「革命」の担い手は誰だったのか。 |
タイトル(書名) | : |
青きドナウの乱痴気 : ウィーン1848年 |
著者 | : |
良知力著 |
出版者 | : |
平凡社 |
出版年 | : |
1985 |
ISBN | : |
458247411X |
北大所蔵 | : |
北大所蔵1 |
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推薦コメント |
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1848年、西ヨーロッパに勃発した「革命」の一つの舞台となったウィーンでの、様々な人びとの思惑や欲望や理想や愚痴(?)が渦巻く展開を、帝国、国家、権力者の立場からではなく、「革命」に参加した人びとの目線から描いたすぐれた本である。歴史を庶民、あるいは当事者の立場に寄り添って書くということは決して簡単ではない。その困難な試みがいかに為されたかを読み取ってみてほしい。特に、「あとがき」に書かれているグレーテというウィーン子のことばは心に染みる。 |
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