福島事故の隠蔽も似ている |
タイトル(書名) | : |
Midnight in Chernobyl: The Untold Story of the World's Greatest Nuclear Disaster |
著者 | : |
Adam Higginbotham |
出版者 | : |
Simon & Schuster |
出版年 | : |
2019 |
ISBN | : |
1501134612 |
北大所蔵 | : |
北大所蔵1 |
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推薦コメント |
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旧ソ連の秘密主義・隠蔽体質・国民軽視は為政者の権力維持・自己防衛が動機だったと考えられる。わが国の福島原発事故後の報道沈黙と東京電力経営者の責任回避も類似した動機に基づくかもしれない。西側職は、なまじ自由主義を標榜するあまり、マスコミや財界の中理性・信憑性が高いと誤解されやすい。
本書はチェルノブイリ原発事故の背景と経緯を記している。読者諸賢におかれては、事故の過程を技術と政策の両面から知り、わが国で起きた複数の原発事故をどのように報道すべきかを判断していただきたい。
書評が下記に。
https://www.nytimes.com/2019/02/06/books/review-midnight-chernobyl-adam-higginbotham.html |