国際資料室を開設しました

 
 附属図書館では,国際機関等(国際連合,EU,OECD,カナダ政府)
からの寄託資料の有効利用をはかるために,附属図書館本館2階参考閲覧室
内に「国際資料室」を開設し,該当資料を配置しました。
 
 北大附属図書館は以前より上記の国際機関等から認定を受け,国連寄託図
書館(部分寄託),EU(EC)資料センター,OECD寄託図書館,カナ
ダ政府資料寄託図書館として,当該資料の寄託を受け,または購入し,ほぼ
道内唯一の国際資料センターとして,学内外の利用者に資料の提供をしてお
りました。
 従来これらは,参考閲覧室の一部書架に配架されておりましたが,資料の
増加にともなう狭隘化と,学外者を含む幅広い利用者への公開の利便を考え,
平成6年から計画を始め,平成7年夏に旧・語学演習室を改装,資料を再配
置しこの度の開設となりました。また国連寄託図書館については,その地位
を「全部寄託」へと変更。これによって,以前より要求の多かった国連各機
関の記録文書も網羅的に収集されることとなりました。
 資料の再配置以来,大学院生等を中心に利用が増加していますが,これら
の資料がさらに広く活用され,国際理解促進の一助となることが望まれます。
 国際資料の詳細については,参考調査掛までお問い合わせください。

 

◆次の記事へ移る

◆目次へ戻る

ホームページへ戻る