「本は脳を育てる」について
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本は脳を育てる ~北大教職員による新入生への推薦図書~ 

この企画は、北大の教職員(※プロフィールは当時のものです)が、学生の皆様に読んでほしい本を選んで、 紹介文を執筆くださっているものです。推薦されている本はすべて北図書館で借りることができますので、 ぜひ気に入った本を読んでみてください。
Food for thought
Faculty members have recommended these books for student, along with their introductory essays.
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  1. 推薦者 : 中村重穂  所属 : 国際連携機構国際教育研究センター  身分 : 

    ちょっと残念な、しかし面白い対談 
    対論 言語学が輝いていた時代 / 鈴木孝夫・田中克彦. - 岩波書店 , 2008     北大ではどこにある?
    鈴木孝夫と田中克彦のお二人は、特に日本語に於ける漢字の使用を巡ってそれぞれの著書の中でまったく反対の立場を表明してきた。この本ではそのあたりを巡って激論が交わされるのかと思いきや、お二人とも妙におとなしくなってしまっていて(よく言えば紳士的なのかもしれないが)日頃の舌鋒の鋭さはどこへやら、落としどころをうまく見つけて話が進んでしまっている。これはちょっと読者の期待を裏切りすぎるんじゃないのかなぁ、と思う。日本語教師の僕としては、日本語教育に好意的な鈴木氏と、(今の)日本語教育に批判的な田中氏の論争も期待したのだが、それはタイトルが...  [続きを読む]

    登録日 : 2015-02-04     学習に最適

  2. 推薦者 : 河合剛  所属 : メディア・コミュニケーション研究院  身分 : 

    a guide book for a journey through jazz 
    The Jazz Standards: A Guide to the Repertoire / Ted Gioia. - Oxford University Press , 2012     北大ではどこにある?
    Award-winning Stanford University professor Ted Gioia (who also wrote ''The history of jazz'') explains the songs -- the standards -- of jazz. If you like the book, buy the Kindle version so that you can take it with you to live music events.

    登録日 : 2015-01-28     学習に最適

  3. 推薦者 : 河合剛  所属 : メディア・コミュニケーション研究院  身分 : 

    from seaweed to brass 
    Horns and Trumpets of the World: An Illustrated Guide / Jeremy Montagu. - Rowman & Littlefield Publishers , 2014     北大ではどこにある?
    Designers of electronic musical instruments, especially model-based synthesizers, might take a careful look at the detailed inventory of horns and trumpets in this book. The author includes measurements that help model the instrument electronically. We, as scientists, should marvel and be humbled at the sheer effort required in cataloguing a vast array of objects.

    登録日 : 2015-01-28     ぜひ読んでみてほしい

  4. 推薦者 : 河合剛  所属 : メディア・コミュニケーション研究院  身分 : 

    jazz history, one year at a time 
    The chronicle of jazz / Mervyn Cooke. - Oxford University Press , 2013     北大ではどこにある?
    This book is relatively up-to-date (the revised edition was published in 2013). The book covers in chronological order the history of jazz up to the present time. A fair amount of images is included (unlike Ted Gioia's book, which is all text).

    登録日 : 2015-01-28     ぜひ読んでみてほしい

  5. 推薦者 : 中村重穂  所属 : 国際連携機構国際教育研究センター  身分 : 

    日本の未来を考える視点はどこにあるのか 
    日本 / 姜尚中・中島岳志. - 河出書房新社 , 2011     北大ではどこにある?
    著者二人の対談であるこの本は、僕なりの理解でまとめると「国家権力に絡め取られない自分のあり方をどう構築するか」という問題意識で貫かれており、それを、過去の歴史的文脈も振り返りながら徹底して論じようとしたものである。その基盤をなす発想は「パトリ」(故郷、郷土、あるいは根拠地といったもの)であり、熊本出身の在日韓国人二世である姜氏と大阪出身の中島先生がそれぞれの「パトリ」を意識しつつ、国家権力、あるいはその表象としての「東京」を挟撃するといった展開となっている。読者はそれぞれの「パトリ」に応じてこの対談にさまざまな共感や反発を感じ...  [続きを読む]

    登録日 : 2015-01-19     ぜひ読んでみてほしい

  6. 推薦者 : 寺沢重法  所属 : 文学研究科  身分 : 

    台湾における「日本語世代」「日本語人」の戦後の人生 
    台湾アイデンティティー (DVD) / 酒井充子. - マクザム  , 2013     北大ではどこにある?
    同監督のドキュメンタリー『台湾人生』の姉妹編とも言うべきドキュメンタリー作品。『台湾人生』同様、戦前の台湾に生まれ戦前の教育を受けた「日本語世代」「日本語人」たちへのインタビュー記録。本作では特に戦後における「日本語世代」「日本語人」たちのライフコースが語られます。戦後日本に残った人、戦地ジャカルタに残った人、戦後台湾の白色テロを受けて監獄生活を送った人など、様々な人生が語られます。

    ※図書館注:『台湾人生』も所蔵しています。(ID:2001522597)

    登録日 : 2014-12-26     名著

  7. 推薦者 : 寺沢重法  所属 : 文学研究科  身分 : 

    日本人の幸福感・運命主義・根性主義 
    日本人の心理 / 南博. - 岩波書店 , 1956     北大ではどこにある?
    社会心理学者・南博先生による日本人の心理的特性を扱った本。初版は1953年と結構昔のものであるが、個人的には今でも十分読み応えのあるものだと感じた。江戸時代の各種養生書・処世書などをベースとしつつ、出版の処世書(今でいう自己啓発本か?)などからも引用をし、日本人の心理を整理している。日本人論の初期作品と言っていいかもしれない。もっとも日本人論と言っても、出版された当時の社会状況を反映してか、多くの日本人論に見られるような日本の素晴らしさを唱導する論調は見られない。むしろ軍隊や戦争、日本の権威主義的人間関係などを鋭く批判するというスタン...  [続きを読む]

    登録日 : 2014-12-26     名著

  8. 推薦者 : 中村重穂  所属 : 国際連携機構国際教育研究センター  身分 : 

    サンデルとの対話は成功したのか? 
    日本生まれの「正義論」-サンデル「正義論」に欠けているもの- / 川本兼. - 明石書店 , 2011     北大ではどこにある?
    著者は、サンデルの正義論が結局はアメリカの「力」の論理によるものではないかという疑問を呈するところから始めて、サンデルの正義論に対する対抗思想としての正義論を生み出そうとした。その懸命な思索の成果がこの本である。著者の思想的格闘が成功したかどうかは、読者それぞれが判定されたい。その中で読者自身が自分なりに正義について考えることをきっと始めているだろう。
    ネタバレになるかもしれないが、僕の読後感としては著者は正面からサンデルの思想に切り込もうとしているがところどころで自分に不都合な証拠を-忘れているのか意図的にかは分からないが...  [続きを読む]

    登録日 : 2014-12-26     学習に最適

  9. 推薦者 : 寺沢重法  所属 : 文学研究科  身分 : 

    倫理観を高めれば世の中は良くなるのか? 
    心でっかちな日本人 / 山岸俊男. - ちくま書房 , 2010     北大ではどこにある?
    著名な社会学者・社会心理学者の山岸俊男先生の著作。
    「いじめが起こるのは、子供たちの心が荒んでいるからだ。だから道徳心や倫理観を育むのが大切だ」といったタイプの、社会問題の発生要因を人びとの心理に同定し、その心理を変容させることが社会問題の抑止につながるのは、本当なのか?という問題設定から始まる。おおよその結論をまとめてしまうと、「人々はそうしたいからそうしているのではなく、そうせざるを得ない状況があるからそうしているのである。そうせざるを得ない状況を変えれば人々の行動は変わるのではないか?」というところである。このような著...  [続きを読む]

    登録日 : 2014-12-17     ぜひ読んでみてほしい

  10. 推薦者 : 寺沢重法  所属 : 文学研究科  身分 : 

    人は「自分の力で考えること」はできるか?人は「意識して行動」できるのか? 
    「意識」とは何だろうか―脳の来歴、知覚の錯誤 / 下條信輔. - 講談社 , 1999     北大ではどこにある?
    認知心理学者・神経心理学者の下條信輔先生による概説書。非常に高度な内容であるが、分かりやすく説明されていると思われる。
    本書のツボを私なりに一言でまとめてしまうと、「人は、自らの意識によって主体的に行動していると実感するが、必ずしも主体的に行っているわけではない。意識して行っていると思った行動が実は無意識のうちに始まっていたり、いろいろな錯誤や認知エラーが含まれていたりする」といったとこになるだろうか。こうしたことが、様々な生理学的・脳科学的実験の知見を踏まえながら説明されている。「主体性」「自由意思」「自分の考えで」といっ...  [続きを読む]

    登録日 : 2014-12-17     ぜひ読んでみてほしい

  11. 推薦者 : 中村重穂  所属 : 国際連携機構国際教育研究センター  身分 : 

    「近代」は人をいかに突き動かしたか 
    日本近代思想の相貌-近代的「知」を問いただす- / 綱澤満昭. - 晃洋書房 , 2001     北大ではどこにある?
    この本の表題には「日本近代思想」とあるけれども、おなじみの人々、例えば福沢諭吉や内村鑑三、新渡戸稲造、そして西田幾多郎や田邊元や和辻哲郎などはまったく主題化されていない(叙述の一部に僅かながら登場することはあるが)。著者は9人の人物を取り上げ、それらの人々の姿を描き出すことで「近代」という時代を捉え返しさらにそれらの捉え返しが「現代」、あるいは戦後日本に何をもたらし得るか、ということを問題にする。9人の人物は、宮沢賢治と長谷川如是閑を除けば今日のアカデミックな思想史研究では殆ど顧みられることがない人々ではあるが、それだけに日本の「...  [続きを読む]

    登録日 : 2014-12-12     ぜひ読んでみてほしい

  12. 推薦者 : 中村重穂  所属 : 国際連携機構国際教育研究センター  身分 : 

    異文化は実は… 
    異文化はおもしろい / 選書メチエ編集部. - 講談社 , 2001     北大ではどこにある?
    この本は21人の著者たちによるエッセイの集成である。
    『異文化はおもしろい』という表題通り、はじめのうちは確かに「おもしろい」のだが、徐々に「そうなのだろうか?」と考えさせる内容になっていき、最後の「V 異文化が照らす自文化」になると実は異文化と関わるということはそれほどおもしろいばかりでもなくむしろややこしいものであるのだということを痛感させられる。しかし、この本に書いてあることぐらいの基礎的な見識を持たないと異文化と関わっていく(はやりことばで言えば「グローバルに活躍する」)ことなどできないのではないかと考える。この本を足が...  [続きを読む]

    登録日 : 2014-12-05     基本書

  13. 推薦者 : 中村重穂  所属 : 国際連携機構国際教育研究センター  身分 : 

    哲学書を読み解く技術とは 
    『純粋理性批判』を噛み砕く / 中島義道. - 講談社 , 2010     北大ではどこにある?
    中島義道氏は、いろいろなところで一人っきりで哲学書を読むことの危うさを論じ、ご自身の「哲学塾カント」のホームページでも「哲学書を正確に読み解くには独特の技術が必要で、いい加減なわかり方ほど危険なことはありません。」と書いている。その中島氏がカント『純粋理性批判』の「アンチノミー論」を中心に据えてカントの-そしておそらくは中島氏の考える、「哲学書」の-読み方を実践したのが本書である。
    この本は、難解な哲学書である(と思われている)『純粋理性批判』について意外にわかりやすいことを書いているのだ、というスタンスからカントの行論を追...  [続きを読む]

    登録日 : 2014-12-04     ぜひ読んでみてほしい

  14. 推薦者 : 中村重穂  所属 : 国際連携機構国際教育研究センター  身分 : 

    異質な他者との共存は可能か 
    地球(テラ)へ… (全3巻) / 竹宮惠子. - 中央公論新社 , 1995     北大ではどこにある?
    この作品は日本のSF漫画史上に語り継がれるべき大傑作である。それがこの北海道大学附属図書館に置いてあることについて、北大附属図書館スタッフの見識を僕は高く評価したい。単に傑作漫画を置いているからということではなく、この漫画が突きつけてくるあまりにも重い問いが、今日の我々にとって何よりも考え抜かれ、かつ実践されねばならない問いだからである。
    グローバル化した社会で異文化としての他者と向き合ってそこで、関わりを深めていこうとするか相手を拒絶するかの選択に迫られることは現代では以前よりも遙かに頻繁にかつ容易に起こりえる。この漫画は、...  [続きを読む]

    登録日 : 2014-12-04     名著

  15. 推薦者 : 中村重穂  所属 : 国際連携機構国際教育研究センター  身分 : 

    図書館の達人になる! 
    図書館のプロが教える「調べるコツ」 : 誰でも使えるレファレンス・サービス事例集 / 浅野高史とかながわレファレンス探検隊. - 柏書房 , 2006     北大ではどこにある?
    図書館を、「本を借りる」ところ、「勉強する」ところだと思っている学生はおそらく今では少ないと思うけれども、では、図書館を有効に使えている学生(教員も)がいるかというと、どのように自分たちの勉強やそれ以外の活動に役立つのかまだぼんやりとしたイメージしか抱けない学生も多いと思う。そんなときこの本は役に立つ。図書館が、”お勉強”のためだけの建物ではなくわくわくするような=知的に興奮できる世界だ、ということがわかるだろう。読んだらきっとあなたも図書館に行きたくなる!

    登録日 : 2014-12-04     学習に最適

  16. 推薦者 : 中村重穂  所属 : 国際連携機構国際教育研究センター  身分 : 

    インタビュー調査に必読の一冊 
    聞きとりの作法 / 小池和男. - 東洋経済新報社 , 2000     北大ではどこにある?
    研究の必要からインタビュー調査をすることになって、そのためのノウハウが書いてある本を数冊読んだが、その中で最も役に立ったのがこの本である。
    内容は著者の小池氏が専門とする経済学の、主として職場の技術移転を例にとって書かれているが、その分インタビューの実際に関する記述が非常に豊富でわかりやすい。また、インタビューデータからどのように読み取りを行ったらいいかの例やインタビューの前後に行っておくべきことなども書かれていて、将来、聞きとり調査が必要となる分野で研究しようと考えている学生にとっては必読の一冊である。

    登録日 : 2014-12-04     基本書

  17. 推薦者 : 中村重穂  所属 : 国際連携機構国際教育研究センター  身分 : 

    ブームが沈静化した今こそ冷静に読んでみよう 
    これからの「正義」の話をしよう-いまを生き延びるための哲学- / マイケル・サンデル. - 早川書房 , 2010     北大ではどこにある?
    言わずと知れた、「NHK白熱教室」のネタもととなった本である。テレビでのサンデルの講義に独特のスタイルがあったこともあって売れに売れたらしい(僕の持っているのは第78版!)が、こうした本はブームが去った今こそ落ち着いて読んでその内実を判断する必要があるだろう。
    サンデルは、現代世界のアクチュアルな問題を古典から現代までの政治思想と結びつけて論じながら彼なりの(=コミュニタリアンとしての)哲学を開陳していくが、その解決が妥当であるかどうかは読者が今一度批判の目をもって考えるに値するものである。
    今は文庫版も出て読みやすくなってい...  [続きを読む]

    登録日 : 2014-12-04     基本書

  18. 推薦者 : 寺沢重法  所属 : 文学研究科  身分 : 

    残留日本兵の包括的な社会史 
    残留日本兵──アジアに生きた一万人の戦後── / 林英一. - 中央公論新社 , 2012     北大ではどこにある?
    台湾の日本統治時代関係の調べものをしている中で読んでみた作品。戦後アジア各地に残った日本兵たちのライフコースを、膨大な日記・ルポルタージュ・映像作品から網羅的に取り上げ、その全貌を描いた歴史モノグラフ。地域別に章立て、さらに章の中では出身階層別に分類するなど様々な工夫が凝らされている。残留日本兵という言葉からは横井庄一氏や小野田寛郎氏がイメージされるが、むしろそうした人々は本書からすれば例外的なのかもしれない。非常に興味深い作品であった。

    登録日 : 2014-10-16     ぜひ読んでみてほしい

  19. 推薦者 : 寺沢重法  所属 : 文学研究科  身分 : 

    福祉国家の比較歴史社会学 
    福祉資本主義の三つの世界: 比較福祉国家の理論と動態 / エスピン・アンデルセン. - ミネルヴァ書房 , 2001     北大ではどこにある?
    エスピン・アンデルセンによる福祉社会の比較歴史社会学の重要書。近代化・社会主義化といった単線的な軸で、各地域を分析・比較するのではなしに、各地域ごとの福祉制度の歴史的展開に分け入りながら(教会による救貧活動の変化や労働運動の政治へのインパクトなど)、タイポロジーを作成。具体的には保守主義レジーム(ドイツ・イタリアetc)、社会民主主義レジーム(北欧)、自由主義レジーム(アメリカetc)を作成し、そこから福祉社会の比較分析を行うといういうもの。重厚な文体で論じているため、読むのに少々力がいるが、歴史叙述の詳細さやマクロ統計を駆使した比較など圧巻であ...  [続きを読む]

    登録日 : 2014-10-16     名著

  20. 推薦者 : 寺沢重法  所属 : 文学研究科  身分 : 

    台湾と沖縄(特に八重山諸島)の交流を知る 
    知られざる南の国境 : 八重山・台湾 (DVD) / 北海道大学グローバルCOEプログラム「境界研究の拠点形成」企画. - 北海道大学グローバルCOEプログラム「境界研究の拠点形成」 , 2011     北大ではどこにある?
    北海道大学グローバルCOEプログラム「境界研究の拠点形成」がHBCと協同で作成したドキュメンタリー作品。
    戦前、さらにはそれ以前の時代において台湾と沖縄(特に石垣・与那国などの八重山諸島)は互いに密接な交流のある地域でした。たとえば戦前では八重山諸島出身者が進学する際には内地ではなく台湾の旧制中学・旧制高校・女学校・台北帝国大学などに進学することは決して珍しくありませんでした。また漁獲物を台湾の市場で売るということも行われました。台湾から八重山諸島に移住したり、逆に八重山諸島から台湾に移住するという人もいました。本作品は比較的高齢の人...  [続きを読む]

    登録日 : 2014-10-15     ぜひ読んでみてほしい

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