推薦者: 岡田 敦美
所属: メディア・コミュニケーション研究院

グローバリゼーション研究の一人者による入門書

タイトル(書名):
グローバリゼーションとは何か―液状化する世界を読み解く
著者:
伊豫谷登士翁
出版者:
平凡社新書
出版年:
2002
ISBN:
4582851509
北大所蔵:
北大所蔵 1 
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推薦コメント

「グローバリゼーション」というとき、それは「国際化」とどう違うのか、そしてグローバリゼーション研究が、いかなる問題意識に立脚して、どのような現象を分析対象としてきたのかを知るうえで、最良の一冊です。
 キーワードは、たとえば国民国家の相対化、世界秩序、南北問題、多国籍企業、メディア、移民、労働市場・・・。アクチュアルな現象に関心がある人、開発援助に関心がある人は、是非読んでみましょう。

第一章:グローバリゼーションの課題は何か、 第二章:時代としてのグローバリゼーション、 第三章:グローバリゼーションをマッピングする、 第四章:グローバル資本の世界経済秩序、 第五章:グローバル化の脱統合と再統合

※推薦者のプロフィールは当時のものです。