言語学・語学 一つ上のジャンルへ
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- 推薦者 : 高橋英光 所属 : 文学研究科 身分 :
北大の全学教育から誕生した言語学の本
言葉のしくみー認知言語学のはなしー / 高橋英光. - 北海道大学出版会 , 2010
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なぜ言葉は自分の思いをそのまま伝えてくれないのか、なぜ母語の学習はふつう成功するのに外国語の学習は失敗するのか、交通標識などの記号と言語の共通点は何か相違点は何か、日本語は特殊な言葉か否か、日本語のようなS0V言語と英語のようなSVO言語はどちらが多いのか、ヒトはなぜメタファーが好きなのか、「明日は忙しくて、ごめんなさい」はなぜ断りになるのか、そもそもなぜどの言語にも語彙と文法があるのか、などの疑問をもったことはないだろうか。
本書は、これらの疑問に触れながら言葉のしくみを丁寧に噛み砕いて説明する。豊富なエピソードとイラス... [続きを読む] |
登録日 : 2010-03-10
ぜひ読んでみてほしい
- 推薦者 : 中村重穂 所属 : 国際連携機構国際教育研究センター 身分 :
一つの国を知るということ
オーストラリアの言語教育政策 / 青木麻衣子. - 東信堂 , 2008
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オーストラリアという国は、私が小学生の頃(!)は「白豪主義」というキーワードとともに社会科で教えられていた。しかし、その後この国は「白豪主義」から「多文化主義」へと大きな方針転換を遂げることになる。本書は、オーストラリアの言語教育政策に焦点を絞って、上記の方針転換過程でそこに浮かび上がる「国家統合」と「多文化主義」の緊張関係を明らかにした労作である。しかし、ただ言語教育政策の検討だけでなく、(比較)教育研究や地域研究、マイノリティ研究に関してもこの本が提供してくれる知見は多い。広い意味での社会科学研究とは何かを、そしてまた、その方法... [続きを読む] |
登録日 : 2010-01-14
ぜひ読んでみてほしい
- 推薦者 : 清水誠 所属 : 文学研究科 身分 :
比較言語学の最前線
登録日 : 2009-08-31
ぜひ読んでみてほしい
- 推薦者 : 高見敏子 所属 : メディア・コミュニケーション研究院 身分 :
2年間で英語を100万語読もう―英語多読図書の薦め
登録日 : 2008-10-01
学習に最適
- 推薦者 : 清水賢一郎 所属 : メディア・コミュニケーション研究院 身分 :
楽しみながら中国語を学ぶ入門書
登録日 : 2007-12-06
学習に最適
- 推薦者 : 吉野悦雄 所属 : 経済学研究科 身分 :
正しい日本語を書くために
登録日 : 2007-06-01
学習に最適
- 推薦者 : 清水誠 所属 : 文学研究科 身分 :
未知の言語の全体像が手に取るようにわかる
「言葉のしくみ」シリーズ / . - 白水社 , 2005-
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世界の言語に興味があっても、具体的に学ぶとなると、尻込みしてしまうことが多いものです。白水社の「言葉のしくみ」シリーズは、まったく未知の外国語の構造がだれにでも無理なく理解でき、最後まで通読できる、という点をコンセプトとした、CDつきのまったく新しいタイプの言語学入門叢書です。難しい文法用語はいっさい使わず、扱うトピックを厳選して、腕利きの若い編集者が一人ですべての巻をまとめあげ、どれも均質で無理のない内容に仕上がっています。
これまで出版されたのは16言語で、「[続きを読む] |
登録日 : 2007-06-01
基本書
- 推薦者 : 河合剛 所属 : メディア・コミュニケーション研究院 身分 :
Learn technical writing and life-saving skills together.
登録日 : 2007-05-31
学習に最適
- 推薦者 : 清水誠 所属 : 文学研究科 身分 :
世界のことばの多様性に目を向けよう
世界のことば・出会いの表現辞典 / 石井米雄・千野栄一(編). - 三省堂 , 2004
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同じ人間に生まれて、外国語ほど不思議なものはありません。大学生になったことを実感するのは、多くの場合、英語以外の外国語を学ぶという、時には苦しい体験を通じてではないでしょうか。現在、世界で起こっているさまざまの問題も、ことばを通じてとらえ直すとき、別の角度から問題の本質が見えてくることがあります。世界の言語は本当に多様であって、異質な歴史的文化的背景の一端を垣間見るとき、だれでも大きな驚きを覚えることでしょう。
ことばそのものは、すべての話者にとって本質的に固有で、しかも平等なものであるはずです。わたしたち日本人には、... [続きを読む] |
登録日 : 2007-02-26
ぜひ読んでみてほしい
- 推薦者 : 煎本孝 所属 : 文学研究科 身分 :
変容著しい東北アジアの文化と言語の現在を読み解く!
東北アジア諸民族の文化動態 / 煎本孝編著. - 北海道大学図書刊行会 , 2002.2
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日本、ロシア、中国、モンゴルを含む東北アジアには、広大で多様な環境が展開している。それは、民族学(文化人類学)的には北アジア、中央アジア、東アジアを含む地域である。生態的にも、地理的にもけっして閉鎖的な地域ではないこの多様な環境に生活する人々は、さまざまな文化と言語とをもっている。本書では東北アジアの文化と言語の動態を多角的に比較検討し、東北アジアの現在について考察する。 |
登録日 : 2007-02-12
基本書
- 推薦者 : 陳省仁 所属 : 教育学研究科 身分 :
翻訳哲学書は何故読みにくいか
登録日 : 2007-02-10
ぜひ読んでみてほしい
- 推薦者 : 花井一典 所属 : 文学研究科 身分 :
待望の名著復刊
ラテン広文典 / 泉井 久之助. - 白水社 , 2005
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ラテン語入門書は数多いが、これはウェルギリウスの叙事詩『アエネイス』の翻訳や、言語学者フンボルトの紹介、研究で知られる一代の碩学がものしただけあって単なる語学書ではない。どの行間にも自ずと滲む底知れぬ無言の学識、悠揚迫らざるおおどかな叙述、それはひとつの作品の風格を備えており、読者は触角さえ伸ばせばどこからでも言語の深みにはまるようにできている。本書味読の後では人はラテン語の(否、総じて外国語の)修得を「ただの語学」呼ばわりすることを恥じるであろう。 |
登録日 : 2006-08-15
名著
- 推薦者 : 園田勝英 所属 : 言語文化部 身分 :
最良の英単語参考書
登録日 : 2006-02-22
学習に最適
- 推薦者 : 河合剛 所属 : メディア・コミュニケーション研究院 身分 :
Historical linguistics at its best
The American heritage dictionary of Indo-European roots / revised and edited by Calvert Watkins. - Houghton Mifflin , 2000
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Archaeology tells us where ancient people lived, what food they ate, what tools they used. But it doesn't tell us much about their religion, family structure, or knowledge of the world. Language tells
us more than material artifacts.
Watkin's book is mostly a dictionary. Read the introduction (not the dictionary) to learn how people 8,000 years ago viewed the world. The Indo-European family of languages includes English, Dutch, Danish, French, German, Latin, Greek and Sanskrit. Their ancestors spoke a common language. By reconstructing a common ancestral language, we learn more than the remaining historical record.
From words common in all existing languages, we know the proto-Indo-Europeans (as they are called) formed a patriarchal society, kept liv... [続きを読む] |
登録日 : 2006-02-08
名著
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