私もプロレスの味方です。 |
タイトル(書名) | : |
新日本プロレス12人の怪人 |
著者 | : |
門馬忠雄 |
出版者 | : |
文藝春秋社 |
出版年 | : |
2012 |
ISBN | : |
4166608916 |
北大所蔵 | : |
北大所蔵1 |
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推薦コメント |
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この推薦図書の表題を見て目をむいたそこのあなた、附属図書館の蔵書検索欄に「プロレス」と入力してみるとよい。北大附属図書館には、プロレス関連図書が結構色々あるのだ。つい先日出たばかりの三田佐代子『プロレスという生き方』(中公新書ラクレ)も図書館は入れてくれた。ずっとお堅い本ばかり推薦してきていい加減疲れたというのもあるのだが、プロレスというのは最高のエンターテインメント(の一つ)であって、それについて知ることは自分の世界を広げることになると思い推薦することにした。この本は新日本プロレス(という団体)を中心にして書かれており、既に現役を退いて古希を過ぎても今なお様々な話題を提供し続ける“燃える闘魂”アントニオ猪木から、現役バリバリの棚橋弘至まで12人のプロレスラーの人物像とファイトと、プロレス団体の離合集散を取り上げている。それは、同時にまた僕にとっては小中学生時代、休み時間になると教室の後ろや廊下でいかにしてザ・デストロイヤーの四の字固めや猪木の卍固め、果てはビル・ロビンソンの“人間風車”まで格好良く決めるかに熱中していた同時代の歴史でもある。(ちなみに“人間風車”はリングではない教室の床でやったら大けがをするので実際に決めた奴はいなかった。) 勉強に疲れたらたまにはこういった本も読んでみてはいかがだろうか。
なお、推薦文に書いた「私もプロレスの味方です。」は、村松友視さんの『私、プロレスの味方です』(角川文庫)-これも図書館にある-を拝借したものであることを付言しておく。 |
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