北大創基125周年記念事業 
札幌農学校関連資料のデータベース化順調に進む
   先に楡蔭No.105(1999.12)でお知らせしましたように、附属図書館では北海道大学創基125周年記念事業「学内の歴史的資料の整備」の一環として、札幌農学校文庫、内村鑑三・新渡戸稲造等個人文庫の目録のデータベース化に取り組んできました。
  平成11年10月から、4名の入力班により開始されたデータベース化作業は順調に進んでおり、現在、大部を擁する札幌農学校文庫の追い込みに入っています。この事業により、既に内村、新渡戸、南、高岡、逢坂、知里の各文庫ています。
  さすがに出版年の古い貴重な図書で構成されている文庫だけに、新刊図書を整理する場合と異なって、全国総合目録データべースに未だデータが無く、新規に書誌データを作成するケースが続きました。その割合は、和書で39%、洋書では59%という高い率を示し、全国総合データベースのデータ構築に貢献したことになります。
  図書館では同じくこの事業による貴重書室の整備計画が進められており、近々、現在の3階から貴重図書に相応しは全国総合目録データベース、北大蔵書データベースに入力済みとなり、全国、全学に向けて公開、利用に供されい環境設備の整った4階へ移動できる予定です。
  なお、附属図書館ホームページの「コレクション紹介」→「個人文庫」一覧リストから文庫を選んで表示させると、既に整理済みであった文庫も含めて、各文庫の紹介、旧所蔵者の顔写真、資料一覧リスト等をご欄になることができますので、ご案内いたします。
  Personal Collection


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