推薦者: 栗原 秀幸
所属: 水産科学院・水産科学研究院
理科系というよりは大人の作文技術?!
タイトル(書名):
理科系の作文技術
著者:
木下是雄著
出版者:
中央公論社
出版年:
1981.9
ISBN:
4121006240
北大所蔵:
推薦コメント
これまで皆さんは「作文」や「読書感想文」などの文章を書いてきました。しかし,このような文章を書く機会はこれから激減します。大学に入り,やがて社会に出る皆さんにとって,これから書く文章の多くは,「書いている自分と読む他人が,まったく同じ内容を頭に描くことができる文章」です。理系の実験レポート,文系のレポート,学位をとるための論文,社会に出たら出張や業務の報告書等々です。
皆さんの多くはこのような文章を書くトレーニングをすることなく,大学まで進んだはずです(私もそうでした)。この本を読むと,どんな文章を書くと他人に「ひとつの意味を伝えられるか」がわかります。多くの大学の先生も学生時代にはこの本のお世話になっているのではないかと思います(私も卒業論文を書く前に指導教員に「読みなさい」と進められました)。
タイトルを見ると文系の学生は手を出しにくいかもしれませんが,文系・理系に関係なく参考になります。他人に伝える文章の書き方を学んでみましょう。
皆さんの多くはこのような文章を書くトレーニングをすることなく,大学まで進んだはずです(私もそうでした)。この本を読むと,どんな文章を書くと他人に「ひとつの意味を伝えられるか」がわかります。多くの大学の先生も学生時代にはこの本のお世話になっているのではないかと思います(私も卒業論文を書く前に指導教員に「読みなさい」と進められました)。
タイトルを見ると文系の学生は手を出しにくいかもしれませんが,文系・理系に関係なく参考になります。他人に伝える文章の書き方を学んでみましょう。
※推薦者のプロフィールは当時のものです。