ライブラリ−セミナ−特集
附属図書館ライブラリーセミナーへの誘い

皆さんは,卒論やレポートのための資料集めに苦戦したことはありませんか?あるいは,附属図書館や学部の図書室で提供されている,データベースの使いかたを詳しく知りたいと思ったことはないでしょうか?
 そんな皆さんのために,附属図書館がご用意したのが「ライブラリーセミナー」です。

 ライブラリーセミナーとは,皆さんに効率よく自分の求める情報を収集していただくため,図書館が企画・開催している講習会です。「情報」というと堅苦しく聞こえるかもしれませんが,たとえば,「海外の雑誌論文の探しかた」「過去の新聞記事を探すためのCD-ROMの使いかた」「インターネット情報の探しかた」など,説明と実習を通じ,みなさんの学習・研究に役立つさまざまなテクニックを提供しているのが,ライブラリーセミナーなのです。
 図書館では,この「ライブラリーセミナー」の他,図書館の設備や使いかたについてご案内する「図書館オリエンテーション」や,特定のテーマ(例えば「蔵書の探しかた」など)に沿っての情報収集について,基礎的な方法をご紹介する「ライブラリーガイダンス」も開催しています。本学の学生・大学院生や教職員の方であれば,どなたでもご参加いただけますので,お気軽にお申し込みください。なお,開催予定や申し込み先は,附属図書館や各学部に掲示されるポスターや,附属図書館のホームページ,「楡陰レター」でお知らせしています。

 平成11年度のライブラリーセミナーは合計44回開催され,学部学生・大学院生を中心に,述べ242人の方にご参加いただきました。
 平成12年度も,「図書館の使いかた」(図書館オリエンテーション)を始めとして,多くのセミナーやガイダンス・オリエンテーションを予定しています。新しく北大にいらっしゃった方,昨年受講しそこねた方,もちろん,おさらいのためにもう一度受講してみたい方も,ご参加をお待ちしています。
 また,教官からのご要望に応じ,ゼミ等を単位として,学部学生や大学院生の方々に授業の一環としての講習も行っています。

 筆者が参考調査掛の一員として,ライブラリーセミナーに携わるようになってから,早3年近くになります。当初こそ,ちょっぴりマイナーな(?)企画でしたが,年を追うごとに開催回数も受講人数も増え,先生や先輩からのご紹介で参加される方も多くなりました。また,平成11年度からは,ほとんどのトピックに夜間(学部の授業終了後の時間)開催のコースを設置し,たいへん多くのご参加をいただいています。
 毎回,セミナーの後にお願いしているアンケートを見るにつけ,受講生の方々の熱心さには頭が下がるばかりです。「たいへん役にたった」「これから積極的にCD-ROMを使います」など,ありがたいお言葉も数多くいただく反面,「宣伝が足りない」「時間が短すぎる」「説明がわかりづらい」といった,図書館や講師陣に対してのお叱りの言葉もいただいています。どちらのご意見も,スタッフ一同の励みのもと。今後とも,暖かくも厳しいご意見をお待ちしています。

  ※ご意見・ご要望はレファレンスカウンター(参考調査掛・内線2973 / ref@lib.hokudai.ac.jp)までどうぞ(^^)

図書館の「ひと」と「もの」は,「使った者勝ち」です。さあ,みなさん,ミレニアムの今年こそ,図書館でセミナーを受講してみませんか?
                    
(附属図書館参考調査掛・佐藤依理子)



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