北大創基125周年記念事業

 札幌農学校関連資料のデータベース化開始

 このたび,附属図書館では北海道大学創基125周年記念事業「学内の歴史的資料の整備」の一環として,全学のご理解のもとに「図書館資料の特別展示公開」を実施する運びとなりました。 この事業の意義,ここに至る経緯については,館報前号巻頭において原館長が詳しくご報告しているところです。
 この「展示公開」計画の1つに札幌農学校文庫,内村鑑造文庫,新渡戸稲造文庫などの資料を全国総合目録データベース,および北大蔵書データベースに入力し,全国に公開し利用に供するという課題があります。
 情報システム課では10月より4名編成の入力班を発足させて平成13年3月迄の入力達成(合計20,000冊)に向けて作業を開始しました。文庫を構成する資料は,出版年も古く多くの著名な貴重書を含むもので,書誌データ作成にあたっては慎重かつ丁寧な取り扱いが要求されます。充分な研修・実習を行い入力を進めていくことになります。



 以下に,入力対象の文庫をご紹介いたします。

1.札幌農学校文庫(札幌農学校旧蔵書)
2.内村鑑三文庫(キリスト教)
3.新渡戸稲造文庫(農学・経済学)
4.南鷹次郎文庫(農学)
5.高岡直吉文庫(植民地・アジア事情)
6.逢坂信文庫(キリスト教)
7.知里真志保文庫(アイヌ語,民族学)

(注:佐藤昌介文庫,宮部金吾文庫は入力済みです)



前の記事へ戻る
次の記事へ移る
目次へ戻る
ホームページへ戻る