戦前・戦中・戦後を駆け抜けた哲学者の生き方に迫る |
タイトル(書名) | : |
戦争が遺したもの-鶴見俊輔に戦後世代が聞く- |
著者 | : |
鶴見俊輔、上野千鶴子、小熊英二 |
出版者 | : |
新曜社 |
出版年 | : |
2004 |
ISBN | : |
4788508877 |
北大所蔵 | : |
北大所蔵1 |
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推薦コメント |
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後藤新平の孫、鶴見祐輔の子として生まれ、華麗な閨閥の中で一種の拗ね者として幼少期を送った鶴見が、アメリカ留学から戦後市民運動までの自身の生き方と考え方、その過程で関わった様々な人々とのつながりを余すところな語った貴重な証言である。戦争(というより戦場)の実相、市民運動のあり方、知識人と言われる人々の生態など、実体験した者でなければ語れない生々しさがある。一人物の座談的伝記としても、歴史書としても読み応えがあるのでぜひ一読を勧めたい。 |
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