① |
政党の内部資料、出版物、および帝政内務省、ソ連の秘密警察資料。ロシア社会民主労動党、エスエル党、人民の意志党、チェーカー、ブンドなどの記録を含む。特にロシア社会民主労働党の文書は重要とされている。 |
② |
個人関係文書(パーソナル・ぺ一パーズ)。このなかにはバクーニン、ラヴローフ、ブレハーノフ、アクセリロード、マルトフ、チェルノフ、トロツキーなどの革命家、ゴーリキー、アンドレーエフ、ブーニン、ブルツェフなどの作家・文筆家の個人文書が含まれている。全体の中でロシア社会民主労動党のメンバーのものが大部分を占めている。中でもトロッキーと息子のL.セドーフ及び、エスエル党のメンバーであるV.チェルノフの文書などは特に重要であると言われている。 |
③ |
回想録、書簡、報告。これはニコラエフスキーにより直接収集された資料で、主題別に構成されている。例えば<強制労働、監獄及び収容所>、<ロシア社会におけるユダヤ人の現状〉、<ロシア史におけるフリーメーソンの役割>、<ドゥーマの活動>、<1921年のクロンシュタットの反乱〉等のように統一されたテーマのもとに分類されており、彼自身のノートが付されている。 |
④ |
その他。写真類、政治風刺雑誌、書誌関係資料、ニコラエフスキーの個人文書、A.ブルギナの個人文書他。 |