附属図書館の現状と課題   —平成14年度の自己点検・評価の結果が報告される−


 平成14年度の自己点検・評価の結果が、「附属図書館の現状と課題」として刊行されました。図書館業務全般について、附属図書館単独の点検・評価としては初めての報告書です。
 内容は、Ⅰ本編 1.北海道大学附属図書館の理念・目的 2.利用者サービス 3.情報資源の収集・組織化 4.情報資源の管理・運用 5.電子図書館機能 6.施設・設備 7.研究開発機能 8.管理運営 9.予算 10.広報 11.北海道大学附属図書館システム  Ⅱ資料編 A.附属図書館の中期目標・中期計画・年度計画 B 大学図書館評価指標データ集 C.平成14年度大学図書館実態調査 D.部局図書室調査集計結果  となっております。
 ここで点検・評価に関する経緯を振り返ってみます。
 平成6年1月北海道大学附属図書館将来像検討委員会から「北海道大学附属図書館将来像検討委員会最終報告」が出されました。この報告書は図書館が将来持つべき機能全般にわたり全学の図書系職員による検討結果をまとめたものです。平成10年3月北海道大学附属図書館新営検討小委員会から「附属図書館新営構想に関する報告書」が出されました。この報告書では、21世紀をひらく大学図書館の機能についての検討結果が述べられています。さらに、平成11年3月には北海道大学図書館委員会資料整備検討小委員会から「図書館資料整備の在り方について」が報告されました。ここでは北海道大学附属図書館のさらなる発展をめざして、資料整備の体制、方策、本館、分館、部局図書室等の機能分担等が示されました。
 その後、平成14年に入り、図書館委員会の下に「附属図書館本館増築・改修検討小委員会」、「学術研究コンテンツの整備に関する検討小委員会」「自己点検評価小委員会」の3小委員会が設置され活発な検討が開始されました。
 自己点検評価小委員会から提出された本報告書は、これらの活動をふまえ、今後の国立大学法人化を視野に取りまとめたものであります。また、本報告書は今後実施予定の外部評価の基礎資料としても位置づけております。
(情報管理課)



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