エプシュタイン文庫

エプシュタイン文庫

The Epstein Collection on the Foreign Relations of the Soviet Union.

[1982年度 大型コレクション]
Fritz T. Epstein(1898~1979)が多岐にわたる研究分野から収集した資料であり、特に独ソ関係史については、極めて豊富で網羅的なのが特徴となっている。

形態 オリジナル
数量 2,747冊
言語 複数
購入年度 1982
貸出
複写 可(一部不可)

資料一覧


*資料紹介(『楡蔭』No.60,p.8)

ソ連の対外関係に関するエプシュタインの蔵書

エプシュタィン(Fritz T. Epstein)は1898年にドイツで生れ,ベルリン大学で博士号をとった後,ドイツ,アメリカで学究生活を送り 1979年末に死去した。ロシア史(16世紀国家行政組織の研究など),外交史(1917~20年の連合国対ソ 干渉戦争,1939~41年の独ソ関係の研究など),書誌学(東独関係文献目録,ロシア,ソビエト史文献目 録など)において大きな業績を残した。その蔵書構成は,こうした学問的関心を反映している。主な内容は (1) 1900年以降に出版された西欧諸語によるドイツの対東欧政策関係の文献約 1.700点,とりわけ1945 年以前にでたドイツ語文献が多く貴重である。(2)第二次大戦後に出版されたロシア語の外交史関係の 文献約600点若干の1930年までに出たロシア語文献も含まれる。ソ連の地方で出版されたものが多く,大多数は日本の図書館に入っていない。