推薦者: 鍋島 孝子
所属: メディア・コミュニケーション研究院
人種差別の狂気と現実
タイトル(書名):
ビーコウ、アパルトヘイトとの限りなき戦い
著者:
ドナルド・ウッズ
出版者:
岩波書店
出版年:
1990年
ISBN:
4002600505
北大所蔵:
推薦コメント
スティーヴ・ビーコウは南アフリカの反アパルトヘイト黒人活動家。逮捕され、拷問の後、虐殺死してしまいました。白人ジャーナリスト、ドナルド・ウッズはビーコウと友情を育んだため、黒人協力者として当局から狙われ、家族とイギリスに亡命を余儀なくされました。
亡命後、ビーコウの自由を求める情熱、揺るきない思想、正義感、人懐っこい性格などを全世界の人々に伝えるために発表したのが同書です。1987年、リチャード・アッテンボロー監督の「遠い夜明け」の原作でもあります。
閉塞感あふれる1970年代のアパルトヘイトの狂気と暴力の中で、彼らの友情には希望の光が見えてきます。
#『ビーコウ』(同時代ライブラリー版)の下巻は未刊。(北分館2007/08/23)
亡命後、ビーコウの自由を求める情熱、揺るきない思想、正義感、人懐っこい性格などを全世界の人々に伝えるために発表したのが同書です。1987年、リチャード・アッテンボロー監督の「遠い夜明け」の原作でもあります。
閉塞感あふれる1970年代のアパルトヘイトの狂気と暴力の中で、彼らの友情には希望の光が見えてきます。
#『ビーコウ』(同時代ライブラリー版)の下巻は未刊。(北分館2007/08/23)
※推薦者のプロフィールは当時のものです。