インタビュー05 100万語達成者 ランナーズNo.5さん

ず2

多読の楽しさややりがいについて
ランナーたちの声をお届けする「ランナーズ・インタビュー」

第5回目は2015年8月に100万語を達成した ランナーズNo.5 さんに
2年間多読を続けてきた経験とこれからについてお話を伺いました

HP用写真ランナーズNo.5さんのお気に入りは電子ブック「Macmillan Readers」

多読マラソンを始めるきっかけは何だったのでしょうか?

多読の本がずらっと並んでいて。大学に入った時から、せっかくリソースがたくさんあるので読んでみようかなとずっと思ってはいたんですけど。他の事にかまけていて結局やっていなかったんです。そうしていたら「多読マラソン」っていうのができて、登録してみよう、というのが最初です。

―ランナーズNo.5さんは多読マラソン開始日(2013年7月23日)に登録したんですよね!

多読マラソンが始まるというのを、多分図書館のTOPページか何かで気付いて。それで登録しようと思って、多分その日の午前の終わりくらいに行って、登録開始してから5番目だったんです。

―それでお名前がランナーズNo.5なんですもんね。

多読マラソンを始めた時はどうでしたか?

始めた時、登録だけしたんですけど。何冊か借りて、多分その時は1冊7000語~8000語のものだったと思います。結局その後ぴたっと止まってしまって、ということがありましたね。

―しばらくお休みされてたんですよね。

それで塩漬け状態みたいになっていたんですけど。結局何が再開するきっかけかというと、「Macmillan Readers」(※学内限定・リモートアクセス対応)がWebで読めるようになったのが大きいかなと。紙で借りたとしてもその時手元にないと読めないけど、一方電子ブックだと、どこにいてもスマートフォンとかパソコンがあれば読める、というのが一番大きいと思いますね。「Macmillan Readers」がWebで使えるようになって、2014年の夏の終わりか秋頃から、コンスタントに読んでいるのかな、という気はしてます。そしてエクリーができて、若干速度が上昇しているっていう経緯ですね。

エクリーを使ってみてどうでしょうか?

誰もが言ってることですが、他の人の頑張りが見られるのはモチベーションになります。あと自分としても、1つ読み終わったところで登録するのは、積み上げてく感じのモチベーションになりますね。

ふだん英語を使う機会はあるのでしょうか?

そうですね、基本的に英語を使う機会はかなりあって、論文を読むのと、あと英語の教科書とか、論文じゃなくても英語の文献をネットで探したり。自分で論文を書く場合は英語で書く必要がありますし。最近スピーキングは、留学生がいなくなっちゃって使ってないんですが、一応博士で留学したいという希望があるので。これは使っているかっていうのとは違って単に勉強しているんですけど、そういった関係で英語に触れてるというのはありますね。

―留学先はどちらを考えているのでしょうか?

アメリカを考えています。研究者でもいいし、アメリカのメーカーで研究職として働くのもいいし。将来はアメリカで生きていければと思ってるんですけど。全然楽観的には考えられないけど、まずはチャレンジですよね。

多読を続けている理由、モチベーションは何かありますか?

英語の学習とか文献を読んでいる時と圧倒的に違うのは、「Macmillan Readers」が文学作品が多いというところがあるので、普段触れないような表現とか単語に触れることができる、という面があります。あるいは、自分が海外に行って趣味で読書をするってなった時に、ある程度そういう文学作品での英語に慣れ親しんでいると、その時接続しやすいかなとは思っています。また副次的効果で、Macmillanはイギリスの出版社なので、イギリス文学の有名どころをある程度読んでいけるのも、教養と言うか、自分の幅が広がった感じにはなります。

多読を続けている人に向けてアドバイスをお願いします

多読を始める時に「辞書を引かない」とか色々ルールがありますが、自分に合わないと思ったら、無視して辞書とか引いても良いかなと個人的には思っていて。情景を表す花の色とか名前とかだったら、辞書を引かないと「花だなー」っていう、それ以上のことはわからないですよね。だったら、辞書引くなり、Googleの画像検索をして写真を見れば、単語をある程度インプットしたいんだったら効率がいいのかな、と思います。
あともう1点として、結構色んな多読書籍にCDがついているので、それを一読した後に、そんな意識しないでも、通勤とか通学の空き時間に聞いておくと、それはかなりダイレクトにリスニングに効くと思いました。余裕がある人はそれをやれば一石二鳥かな、と思います。


最後まで読んでいただき、どうもありがとうございました。
次回のランナーズ・インタビューをお楽しみに!
2015-08

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