「新しい」学問の「古典」 |
タイトル(書名) | : |
言語と社会 |
著者 | : |
P.トラッドギル著 ; 土田滋訳 |
出版者 | : |
岩波書店 |
出版年 | : |
1975 |
ISBN | : |
4004120993 |
北大所蔵 | : |
北大所蔵1 |
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推薦コメント |
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推薦文タイトルの”「新しい」学問の「古典」”という表現はそのまま読めば形容矛盾でしかない。しかし、この本は、社会言語学という1960年代から形成され始めた「新しい」学問の分野においては紛れもなく今や「古典」であり、タイトル通り「言語」と「社会」を見るための視点や研究の方法を手際よく整理して提示している。現在、社会言語学についての概論書、入門書は数多く出版されているし、その対象や方法も発展しているけれども、この本に盛り込まれた内容は今日でも(あるいは今日なお)有益であり学ぶことが多い。社会言語学という個別分野だけでなく、言語と社会の関わりに関心がある人に広く読んでもらえたらと思う。 |
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