劇薬かもしれないが、研究者を目指すなら必読です。 |
タイトル(書名) | : |
答えのない世界を生きる |
著者 | : |
小坂井敏晶著 |
出版者 | : |
祥伝社 |
出版年 | : |
2017 |
ISBN | : |
4396616171 |
北大所蔵 | : |
北大所蔵1 |
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推薦コメント |
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ちまちました「研究」(もどき)など積み重ねても、パラダイムは変えられない。深く、矛盾を乗り越える、素晴らしい解決をめざそう。自分の問題意識に則って、自分に嘘をつかない研究を行なうべし――。当然といえば当然だが、目前のささいな「研究課題」(もどき)にあくせくしている自分が恥ずかしくなるような本です。
「根本思想」((c)山田ズーニーさん)に向き合うことこそ、人文社会科学に必要な心持ちでしょう。研究者を目指す人、研究者を自認する人なら、やはり一度は読んでおきたい「劇薬本」。奮起させられるか、落ち込んでしまうかは、たぶん自分次第。 |
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