一般教育演習で「情報探索入門」の授業を開始

 
 インターネットの急速な普及等、高度情報化社会を迎え、大学として学生が入学した早い段階から学術文献
の探索方法を修得する、そのための情報リテラシー(利活用)を身につけさせる取り組みが求められています。
  これまで、附属図書館ではオリエンテーションやガイダンス、またライブラリーセミナーとして、国内・海外雑
誌論文の探し方や、インターネット情報の探し方等を実施してきましたが、平成13年度からは初年次の学生を
対象に、一般教育演習を担当する教官が希望する場合には、正規のカリキュラム(半期15回)のうちの1回(90
分)を、図書館職員とTAが実習補助者となって「情報探索入門」の授業を実施することになりました。
  講義内容としては、以下を予定しています。
 

1.学術文献とは何か

   ・文献の諸形態(図書、雑誌、新聞等)、媒体の変化(冊子体、CD-ROM等の電子媒体)、及び一次資料と
    二次資料について

2.文献を探す   1:図書館の蔵書を探す

   ・北大のオンライン目録(OPAC)とNACSIS-Webcat(国立情報学研究所提供)の演習

3.文献を探す   2:雑誌論文を探す

   
   ・北大附属図書館が購入し、HINES経由で提供している各種データベースの紹介と、その一つである雑誌

    記事索引のデモンストレーション
  

   ・参考文献・引用文献の見方について

 

  これまでに前期26件、後期13件の申し込みがあり、情報教育館、北分館を会場に、4月下旬からスタートす
る予定で、現在準備をすすめています。
 

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