平成9年度特別図書購入費で購入した資料

・復刻 教育時論 1496-1762号(昭和2年−昭和9年) 全45巻
文部省・陸海軍の教育政策の動静の紹介ならびに論評、海外の教育事情と学説の紹介、授業実践記録、教育内容・教育方法・教育実践・学校経営・学校行事・教育論・教師論に関する学術論文、学制改革などを掲載している教育に関する総合雑誌。
・近世風俗図譜 全13巻
日本の桃山時代から江戸時代初期に作られた風俗画を集めた画集。屏風や巻物の形式で描かれた当時の風俗画を内容別に分類し、全体図・部分図・参考図版等が豊富に収録されている。各巻に、そこに取り上げられた作品に関する論文が収録されている。
・旧植民地人事総覧 全16巻
日本の官僚に関する膨大な人事データ集であるところの「職員録」から、朝鮮・台湾・関東州・樺太・南洋群島という植民地に成立した統治機構である韓国統督府、朝鮮総督府、台湾総督府、関東都督府、関東庁、関東局、樺太庁、南洋庁のそれぞれの部分を抽出してとりまとめたもの。期間は、それぞれの統治機構の創設時から昭和18年までにわたっている。
・鉄道省運輸局編 重要貨物状況 全21巻(復刻版)
鉄道省が第一次大戦期日本の貨物輸送の実態を商品別に詳細に調査したもの。 当該期日本で行われた最も詳細な市場調査の一つとなっている。
・Acta Pacis Westphalicae Publica.(ウェストファリア条約(1648) : 文献集成) 9 Vols. Reprint 1969.
1648年のウェストファリア条約の成立に至るまでに、皇帝・フランス・スウェ ーデン・ドイツの諸身分などの間で行われた交渉に関する史料集成。それぞれの使節団の提案や要求、諸身分の会議の議事録、平和条約の諸草案などの関係文書(主にドイツ語、一部フランス語ないしラテン語)を収録する。付録として、条約成立後にニュルンベルクで行われた事後交渉に関する文書と全体についての索引を含んでいる。
・Collected Works of Edwin Cannan.(E.キャナン著作集) 8 Vols.
アダム・スミス研究とLSE(ロンドン大学経済学部)において重要な役割を果たしたイギリスの経済学者、E.キャナンの、分配理論、数量説、及び正統派経済学等における主要文献を集成したもの。10点の著作以外に、批評・評論、ブック・レビューも収録されている。
・Etudes Rousseauistes.(ルソー研究叢書)
    Serie A: Vols.2-4, Serie B: Vols.2-19,21, Serie C: Vols.1-7
文学のみならず、哲学・法学・政治学・教育学さらに音楽や植物学にも業績を残し、近代思想史上の巨大な思想家であるジャン=ジャック・ルソーの全著作の索引とコンコーダンスをコンピュータ処理によって実現し順次刊行している叢書Serie A,B,Cの三つのセリー(系列)から構成され、Aセリーが主要キーワードの言語学的書誌学的分析、Bセリーがコンコーダンスの本体、Cセリーは研究書という内容になっている。
・Imagination, Cognition, and Personality.  (イメージ過程,認知,人格 : 心理学雑誌) Vols.4-8(1984-1988)
心理学のうち、特にイメージ過程、認知、人格およびその関連分野の研究論文を収めた雑誌。
・International Journal of Human Resource Management.(国際人事労務管理雑誌) Vols.1-7(1990-1996)
人的資源・人事労務管理に関する国際的な学術研究雑誌。企業経営、人的資源・人事労務管理の国際化に伴い、特に同研究領域の中でも各国別比較研究、国際化研究に関する論文を掲載。人事労務管理研究に関して国際的に第一級の評価を受けている。
・Jean Piaget : Selected Works. (J・ピアジェ精選著作集) 9 Vols.
発達心理学及び教育学の大家であるスイスの心理学者J.ピアジェの主要文献を厳選・集成したもの。
・Parliamentary History.(議会史研究) Vols.1-15(1983-1997)
イギリス議会史研究に関する交流の中核として、政治史・経済史・社会史・文化史研究者を含んだ総合的な歴史雑誌。
・Revue de Droit Penal et de Criminologie.(刑法・犯罪学雑誌) 20 Vols.(1907-1931)
1907年に創刊されたヨーロッパを代表する刑事法関係の雑誌。ヨーロッパを中心にして世界各国に編集委員を擁しその時代の比較法的に重要な情報、立法動向を紹介している。同時に、第一級の刑事法学者、犯罪学者の優れた論文を多数掲載している。


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