お知らせ


ブックディテクションシステムを導入しました

本年4月から本館に,ブックディテクションシステム(自動入退館管理装置)を導入しました。これにより開架閲覧室にカバン等を持ち込めることになります。ただし,書庫に入庫される場合は,カバン等はロッカーに預けることとなりますので御留意ください。




開館時間の延長を拡大しました

附属図書館では本年4月1日から,これまで行っていた延長開館を拡大し,平日は午前9時から午後10時まで,土曜日及び閉館していた日曜日は午前11時から午後5時まで(北分館は土・日曜日閉館)開館することといたしました。
大学院教育の整備充実と学部一貫教育への移行に伴い,教官及び学生の図書館利用が増加し利用時間の拡大が強く求められておりました。
附属図書館では,これらの要望に応え図書館サービスの向上を計るとともに本学の教育研究の活性化に向けて開館時間の延長を拡大したものです。
また,医学部図書室でも平日は午後10時まで開館しております。
なお,春・夏・冬季休業期間は,開館時間を変更しますので,掲示板及びホームページなどで確認してください。


ホームページができました

附属図書館及び部局図書室の情報を見ることができます。
URLは,http://www.lib.hokudai.ac.jp/です。アクセスしてみてください。


常設展示場が設置されました

本年3月から2階ロビーに,本館が所蔵している幕末から明治初期にいたる北海道関係の古写真を常設展示し,本館利用者等に北海道のなりたちを再現し広く供覧しております。
この常設展示場は,平成8年度国立大学図書館協議会公開事業の巡回展示に併設展示してあった古写真で,強い要望により引き続き展示することとしたものです。
なお,古写真は今後更新する予定です。




第3期遡及入力事業計画第1年次(平成8年度)について(報告)

平成8年度から実施しております第3期遡及入力事業5カ年計画第1年次(平成8年度)の入力冊数は,以下のとおりです。
なお,平成9年度は25,000冊の入力を予定しております。

1.第3期遡及入力事業第1年次(平成8年度)入力冊数

部 局 和書入力冊数 洋書入力冊数 入力冊数合計
図書館本館 2,100 1,276 3,376
北分館 1,517 4,700 6,217
教育学部 1,802 1,866 3,668
医学部 0 710 710
歯学部 762 417 1,179
農学部 0 144 144
獣医学部 63 104 167
スラ研 713 1 714

2.第3期遡及入力事業第2年次(平成9年度)の入力予定
入力予定:25,000冊
1)附属図書館所蔵図書 7,000冊
2)文系部局所蔵図書 12,000冊
3)自然系部局所蔵図書 6,000冊


法学系拡大遡及入力事業について(中間報告)

平成8年11月から実施しております附属図書館法学系分野資料を対象とした拡大遡及入力事業の入力冊数は,以下のとおりです(中間報告)。
なお,本事業の入力は平成10年2月までを目処に15,000冊を予定しております。

入力期間和書入力冊数洋書入力冊数入力冊数合計
平成8年11月〜9年3月2,4364,1726,608



文献画像伝送実験システムを導入しました

1.システムの概要等
附属図書館では,平成4年度から開始された学術情報センターのILLシステムに参画し,大学図書館間での文献複写及び現物貸借のサービスに貢献しています。また,電子図書館的機能の充実計画の一環として,学内における原文献提供(ドキュメント・デリバリー)サービスの提供を構想しています。この構想は,資料のコピー提供サービスをネットワークを介して行うもので,今後益々要求される研究者への資料提供の迅速化,高度化に応えようとするものです。
文献画像伝送実験システムは,原文献提供サービスの迅速化,高度化の実験を学術情報センターとの間で行い,今後の本格的な展開へ向けての準備を行うために,平成8年11月に導入されました。
システムの基本機能は以下のとおりです。
1)複写したデータをデジタル形式で保存する。
2)図書等の資料を上向きにセットし原稿を置いたままページをめくることにより複写可能である。
3)資料の綴じ部の歪みや影を自動的に補正する機能を有している。
4)パーソナル・コンピュータを複写機と接続することで,FAXモデムやインターネット接続装置と組み合わせて文献画像の伝送が可能である。
主なシステム構成は以下のとおりです。
1) 画像取り込み装置 ミノルタ社製PS3000
2) 画像データ出力装置 ミノルタ社製Di15f(5WAY)
3) 制御コンピュータ IBM社製 パーソナル・コンピュータ

2.学術情報センターとの第1回目の実験デモを実施しました
文部省大学図書館係長井深順二氏及び学術情報センター目録情報課長笹川郁夫氏立ち会いのもとに,平成8年11月21日(木)に,画像伝送のデモが実施され,成功裡に終了しました。
今後は,1)ユーザインターフェースの改良,2)図書等の資料をデジタル形式で保存する過程での行程,時間等の検証,3)デジタル形式で保存したデータを伝送する過程での行程,時間等の検証,等更に多面的な実験を重ねていく予定となっています。


外部データベース検索サービスを拡張しました

附属図書館では,平成9年度より,これまでの外部データベース検索サービスを拡張し,新たに三つのデータベース(CAonCD, PsycLIT,医学中央雑誌)を追加するとともに,BIOSISの検索インターフェースの向上をはかることにしました。
また,利用者の範囲を拡大し,大学院学生,学部学生の方も指導教官が利用(利用負担金の校費支出)を認めた場合,正式に利用できるようになりました。
以下に学内LANでサービスしているデータベースの概要をお知らせします。

1.CA on CD
1) 分野 化学
2) 概要
冊子体のChemical Abstractsを CD‐ROM化したデータベースで,巻末索引を含む冊子体にある全ての情報が利用できます。
3) 収録範囲 1997−Current(月1回更新)
4) 利用負担金 年間20,000円/ユーザ
5) 動作環境
・Windows95,WindowsNT3.51, WindowsNT4.0
・Windows3.1(ファイル共有機能をサポートする通信ソフトが必要)
・Macintosh(有料のNFSクライアントソフトが必要)
2.PsycLIT
1) 分野 心理学
2) 概要
冊子体のPsychological AbstractsをCD‐ROM化したデータベースで,世界の約45か国で刊行中の図書,雑誌の論文等を収録しています。
3) 収録範囲 1974−Current(年4回更新)
4) 利用負担金 年間10,000円/ユーザ
5) 動作環境
・Windows95,WindowsNT3.51, WindowsNT4.0,Macintosh
・Webブラウザでの検索も可能
3.医学中央雑誌
1) 分野 医学・歯学・薬学
2) 概要
冊子体の医学中央雑誌をCD‐ROM化したデータベースで,約2,300誌の雑誌の論文(年間約23万件)を収録しています。
3) 収録範囲 1987−Current(月1回更新)
4) 利用負担金 年間10,000円/ユーザ
5) 動作環境
・Windows95,WindowsNT3.51, WindowsNT4.0
・Macintosh(有料のNFSクライアントソフトが必要)
4.BIOSIS
1) 分野 生物学
2) 内容概要
ライフサイエンス及び学際分野をカバーし,世界各国の約6,000タイトルを対象とした文献抄録を収録しています。
3) 収録範囲 1992−Current(年4回更新)
4) 利用負担金 年間10,000円/ユーザ
5) 動作環境
・Windows95,WindowsNT3.51, WindowsNT4.0,Macintosh
・Webブラウザでの検索も可能
5.MEDLINE
1) 分野 医学・歯学・薬学・看護学
2) 内容概要
冊子体のIndex Medicus等に対応したデータベースで,3,500以上の雑誌から約1,700万件の文献・抄録を収録しています。
3) 収録範囲 1966−Current(月1回更新)
4) 利用負担金 年間10,000円/ユーザ
5) 動作環境
VT100エミュレーション可能な通信ソフト搭載機器
6.Current Contents
1) 分野 全7分野
1.Agriculture, Biology & Environmental Sciences
2.Arts & Humanities
3.Clinical Medicine
4.Engineering, Computing & Technology
5.Life Sciences
6.Physical, Chemical & Earth Sciences
7.Social & Behavioral Sciences
2) 内容概要
世界の主要な学術雑誌の目次速報データベースです。
3) 収録範囲 1996−Current(週1回更新)
4) 利用負担金 年間20,000円/ユーザ
5) 動作環境
VT100エミュレーション可能な通信ソフト搭載機器

附属図書館は,多様なニーズに基づいた学術情報の提供と利用環境の改善に努めております。より多くの研究者・学生の利用申請をお願い致します。


国立大学図書館協議会公開事業巡回展示「幕末・明治期古写真等資料展」が開催される

国立大学図書館協議会の公開事業として実施された巡回展示で,長崎大学所蔵の「幕末・明治期古写真等資料展〜忘れられた日本の風景,風俗〜」を平成9年1月22日(水)から28日(火)までの日程で開催されました。
日本に写真技術が導入されて間もない頃の幕末・明治期の長崎,横浜,函館の風景などの古写真100点を展示しました。また同時に,本館所蔵の古写真24点も「北の幕あけ〜蝦夷地から北海道へ〜」と題しての併設展示を行い,開催期間中は831名が来館しました。
1月24日(金)には,元本学法学部助教授の秋月俊幸氏による「江戸時代における日本北辺地図」と題して講演会が開催され,81名の参加者は17世紀から19世紀にわたる日本北辺地図の変遷を辿りながら背景を詳細に分析した講演を熱心に聴講していました。

講演をする秋月俊幸氏

本館では,電子展示としてインターネットで公開しております。アドレスは次のとおりです。
http://www.lib.hokudai.ac.jp/collection/makuake/



学部等紹介ビデオコーナーを設置しました


附属図書館玄関ロビーにビデオ装置を設置し,各部局等から提供のあった紹介ビデオを毎日午後に2時間程度放映しております。ぜひご覧ください。


喫煙場所を変更しました


附属図書館本館では,玄関ロビーを入って左側に空気清浄機を設置し,喫煙場所として指定しました。その他館内全域は,禁煙となっておりますのでご注意願います。


教官著作寄贈図書 平成9.1.1〜9.5.31

[本 館]
○教育学部
木村保茂 現代日本の建設労働問題 学文社 1997
須田力(共著) 積雪寒冷地における高齢者の生活と運動 北海道大学図書刊行会 1997
竹田正直(編) International Higher Education Research 竹田正直 1997
○法学部
奥田安弘 市民のための国籍法・戸籍法入門 明石書店 1997
瀬川信久(共著) 基礎演習 民法(財産法) 有斐閣 1993
〃 〃 民法判例集 債権各論 有斐閣 1997
吉田克己(共編) 高齢社会と介護システム 尚学社 1997
〃(共著) 高齢者介護と家族 ──民法と社会保障法の接点── 信山社出版 1997
池田清治 契約交渉の破棄とその責任──現代における信頼保護の一態様
有斐閣 1997
田村善之 機能的知的財産法の理論 信山社出版 1996
○経済学部
米山喜久治(編) 北海道の内発的発展と情報創造 1989
〃 北海道の内発的発展と政策意思決定過程 1990
〃 北海道の内発的発展と経済団体 米山喜久治 1991
〃(編) 現代の産業と経営 北海道大学経済学部地域経済研究資料室 1991
○農学部
三浦清(共編) わが国における木材加水分解工業 ──北海道木材化学株式会社の記録── エフ・コピント富士書院 1997

[北分館]
○教育学部
木村保茂 現代日本の建設労働問題 学文社 1997
須田力(共著) 積雪寒冷地における高齢者の生活と運動 北海道大学図書刊行会 1997

※御恵贈誠にありがとうございました。今後とも図書館資料の充実のため御協力くださいますようお願いいたします。




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