教職員氏名順INDEX
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- 推薦者 : 清水賢一郎 所属 : メディア・コミュニケーション研究院 身分 :
現代中国を代表する哲学者による回想録
登録日 : 2007-12-18
ぜひ読んでみてほしい
- 推薦者 : 清水賢一郎 所属 : メディア・コミュニケーション研究院 身分 :
日中関係について美術品の交流とそのマーケットという視点から迫ろうというユニークな書
美術と市場 : 日本と中国の美術品交流と変遷からの視点 / 半田晴久著. - たちばな出版 , 2007
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日中関係について美術品の交流とそのマーケットという視点から迫ろうというユニークな書。美術はもちろん芸術品であるが、それと同時に、価格がつき、売買される、れっきとした〈商品〉としての一面も無視することはできない。アートを通じた国際交流が今後ますます盛んになっていくであろう現在、考え、行動するためのヒントが見つかるかもしれない。 |
登録日 : 2007-12-06
ぜひ読んでみてほしい
- 推薦者 : 清水賢一郎 所属 : メディア・コミュニケーション研究院 身分 :
「外地」研究の新しい研究動向
登録日 : 2007-12-06
ぜひ読んでみてほしい
- 推薦者 : 清水賢一郎 所属 : メディア・コミュニケーション研究院 身分 :
現代中国理解のために
近代中国の政治文化 : 民権・立憲・皇権 / 野村浩一. - 岩波書店 , 2007
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改革開放の進む中国では近年、魯迅と同時代に活躍した現代中国を代表する知識人・胡適の研究がますます盛んになっているが、日本では残念ながらあまり注目されていない。その胡適を中心に近代中国における「自由主義」の位置づけを試みた第三章は本書の圧巻で、現代中国理解のためにも一読に値する。 |
登録日 : 2007-12-06
ぜひ読んでみてほしい
- 推薦者 : 清水賢一郎 所属 : メディア・コミュニケーション研究院 身分 :
現代中国社会の悲哀を、リアルに、多少の皮肉も交じえ、温かい目で描く物語
飛べない龍 / 蘇童著 ; 村上満里子訳. - 文芸社 , 2007
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著者は現代中国文壇を代表する作家の一人。経済成長著しい中国社会の底辺で、もがきながら生きる男と女。目まぐるしい変化と発展の中で、取り残されたままの人々の姿、そして現代中国社会の悲哀を、リアルに、多少の皮肉も交じえ、温かい目で描く物語。 |
登録日 : 2007-12-06
ぜひ読んでみてほしい
- 推薦者 : 清水賢一郎 所属 : メディア・コミュニケーション研究院 身分 :
現代中国への認識を深めるのに一読の価値あり
嵐を生きた中国知識人 : 「右派」章伯鈞をめぐる人びと / 章詒和著 ; 横澤泰夫訳. - 集広舎 , 2007
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現代中国への認識を深めるのに一読の価値あり。50年前に開始された「反右派闘争」の中で「最大の右派」とされた父・章伯鈞をめぐる人びとを活写することにより、「中国共産党の政治」のあり方を世に問うた問題作。流麗な文章と深い人間理解、歴史への洞察によって中国内外で高い評価を受けたものの、発売後2ヶ月で再版不許可・発禁処分となった『往事並不如煙』を香港で改題・出版した完全版『最後的貴族』(香港・牛津大学出版社2004年)の日本語版。 |
登録日 : 2007-12-06
ぜひ読んでみてほしい
- 推薦者 : 清水賢一郎 所属 : メディア・コミュニケーション研究院 身分 :
楽しみながら中国語を学ぶ入門書
登録日 : 2007-12-06
学習に最適
- 推薦者 : 西昌樹 所属 : メディア・コミュニケーション研究院 身分 :
文系の学生、院生の必読書
大学生の論文執筆法 / 石原千秋. - 筑摩新書 , 2006
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漱石の研究家である著者が大学の教育の中で、痛感した学生のレポートや論文の書き方の不備、欠点を指摘し、如何に書くか、また書く準備として書く心構えから、資料の扱い方、何が資料とはならないかなど詳しく指摘したもの。ネットで集めた知識は評価されないことなど教員には分り切ったことだが、学生はちゃんと知らない人もいることが書かれていて、こういうことを大学院生になってもいい加減な人もいるので、必読書である。この程度のことは先刻承知だという人は大変結構です。論文の推敲例もあるので、参考になります。 |
登録日 : 2007-10-25
学習に最適
- 推薦者 : 千葉惠 所属 : 文学研究科 身分 :
人文学はどのようなひとを育てるか
哲学修業時代 / H.G.ガーダマー (中村志朗訳). - 未来社 , 1982
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本書は哲学、そして広くは文学、神学などを含む人文学一般への、生き生きした人物評伝を媒介にしたものとしては、最良の入門書であろう。1900年ドイツ生まれという著者が生きたその時代が人類史においても特筆すべき時代であったことからくる興味深さもさることながら、本書は人文学を学んだひとはどのようなひととなり、そしてどのように人々と交わるかを、さらに人間を愛情をもってどれほど豊かなものとして、また正確さにおいて説得的なものとして描きうるかをいかんなく伝えている。それにしても彼の交流のなんと豊かなことか、P.ナトルプ、E.フッサール、N.ハルトマン、R.... [続きを読む] |
登録日 : 2007-10-15
ぜひ読んでみてほしい
- 推薦者 : 寺田龍男 所属 : メディア・コミュニケーション研究院 身分 :
命と平和について
登録日 : 2007-10-03
ぜひ読んでみてほしい
- 推薦者 : 岸本晶孝 所属 : 理学研究科 身分 :
アメリカの覇権と現状
日本人だけが知らないアメリカ「世界支配」の終わり / カレル・ヴァン・ウォルフレン. - 徳間書店 , 2007
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見事な風景に接して、それを描こうとしても、きっとどこかで見た絵画のものまねになるように、この世界の現実を突きつけられても、それよりひとつの物語を紡ごうとすれば、きっとどこかで刷り込まれた解釈の焼き直しになるようです。著者によると(あるいは常識というべきでしょうか)、この世界の解釈は長いあいだアメリカより発信されてきました。たとえば、自由信仰にもとづく経済が世界に繁栄と安定をもたらすという託宣です。しかし(日本を除く)世界の国々はこの米国主導の解釈に対して疑念を抱き始めたようです。(例えば、昔からアメリカの支配下にあった中南米の国々... [続きを読む] |
登録日 : 2007-09-05
ぜひ読んでみてほしい
- 推薦者 : 大平具彦 所属 : メディア・コミュニケーション研究院 身分 :
「考える」という営みへの最良の入門書
哲学、脳を揺さぶる / 河本英夫. - 日経BP , 2007
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分類すれば哲学という分野に入るのだろうが、思考のエクササイズはもとより、芸術あり、科学あり、身体論あり、イメージ論あり、認知論あり、といった具合に間口はひろく、総合的であり、そして(多少は苦労もしながら)ひとたび読み終わってみれば、脳は活性化し、何やらいっぱしの知的ナヴィゲーションをしてきた充実感が得られること間違いなし。著者は、「考える」という人間の不思議なイトナミに深く広く分け入らんとする先端的な探求者のひとり。大学生たる者、たまにはこうした本を読みこなさなくちゃ。 |
登録日 : 2007-09-05
ぜひ読んでみてほしい
- 推薦者 : 大平具彦 所属 : メディア・コミュニケーション研究院 身分 :
私という存在を操縦している生命なるものの仕組みを知ろう
生物と無生物のあいだ / 福岡伸一. - 講談社(講談社現代新書) , 2007
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目下(2007年8月時点)大評判の書である。生命というとすぐ自然科学と思うなかれ、科学についてのみならず、人間について、世界について関心がある者すべてにこの書は開かれている。生命の謎を解明してゆく分子生物学の最先端の探究を語りながら、いつの間にかこの本は、現代における科学のあり方や人間の生き方までをも、著者独特の広角レンズでみごとに浮かび上がらせてくれる。著者の語り口は一級のストーリー・テラーのように冴え渡っていて、読む者は、まるで冒険小説を読むように、生命の演ずる壮大なドラマにぐいぐいと引き込まれてゆく。知的興奮をたっぷりと与えられ... [続きを読む] |
登録日 : 2007-08-21
ぜひ読んでみてほしい
- 推薦者 : 高井潔司 所属 : メディア・コミュニケーション研究院 身分 :
研究や他者を批判することの厳しさを知る
激辛書評で知る中国の政治・経済の虚実 / 矢吹晋. - 日経BP社 , 2007
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本書は、中国関係図書に対する書評を通して、中国の政治・経済の実相を知るスタイルを取っている。台頭する中国をめぐってはさまざまな著作が出版されているが、ベストセラーとなっている本の中にも、偏見や憎しみに基づいて編集され、事実からかけ離れたものがある。著者は、生半可な書評ではなく、該博な知識と厳密な調査に基づいて、ベストセラーになった中国関係図書を解剖し、辛らつな批判を行っている。中国を理解するだけでなく、研究の厳しさ、他者を批判することの厳しさを教えてくれる。 |
登録日 : 2007-07-28
HOT TOPIC!(時事的なもの)
- 推薦者 : 高井潔司 所属 : メディア・コミュニケーション研究院 身分 :
全うな現代中国論
臨界点の中国 / 藤野 彰. - 中国書店 , 2007年
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巷にあふれている現代中国論、現実の中国から出発せず、中国脅威論や崩壊論、あるいはそれらとは対極の中国待望論がほとんどである。著者は、10年を超える中国特派員の経験と知識を活用し、中国全土を歩き回り、様々なレベルの中国人の声を集め、それを基礎に穏当な中国論を展開してている。地に足の着いた中国論である。好きであれ、嫌いであれ、日本の将来にとって、対中関係のあり方はますます重要になっている。そのためには、まず中国の実像をしっかり抑えておく必要がある。本書は極めて有用な視点と知識を提供してくれよう。 |
登録日 : 2007-07-27
HOT TOPIC!(時事的なもの)
- 推薦者 : 岸本晶孝 所属 : 理学研究科 身分 :
人は弱いものらしい
登録日 : 2007-07-10
ぜひ読んでみてほしい
- 推薦者 : 岡田敦美 所属 : メディア・コミュニケーション研究院 身分 :
グローバリゼーション研究の一人者による入門書
グローバリゼーションとは何か―液状化する世界を読み解く / 伊豫谷登士翁. - 平凡社新書 , 2002
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「グローバリゼーション」というとき、それは「国際化」とどう違うのか、そしてグローバリゼーション研究が、いかなる問題意識に立脚して、どのような現象を分析対象としてきたのかを知るうえで、最良の一冊です。
キーワードは、たとえば国民国家の相対化、世界秩序、南北問題、多国籍企業、メディア、移民、労働市場・・・。アクチュアルな現象に関心がある人、開発援助に関心がある人は、是非読んでみましょう。
第一章:グローバリゼーションの課題は何か、 第二章:時代としてのグローバリゼーション、 第三章:グローバリゼーションをマッピングす... [続きを読む] |
登録日 : 2007-06-25
HOT TOPIC!(時事的なもの)
- 推薦者 : 岡田敦美 所属 : メディア・コミュニケーション研究院 身分 :
「他者」と向きあう人類最初の経験――コミュニケーションや異文化について考える
他者の記号学―アメリカ大陸の征服 / ツヴェタン・トドロフ. - 法政大学出版局 , 1986(日本語初版)
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著者のトドロフは、ブルガリア生まれでパリで活躍する言語学者。本のテーマは「他者の発見」で、その手がかりとして、新大陸の発見と征服の時期が、もっと具体的にいえば、新大陸とヨーロッパ人が出会って以降の100年あまりの間に新大陸に渡ったヨーロッパ人によって書かれた記録や文書が、分析対象として選ばれたのである。トドロフによれば、1492年は、「ヨーロッパの歴史上、最も驚嘆に値する他者との出会い」の画期をなした。「今あるヨーロッパ人のアイデンティティが示され、基礎づけられたのはまさにこの新大陸の発見にあるのだ」。その意味で、1492年以来、ヨーロッパ... [続きを読む] |
登録日 : 2007-06-25
名著
- 推薦者 : 岡田敦美 所属 : メディア・コミュニケーション研究院 身分 :
遠い世界の「他者」へ、思いをはせる
先住民ミヘの静かな変容―メキシコで考える / 黒田悦子. - 朝日選書 , 1996
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ラテンアメリカの民族誌として定評ある一冊で、メキシコ南部オアハカ州での参与観察に基づいた著者の研究は、現地メキシコでも出版されているほどです。だまされたと思って、読んでみてください。
1970年代にミヘの村に住んで、調査を済ませてから10年以上経った1990年代に、ミヘの村を再訪するところからこの本は始まります。出稼ぎや、都市への移住をはじめとする村の外部との行き来を通して、大きな変貌を遂げたミヘの人々を、「心の触れ合える人たち」として身近にとらえる、著者、すなわちフィールドワーカーの目を通して、私たちは遠いメキシコの先住民の人々の... [続きを読む] |
登録日 : 2007-06-25
ぜひ読んでみてほしい
- 推薦者 : 清水誠 所属 : 文学研究科 身分 :
未知の言語の全体像が手に取るようにわかる
「言葉のしくみ」シリーズ / . - 白水社 , 2005-
北大ではどこにある? |
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世界の言語に興味があっても、具体的に学ぶとなると、尻込みしてしまうことが多いものです。白水社の「言葉のしくみ」シリーズは、まったく未知の外国語の構造がだれにでも無理なく理解でき、最後まで通読できる、という点をコンセプトとした、CDつきのまったく新しいタイプの言語学入門叢書です。難しい文法用語はいっさい使わず、扱うトピックを厳選して、腕利きの若い編集者が一人ですべての巻をまとめあげ、どれも均質で無理のない内容に仕上がっています。
これまで出版されたのは16言語で、「[続きを読む] |
登録日 : 2007-06-01
基本書
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