第3期遡及入力事業5ヵ年計画の目標達成!
1.遡及入力事業の経緯(第1期〜第3期)継続して第4期遡及入力事業5ヵ年計画が開始されました 北大では、1986年に図書業務が電算化され、翌1987年から全国に先駆けて遡及入力事業を開始しました。電算化以前の
所蔵図書の全データを過去に遡ってデータベース化し、ネットワークを介して全蔵書の検索を可能にし、学内・外の教育・研究 支援活動の基盤となるデータベースの構築計画です。 当初学術情報センター(現国立情報学研究所)の支援下に開始された第1期事業計画は、その後北大内のご理解ご協力の 下全学的支援を受け、第2期、第3期と継続推進され、平成12年度末(第3期終了)には、入力冊数が88万5千冊に到達しまし た。これに電算化以降の新規受入図書と雑誌の所蔵データを合わせると、今や北大全蔵書338万冊の約75%が蔵書検索 (OPAC)が可能となっております。 ここに事業の経過を報告し、合わせて関係各位のご協力ご支援に心からお礼もうしあげます。
2.第4期遡及入力事業について 第4期事業は、第182回図書館委員会決定により、より早期に入力を完了させるために、目録カードからの入力を基本とする
方法に切り替えて実施する(ただし、中国語、韓国語、キリル文字等の資料は現物から入力する)方針のもとに、4月より5ヵ年計 画で、未入力図書85万冊(和書46万冊、洋書39万冊)のうち24万冊を入力予定として、7名の遡及班を編成し開始されました。 入力対象は学部・研究室所蔵図書を収録してある全学総合カード目録と附属図書館所蔵図書目録で、第4期初年度の今年 は4万8千冊入力を予定しています。 図書館では、残る未入力図書について早期完了に向けて、第4期期間内にも、別途、臨時的入力計画を立案・実施したいと 考えております。引き続き、関係各位のご理解ご支援をお願いいたします。 |