, 糟谷啓介訳. - 藤原書店 , 1991.10
北大ではどこにある? |
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無文字社会の文化がどのように成立し、どのように伝承されていたかということは、想像も難しいし、考える糸口がどこにあるかも見つけにくい問題でしょう。
文字を手にした人間が、その後さらに多彩な表現メディアを獲得しつつ今日の情報文化社会を生活環境とするに至る過程で、声の文化がどのように生き延びてきたか、あるいは生きる環境を制限されてきたかという問題性は簡単には扱いきれない大きな問題です。
本を読んで考える、考えたことを書く、という文字という形を持ったことばに直面する作業は、大学において基本的かつ日常的な行動ですが、電子的メ... [続きを読む] |
登録日 : 2006-02-21
名著
- 推薦者 : 隅田明洋 所属 : 低温科学研究所 身分 :
生態系や地球環境が維持されるシステムの理論科学を数式を使わずに概説
持続不可能性 : 環境保全のための複雑系理論入門 / サイモン・レヴィン著 ; 重定南奈子, 高須夫悟訳. - 文一総合出版 , 2003.10
北大ではどこにある? |
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地球環境が今後どのように変化していくのかについては様々な情報が利用可能である。しかし、なぜそう考えられるのか、を知るための科学的な基礎知識は、専門家以外には得られにくい。その科学的な基礎知識のひとつは、「複雑系」に対する理解である。
本書は、人間を含む多くの生物とそれをとりまく物理環境とで構成される「複雑系」がどのように成り立ち、関係しあい、維持されるか、について解説し、複雑系への理解が地球環境問題の解決に不可欠であることを教えてくれる一般書である。おそらく高校までの学習では得られない新たな科学的思考をインスパイアしてく... [続きを読む] |
登録日 : 2006-02-10
HOT TOPIC!(時事的なもの)
- 推薦者 : 煎本孝 所属 : 文学研究科 身分 :
アイヌの世界観を知ろう
アイヌの世界観 : 「ことば」から読む自然と宇宙 / 山田孝子著. - 講談社 , 1994.8
北大ではどこにある? |
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クマ・オオカミ・シマフクロウ・・・・・。魚の満ちあふれる川、シカが群れつどう山。大自然をアイヌはカムイ(神)としてとらえる。彼らの信仰はいかにして形成されたのか?「ことば」が「生活世界」を切り取るプロセス。秘密はそこにある。北の民の世界観がいま、認識人類学の立場から鮮やかに解明される。本書の内容・プロローグ、・アイヌの宇宙観、・霊魂とカムイ、・アイヌの植物命名法、・動物の分類と動物観、・諸民族との比較、・世界観の探求−認識人類学的アプローチ |
登録日 : 2006-02-09
基本書
- 推薦者 : 煎本孝 所属 : 文学研究科 身分 :
空想すくすく、ノンフィクション文庫版
カナダ・インディアンの世界から / 煎本孝作. - 福音館書店 , 2002.11
北大ではどこにある? |
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トナカイを求めて、凍てつく雪原を来る日も来る日も犬橇を走らせるカナダ・インディアンの男たち。「トナカイは人が飢えている時、その肉を与えに自分からやってくるものだ」と彼らは言う。本書は、その魂に、“自然”の力を宿し、季節と共にその内なる力を育みつつ生きてゆく人びとの、たぐいまれなる記録である。丹念な取材に裏付けされた事実に基づく自然誌、成熟した読者にも読み応えのある作品。 |
登録日 : 2006-02-09
名著
- 推薦者 : 隅田明洋 所属 : 低温科学研究所 身分 :
地球環境問題を題材にしたスリラー小説
State of fear / Michael Crichton. - HarperCollins , 2004
北大ではどこにある? |
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もしあなたが地球環境問題をとりまく科学と政治的問題について興味があるなら、しかし専門書を読むほどパワーがあるわけではないなら、そしてついでに英語の勉強もしたいなら、この本を推薦する。著者はジュラシックパークやTVシリーズERで有名なマイケルクライトンである。素人目で見るといかにも書かれてあることが本当らしく見えるが内容はもちろんフィクションである。しかし、小説中に引用されている、科学専門誌恐怖の存在』も出ています。(北分館2008/03/07) |
登録日 : 2006-02-09
HOT TOPIC!(時事的なもの)
- 推薦者 : 煎本孝 所属 : 文学研究科 身分 :
自然とは?文化とは?人類学とは?
文化の自然誌 / 煎本孝著. - 東京大学出版会 , 1996.6
北大ではどこにある? |
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海女がつかうヤマタテの技、森林インディアンが見るトナカイの夢、自然に密着して生きる人間の行動戦略とは?主要目次・自然と文化の人類学、・海女の自然誌、・森林インディアンの自然誌。 |
登録日 : 2006-02-09
基本書
- 推薦者 : 煎本孝 所属 : 文学研究科 身分 :
変容著しい東北アジアの文化と言語の現在を読み解く!
東北アジア諸民族の文化動態 / 煎本孝編著. - 北海道大学図書刊行会 , 2002.2
北大ではどこにある? |
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日本、ロシア、中国、モンゴルを含む東北アジアには、広大で多様な環境が展開している。それは、民族学(文化人類学)的には北アジア、中央アジア、東アジアを含む地域である。生態的にも、地理的にもけっして閉鎖的な地域ではないこの多様な環境に生活する人々は、さまざまな文化と言語とをもっている。本書では東北アジアの文化と言語の動態を多角的に比較検討し、東北アジアの現在について考察する。 |
登録日 : 2006-02-09
基本書
- 推薦者 : 河合剛 所属 : メディア・コミュニケーション研究院 身分 :
So this is how knowledge is put together
Guns, germs, and steel : the fates of human societies / Jared Diamond. - W.W. Norton , 2003
北大ではどこにある? |
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Jared Diamond's Pulitzer-winning book of how geography affects
civilizations is one example of how bits and pieces of scientific
fact are put together to form a testable hypothesis. While some may
disagree with Diamond's conclusions, it is difficult to disagree with
his logic.
Scientists (whom I define as any person practicing the scientific
method) base their argument on observable facts and procedures
suitable for interpreting those facts. As a scientist, I constantly
search for generalizable, universal rules or tendencies that predict
outcomes of yet-to-be-observed phenomena.
In his quest for rules that govern the rise and propagation of
civilizations, Diamond shows us how broa... [続きを読む] |
登録日 : 2006-02-08
名著
- 推薦者 : 橋本雄一 所属 : 文学研究科 身分 :
地理と経済をアジアで学ぶ
登録日 : 2006-01-22
学習に最適
- 推薦者 : 大平具彦 所属 : メディア・コミュニケーション研究院 身分 :
世界を知るには自分を知ろう――日本の文化のDNAを知る最良の書
二重言語国家・日本 / 石川九楊著. - 日本放送出版協会 , 1999.5
北大ではどこにある? |
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著者は書道家として知られる一方、文字を通じ、われわれの日本文化(漢字・かな文化)について、中国文明(漢字文明圏)、ヨーロッパ文明(アルファベット文字文明圏)など世界全体の文明構造の中から解き明かす著作と論考を数多く発表しており、本書はその代表作。われわれが何気なく使っている漢字、かな、そして明治以降のアルファベットを通して、われわれの歴史、文化、ものの考え方の特徴が、それこそ目からウロコが落ちるように見えてくる。のみならず、現在の米中、日中関係すらも透けて見えてくるのは著者の思索の深さゆえか。同著者の『[続きを読む] |
登録日 : 2006-01-14
ぜひ読んでみてほしい
- 推薦者 : 樽本英樹 所属 : 文学研究科 身分 :
国際社会学 : 国家を超える現象をどうとらえるか / 梶田孝道編. - 名古屋大学出版会 , 1996.4
北大ではどこにある? |
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国民国家システムというグローバルな構造が変動し、様々な側面から「国際化」が生じている。それに伴い、「社会」を社会現象の分析 枠組とすることに疑問符がつけられるようになった。ではどのような問題にどのようなアプローチを行えばよいのか。
この疑問に「国際社会学」という立場で答えようとしているのが本書である。トランスナショナルな主体、グローバライゼイション、エスニシティ、ナショナリズム、人の国際移動等のテーマを掲げながら、「国際社会学」という新たな分野を開拓しようとしている意欲作である。 |
登録日 : 2005-08-02
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