「OPACに対するご意見」について
附属図書館では平成
10年度図書館システム更新に向け、ホームページ上で皆様に蔵書検索シテムOPACに対するご意見を募っていましたが、約60件のご意見を頂きました。皆様のご協力に感謝いたしますとともに、今後の参考にさせていただきます。さて、皆さんから寄せていただいたご要望の中には現システムをうまく使うことによって解決可能な問題がかなり見られます。そこで現システムをよりよく使うにはどうしたらいいかという点を
Q&A風にまとめてみました。 本を探そうとすると本のタイトルを初めから終わりまで完全に入力しないと探せません。とくに長いタイトルの本だとちょっとまちがったりして、ほとんどヒットしません。なんとかならないでしょうか。重要語(キーワード)からも検索できると便利なのですが。Q2
著者の姓名から検索できない。「夏目漱石」と入力しても夏目漱石著の本にヒットしない。Q3
姓が夏目という人々の著作のうち夏目漱石の著作を除いた本を検索したい。Q4
私はWWWブラウザとしてNetscapeを使用しています。WWW版OPACの検索語入力画面で、マウスで検索開始ボタンを押さないと検索が開始されないのは面倒くさい。「ENTER」キーを押すことでで検索開始出来るようにしてほしい。Q5
Telnet版で検索した結果とWWW版で検索した結果が違うみたいだ。(WWW版で検索した方がうまくいく。)Q6
一度検索した画面からOPACメニューに戻ると入力した検索語が消えてしまう。検索結果を見て検索語を付け加えたり修正したりする必要がある場合も多いのに、これでは困る。Q7
ロシア語・ドイツ語・フランス語・中国語の本を探したいのだが。Q8
ISBN・ISSNからの検索は出来ないでしょうか。Q9
最近は留学生も増えています。英語版のOPACがほしいですね。Q10
検索語入力のルールを教えてください。 Q1 本を探そうとすると本のタイトルを初めから終わりまで完全に入力しないと探せません。とくに長いタイトルの本だとちょっとまちがったりして、ほとんどヒットしません。なんとかならないでしょうか。また、重要語(キーワード)からも検索できると便利なのですが。A
前方一致 タイトルや著者名で検索する場合、適当なところで切って最後に%をつけると、書名の先頭から%までが一致するすべての本を検索することが出来ます。(先頭の冠詞、接続詞等ははずすこと)しかし、この方法だけでは
例 タイトルの先頭に小さく「解説」等の語が付加されている場合、その本に対してデータベース上の書名は多くの場合「解説************」という形になります。そのため、普通に書名から検索しようとした場合、タイトルの主たる部分を入力しても先頭に「解説」とつけないと検索できません。 |
キーワードを利用した検索方法
現システムでも次のように入力すればキーワード
(書名中の重要語)からも検索できるようになっています。試しにやってみてください。(
1)入力欄に一つの単語のみを入力する。(助詞 冠詞 接続詞 などがあると×)
キーワード(重要語)から検索するには検索語を次のように選ぶ必要があります。(○はOK ×は不可)
○Worterbuch (Wörterbuchは×)○altindisch% ×der altindischen Sp% ×indischen ○げんだい ○きんゆう ○ろんしゅう ×げんだいの ×現代 ×げんだいのきんゆうもんだい ☆入力欄には1度の検索につき1つの単語のみ入力してください。必要に応じて何回かの検索を繰り返しヒット件数を絞り込んでください。 |
A
著者名を入力するためのルールは次のようになっています。
名前の入力例…「夏目 漱石」「Kant Imanuel」「Kant I%」「あくたがわ りゅうのすけ」
*「夏目%」or「なつめ%」と入力するとすべての夏目さんの著作を検索することになります |
A
演算検索を使用してください。WWW版
では画面右の「AND▼」を押すと、「NOT」 (=でない)が表示されるのでそれを使用する。
1つめのハコに「なつめ%」「著者名」「NOT」 2つめのハコに「なつめ そうせき」と入力。 |
図書館専用端末
では演算検索モードを使用する。1.
まずf6を押して演算検索モードに入り、最初に「夏目%」と検索。次に「夏目 漱石」と検索します。(検索結果欄にそれぞれ1と2という番号がついています。)2.
つづいて、@1−2と入力し検索します。(@1−2の意味 → 1でヒットした本から2でヒットしたものを除いてください。)3.
結果が表示されると「Enter」 or f2「結果表示」を入力します。top↑先頭へ Q4 私はWWWブラウザとしてNetscapeを使用しています。WWW版OPACの検索語入力画面で、マウスで検索開始ボタンを押さないと検索が開始されないのは面倒くさい。「ENTER」キーを押すことでで検索開始出来るようにしてほしい。
また、
Internet Explorerでも日本語を検索出来るといいんですが。A
Netscapeを使用して「ENTER」キーで検索開始とすることはソフトウェアの仕様上不可能です。ちなみに、Internet Explorerでは「ENTER」キーで検索開始できます。また、Internet Explorerでも日本語で検索できます。 ↑先頭へ Q5 Telnet版で検索した結果とWWW版で検索した結果が違うみたいだ。(WWW版で検索した方がうまくいく。)A
Telnet版もWWW版も同じデータベースを対象に同じ問い合わせ言語を用い検索しています。但し、
Telnet版ではコマンドの組み合わせ方が利用者にまかされているのに対して、WWW版ではシステム上にある既製のコマンドを使って検索することになり、結果として別の検索となる場合も多いと思われます。WWW版で無指定《既定値》で検索すると、Telnet版で書名+キーワード+著者名+出版者 等 の各フィールドを同時にを同時に検索したのと同様の結果となります。 |
A
検索語を残すことは出来ます。WWW版
の場合「
○
Internet Explorer ○Netscape
図書館専用端末版
の場合
1.直前の検索語を取り消しする場合はf4キーを押します。右図3では「こいざい%」が取り消されます。
2.資料をさらに絞り込みたい場合は、新たな検索語を追加します。
○簡略書誌画面
f
4キーで検索語入力画面に戻る。(入力された検索語はそのまま残っています)
○書誌詳細表示画面
f
4キーで簡略書誌画面に戻る。(もう一つ検索語入力画面まで戻れば入力された検索語はそのまま残っています)
A
英語以外の外国語については次のように探します。A
図書館専用版OPACを使えばISBN・ISSNからでも検索出来ます。検索語種別指定ボタンを押して ISBNまたはISSNを選択してください。 ↑先頭へ Q9 最近は留学生も増えています。英語版のOPACがほしいですね。A
図書館専用版OPACには英語版もあります。(但し所在表示は日本語のまま) ↑先頭へ Q10 検索語入力のルールを教えてください。A
ルールを簡単にまとめると次のとおりです。*洋書を書名で検索するときは冒頭の冠詞は取る。入力するときは常に音標記号をはずす。
*読み仮名で検索する場合、漢数字…原則として読みによるがそうでない場合もある。英数…表記のまま。
*漢字で検索する場合、新仮名遣い、旧仮名遣い、当用漢字,旧漢字の違いは本の表記の通り。
*かなで検索するときには新旧かな・新旧漢字にかかわらず発音にあわせる。
*中国書は日本語漢字の読みによる。(例
中国四川省 → チュウゴクシセンショウ)*「件名」(本のテーマ)については和書の場合、漢字形でも読みでも検索できる。洋書の場合は、英語で件名がついていることが多いが、その図書の自国語でついていることもある。
*和書の場合、「書名」「著者名」については漢字からもその読みからも検索できる。
「書名中の語」(キーワード)については単語の漢字の読みからしか検索できない。(漢字の形×
*検索語の語尾に%をつけることで、前方一致検索ができる。(例
検索語に「げんだい%」と指定すると「現代史」も「現代音楽」も「原題はなあに?」もヒットする。中間一致や後方一致は×)。*和書でも洋書でも氏名は
「姓+スペース+名」*検索語の語尾に%をつけることで、前方一致検索ができる。