儒教の本質を考える上での好著 |
タイトル(書名) | : |
儒教とは何か |
著者 | : |
加地伸行著 |
出版者 | : |
中央公論社 |
出版年 | : |
1990.10 |
ISBN | : |
4121009894 |
北大所蔵 | : |
北大所蔵1 |
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推薦コメント |
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中国・朝鮮半島・日本を含む東アジアの思想文化を考究するとき、回避することのできないテーマのひとつとして、孔子の思想、すなわち儒教が挙げられる。本書は、儒教の成立・展開、さらにはその日本への影響などを詳述することを通して、従来、倫理道徳と見なされてきた儒教について、その本質は死と密接に結びついた宗教であると主張する。その当否はともかく、儒教とは何か、また宗教とは何かを考える上で、刺戟的な一冊であることに間違いはない。 |
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