「本は脳を育てる」について
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本は脳を育てる ~北大教職員による新入生への推薦図書~ 

この企画は、北大の教職員(※プロフィールは当時のものです)が、学生の皆様に読んでほしい本を選んで、 紹介文を執筆くださっているものです。推薦されている本はすべて北図書館で借りることができますので、 ぜひ気に入った本を読んでみてください。
Food for thought
Faculty members have recommended these books for student, along with their introductory essays.
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  1. 推薦者 : 中村重穂  所属 : 国際連携機構国際教育研究センター  身分 : 

    高校で読まされてウンザリした人に敢えて今勧める 
    舞姫 / 森鴎外. - 筑摩書房 , 1995     北大ではどこにある?
    今回、この「本は脳を育てる」に推薦された本を全部見てみた。(僕は別として)北大の優秀な先生方が思い入れ充分に推薦しておられるのだからそれなりに読む価値があるのだとは思うけれども、なぜか古典と言われる作品が洋の東西を問わず少ない。僕も書いたことがあるから他人のことをあげつらってはいけないのだが、何となく新刊書の紹介のようになっている観がある。古典は高校までの間に読んでいるはずだから、今更勧める必要もないという考え方もあるかもしれないが、古典が古典と言われるほどまで時代を超えて生き続けるのは、人間の成長とともに様々な新しい読み方を...  [続きを読む]

    登録日 : 2010-07-28     名著

  2. 推薦者 : 西昌樹  所属 : メディア・コミュニケーション研究院  身分 : 

    少年一人大地を行く 
    たった独りの引き揚げ隊 / 石村博子. - 角川書店 , 2009     北大ではどこにある?
    第2次大戦が終わった翌年、満州に残った民間の日本人はやっと引き揚げることになった。日本人とロシア人の混血の少年(日本国籍)は一人で日本に渡ろうとする。ところが彼はロシア人だと大人の引揚者に荷物を奪われ、引揚げ列車から叩き出され、置き去りにされる。まだ10歳の少年は荷物もなくただ一人満州の荒野を縦断して1000キロ彼方の集合地へと歩き始める。ナイフ1本で彼は2カ月の旅を生き抜く。彼は母方のコサックの血を引いており、生き抜く意志を捨てない。彼は後に格闘技サンボのチャンピオンになり、世界に有名なサンボマスターとなる。この勇者の物語の裏に、他の民...  [続きを読む]

    登録日 : 2010-07-02     ぜひ読んでみてほしい

  3. 推薦者 : 佐藤淳二  所属 : 文学研究科  身分 : 

    21世紀の人間は、ポスト・マラルメ主義者とならねばならない! 
    詩・イジチュール / マラルメ. - 筑摩書房 , 2010     北大ではどこにある?
    ポスト・マラルメ主義とは何か? それは「従って」を切断する戦いの行動原則であり、革命理論である。しかし、その理論はまだその全容を現してはいない。若い世代がそれを実現していくことを期待されているのだ。
    その来るべき理論は、原因理由を表す接続詞で繋がる連鎖を革命的に断ち切り、世界を原因結果の連鎖、必然性の連関から解放する文化的政治的運動原理とならねばならない。それがポスト・マラルメ主義の根幹でなくてはならない!
    「従って」は、われわれのあらゆる認識、文化、ひいては科学を形成する根幹の装置であるが、ここに爆薬を仕掛けた危険きわ...  [続きを読む]

    登録日 : 2010-07-02     ぜひ読んでみてほしい

  4. 推薦者 : 中村重穂  所属 : 国際連携機構国際教育研究センター  身分 : 

    映像芸術の極致! 
    オルフェ(DVD,VHS) / ジャン・コクトー. - アイ・ヴィー・シー ,      北大ではどこにある?
    フランスが生んだ万能の芸術家-その活動は詩、小説、音楽、絵画、舞台演出、映画に及ぶ拡がりを持つ-ジャン・コクトーの、まさに幻想・幻視芸術の粋を極めた作品である。この映画を高校生の時に初めてテレビで見たのだけれども、見終わって恥ずかしげもなく「ジャン・コクトーは天才だ!」と叫んでしまったことを覚えている。その後何回もこの映画を見てきたが、見るたびに上の感想は間違いなかったと感じている。
    物語は、ギリシャ神話のオルフェウスとエウリュディケーの悲劇を下敷きにしているが、コクトーの奔放不羈な想像力によって、生と死、詩人(芸術家)の運...  [続きを読む]

    登録日 : 2010-03-22     名著

  5. 推薦者 : 高橋英光  所属 : 文学研究科  身分 : 

    北大の全学教育から誕生した言語学の本 
    言葉のしくみー認知言語学のはなしー / 高橋英光. - 北海道大学出版会 , 2010     北大ではどこにある?
     なぜ言葉は自分の思いをそのまま伝えてくれないのか、なぜ母語の学習はふつう成功するのに外国語の学習は失敗するのか、交通標識などの記号と言語の共通点は何か相違点は何か、日本語は特殊な言葉か否か、日本語のようなS0V言語と英語のようなSVO言語はどちらが多いのか、ヒトはなぜメタファーが好きなのか、「明日は忙しくて、ごめんなさい」はなぜ断りになるのか、そもそもなぜどの言語にも語彙と文法があるのか、などの疑問をもったことはないだろうか。

     本書は、これらの疑問に触れながら言葉のしくみを丁寧に噛み砕いて説明する。豊富なエピソードとイラス...  [続きを読む]

    登録日 : 2010-03-10     ぜひ読んでみてほしい

  6. 推薦者 : 中村重穂  所属 : 国際連携機構国際教育研究センター  身分 : 

    一つの国を知るということ 
    オーストラリアの言語教育政策 / 青木麻衣子. - 東信堂 , 2008     北大ではどこにある?
    オーストラリアという国は、私が小学生の頃(!)は「白豪主義」というキーワードとともに社会科で教えられていた。しかし、その後この国は「白豪主義」から「多文化主義」へと大きな方針転換を遂げることになる。本書は、オーストラリアの言語教育政策に焦点を絞って、上記の方針転換過程でそこに浮かび上がる「国家統合」と「多文化主義」の緊張関係を明らかにした労作である。しかし、ただ言語教育政策の検討だけでなく、(比較)教育研究や地域研究、マイノリティ研究に関してもこの本が提供してくれる知見は多い。広い意味での社会科学研究とは何かを、そしてまた、その方法...  [続きを読む]

    登録日 : 2010-01-14     ぜひ読んでみてほしい

  7. 推薦者 : 中村重穂  所属 : 国際連携機構国際教育研究センター  身分 : 

    「倫理」は可能か? 
    支配と服従の倫理学 / 羽入辰郎. - ミネルヴァ書房 , 2009     北大ではどこにある?
    羽入辰郎は、過去、『学問とは何か』で些か刺激的な言説を思想界に投げかけてきた研究者である。本学経済学研究科の橋本努教授が、そのホームページで「羽入-折原論争の展開」を企図され、そこに羽入の著作に対する見解が数多く寄せられたが、残念ながらこの「論争」は、生産的な方向に向かう前に羽入によって『学問とは何か』の中で終結を宣言されてしまった。
    本書は、羽入の講義録を基にまとめられたものであるが、「倫理」をもし「よく生きること」と解釈するなら、「支配と服従の倫理」とい...  [続きを読む]

    登録日 : 2010-01-04     ぜひ読んでみてほしい

  8. 推薦者 : 中村重穂  所属 : 国際連携機構国際教育研究センター  身分 : 

    老いと社会のつながりを考える 
    暴走老人! / 藤原智美. - 文藝春秋 , 2007     北大ではどこにある?
    最近、老人(高齢者)の犯罪がメディアで報道されることが多くなったように思う。老人が犯罪をするからメディアがニュースネタとして飛びつくのか、本当に老人の犯罪が増えているのかは慎重に考える必要があるだろう。しかし、少なくともこれまでの社会の(あるいはメディアの)あり方として、若者の犯罪や不作法には寛容ではなかった一方で老人の犯罪や不作法(特に後者)が大目に見られてきた面はある。このページを読んでいる人の中にも、町中での老人の振る舞いに「年寄りだから何でも許されるってわけじゃねーよ!」と思ったことがある人がそこそこいるに違いない(実は、...  [続きを読む]

    登録日 : 2009-12-03     ぜひ読んでみてほしい

  9. 推薦者 : 佐藤淳二  所属 : 文学研究科  身分 : 

    モーツァルトを思考しよう! 
    モーツァルト22 DVDボックス / . - ドイツグラモフォン ,      北大ではどこにある?
    モーツアルトは、「感覚」で聴ける代表的な「天才音楽家」として受け取られてきたし、現に、「心で感じればいいんです、モーツァルトの音楽は!」というたぐいの、愚かな言葉たちによって、モーツァルトの思考は踏みにじられ続けている。植物さえもモーツァルトを流していれば生育がいいように、われわれの「脳」モーツァルトによって育つという虫のいい話が、まことしやかに流通している。

    そうではない! モーツァルトの残したオペラを見るならば、そこに疑いもなく、鋭利な人間観察と皮肉な知性、そして何よりも深い無意識的とも言える世界への探求が、見よう...  [続きを読む]

    登録日 : 2009-11-18     ぜひ読んでみてほしい

  10. 推薦者 : 清水誠  所属 : 文学研究科  身分 : 

    比較言語学の最前線 
    East and West. Papers in Indo-European Studies / Kazuhiko Yoshida, Brent Vine (eds.). - Ute Hempen , 2009     北大ではどこにある?
    インドからヨーロッパ全域までに広がり、世界中に伝播した印欧語は、私たちが学んでいる英語、ドイツ語、フランス語、ロシア語、スペイン語などをすべて含んだ世界最大の大言語群です。歴史的系統関係を同一にする印欧諸語は、古くからの豊富な文献を備え、グリム兄弟たちが活躍した19世紀にその礎が築かれました。これをもって、言語学が初めて独立した学問分野として誕生したのです。この本はその研究の最前線を日本のすぐれた研究者たちが主導しつつ、世界のトップレベルの研究者たちと共同研究した成果が再録されています。編者の吉田和彦先生は京都大学言語学科教授で、...  [続きを読む]

    登録日 : 2009-08-31     ぜひ読んでみてほしい

  11. 推薦者 : 千葉惠  所属 : 文学研究科  身分 : 

    学際的研究の模範 
    光と視覚の科学―神話・哲学・芸術と現代科学の融合― / アーサー・ザイエンス. - 白掦社 , 1997     北大ではどこにある?
    本書は物理学者であるザイエンスによる、一切のものの基礎にある光についての哲学、宗教、芸術など人間の知力と想像力を駆使して解明にせまる、通史としての学際的研究の著しい成功例である。光の解明に取り組む物理学者、哲学者、数学者たちの知的営為が彼らの人間性を知らせる興味深いエピソードとともに、わかりやすく解説されている。「あらゆる物理系の振る舞いの背後、あらゆる物理法則の背後に何があるのか」という問いが本書を読むことにより道理あるものとして受け止められるのは、事物の一切に浸透する光という形而上学的な対象の故にであろう。アインシュタイン...  [続きを読む]

    登録日 : 2009-07-03     名著

  12. 推薦者 : 中村重穂  所属 : 国際連携機構国際教育研究センター  身分 : 

    「大学」の行く末を考えたい人に 
    学問の下流化 / 竹内洋. - 中央公論新社 , 2008     北大ではどこにある?
    竹内洋の著書を既に何冊か読んでいる人が、その社会学的分析によって表題の「学問の下流化」という現象を理論的に解明し、その処方箋を論じたものであると期待して読むとやや肩すかしを喰います。これは別段否定的に評価しようというわけではなく、書評や短い評論の集成という書き方のスタイルに起因するもので、内容は広い意味での学問論や大学論を幅広く取り上げ、そのある種の病理的状況を竹内氏独特の切り口と語り口で捌いていくものになっています。「学問の下流化」そのものが全体的な主題とは言い難い面があるので、読み方によっては不満が残る面もあるかもしれませ...  [続きを読む]

    登録日 : 2009-06-23     HOT TOPIC!(時事的なもの)

  13. 推薦者 : 中村重穂  所属 : 国際連携機構国際教育研究センター  身分 : 

    芸術は人生を救済するか 
    虚空遍歴 / 山本周五郎. - 新潮社 , 1966     北大ではどこにある?
    山本周五郎というと『樅ノ木は残った』や『赤ひげ診療譚』などが思い出されますが、この『虚空遍歴』は、それらとはまた違った人間像を描いています。行きつけの古書店のご主人とこの本の話になったとき、「暗い話ですよね」と言われましたが、確かにハッピーエンドは全くありません。しかし、自分の追い求めるもののために、周りの人間たち-「世間」と言い...  [続きを読む]

    登録日 : 2009-06-08     ぜひ読んでみてほしい

  14. 推薦者 : 河合剛  所属 : メディア・コミュニケーション研究院  身分 : 

    read, weep, and live 
    二式大艇空戦記 -- 海軍801空搭乗員の死闘 / 長峯 五郎. - 光人社 , 2006     北大ではどこにある?
    I picked up this book because I am a floatplane pilot (a floatplane is a plane that takes off and lands on water).
    The wife of my good friend (also a floatplane pilot) was named Emily.
    Emily is the code name given by the Allies to the Imperial Japanese Navy Type 2 Flying Boat.

    Although readers of this book would be helped with a bit of aviation knowledge (the book does not explain how airplanes fly, nor how the Type 2 Flying Boat was built and flown), readers will not miss the anguish and dedication Goro Nagamine endured before, during, and after his kamikaze tokko attack.
    No, he was not unafraid. No, he did not volunteer. No, he was not killed in action.
    He was young, energetic, and full of life. Just like you.

    Read an honest stor...  [続きを読む]

    登録日 : 2009-06-08     ぜひ読んでみてほしい

  15. 推薦者 : 中村重穂  所属 : 国際連携機構国際教育研究センター  身分 : 

    「自分」の深奥をのぞく 
    砂漠の修道院 / 山形孝夫. - 平凡社 , 1998     北大ではどこにある?
    ややもすれば抹香臭い表題ですが、エジプトの砂漠の修道院に引きつけられてきた人々の心の遍歴と葛藤、そのような心性を生み出すエジプトの社会と歴史が生き生きと描かれている、読み応えのある本です。特に修道士一人一人の聞き取り調査に基づくストーリーは、普段うかがい知ることが難しい「修道院」の生活と、そこに何かを求める魂のありようをキリスト教という枠組みを超えて明らかにしてくれます。キリスト者であってもなくてもここに描かれた修道士の誰かに、読者が共感できる人物を見つけることができると思います。「世間」と「自分」との葛藤をどう受け止めるかと...  [続きを読む]

    登録日 : 2009-06-08     ぜひ読んでみてほしい

  16. 推薦者 : 岸本晶孝  所属 : 理学研究科  身分 : 

    「大志」をこえるもの 
    キャッチャー・イン・ザ・ライ / J.D.サリンジャー著(村上春樹訳). - 白水社 , 2006     北大ではどこにある?
    自分に対して誠実であろうとすればするほど社会の規範に従うことを潔しとしない、ということはよくあることです。ひとは年を重ねるにつれ、誠実さと従順さの間に折り合いをつけ、その折り合いをつけたことにも鈍感になってゆきます。これはまだ学校という擬似社会にもまれ始めたばかりの高校生のそういう事態に直面し挫折をくりかえすはなし。(挫折とは社会が強いるもののようです。)
    この16歳の少年は、ライ麦畑で「キャッチャー」になりたい、と言います。本文を読まないとその意味するところは明らかでありませんが、すでに大人びた体格の自分が弱い子を危険からま...  [続きを読む]

    登録日 : 2009-06-02     名著

  17. 推薦者 : 河合剛  所属 : メディア・コミュニケーション研究院  身分 : 

    Detecting, correcting, and preventing academic dishonesty 
    Crisis on campus : confronting academic misconduct / Wilfried Decoo with a contribution by Jozef Colpaert. - MIT Press , 2002     北大ではどこにある?
    Unlike some schools, Hokudai does not ask its constituents to
    explicitly declare academic integrity.
    Instead, the code of ethics is implicit.
    The lack of declaration or affirmation is not by itself detrimental (although a formal ceremony or signing of a statement might add weight to the commitment).
    The danger lies in two aspects.
    (a) Risk of unfairness. Unspecified rules are difficult to apply consistently.
    (b) Risk of reluctant compliance. Researchers who do not understand why such rules exist are less likely to abide by the spirit of the rules. Scientists who do not embrace high standards may view them as a bureaucratic hinderance, or worse, connive methods to
    circumvent them.

    This book explains several methods for...  [続きを読む]

    登録日 : 2009-05-13     名著

  18. 推薦者 : 西昌樹  所属 : メディア・コミュニケーション研究院  身分 : 

    映像文化論関係 
    ドキュメンタリーは嘘をつく / 森達也著. - 草思社 , 2005.3     北大ではどこにある?
     現在もっとも注目すべきドキュメンタリー作家の本。ドキュメンタリーは事実でも真実でもない。ライブ映像を信じてしまう人たちに。

    DVD付き版も出版されています。
    #(北図書館2009-05-13)

    登録日 : 2009-05-13     ぜひ読んでみてほしい

  19. 推薦者 : 岸本晶孝  所属 : 理学研究科  身分 : 

    数学と人間と 
    The Mathematician's Brain / David Ruelle. - Princeton University Press , 2007     北大ではどこにある?
    数学という学問では論理的に正しい事柄、論理的に検証可能な事柄だけをもとめます。その論理にだけ注目すると数学はきわめて退屈な学問、形式的な学問といえそうです。(論理計算が正当化どうかを調べるには、記号の羅列が文法規則に従っているかどうかを見るだけでよくその意味を問う必要がないので、計算機にでもやらせることができるからです。)それでもギリシャ人はその前提となっていた自明の理を疑わず数学を真理の学問と神聖視しましたが、無限を取り扱う必要にかられた現代の数学者はそれほど幸せとはいえません。ほとんどの数学者のよりどころとしている自明の理...  [続きを読む]

    登録日 : 2009-05-13     ぜひ読んでみてほしい

  20. 推薦者 : 河合剛  所属 : メディア・コミュニケーション研究院  身分 : 

    Every walk of life has its experts 
    電車の運転―運転士が語る鉄道のしくみ / 宇田 賢吉. - 中央公論新社 , 2008     北大ではどこにある?
    Kenkichi Uda, the author, is a former train engineer with over 40 years of experience with JR West Japan (formerly Japan National Railways).
    What impresses me is not just Uda's considerable experience, but his crisp, succinct, to-the-point writing style.
    Obviously Uda is a proactive learner, a dedicated professional, and most likely, an effective instructor.

    Read this book to learn two things:

    (a) Every walk of life has its experts.
    Never underestimate people just because they hold blue collar jobs.
    Any person can be eloquent and intelligent.
    (A corollary of my claim is that every walk of life --
    even those professing to deal in knowledge -- includes mediocrity.
    Could be me. Or you.)

    (...  [続きを読む]

    登録日 : 2009-05-10     ぜひ読んでみてほしい

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