敵を知り己を知れば、のうち後者 |
タイトル(書名) | : |
The Inner Game of Tennis: The Classic Guide to the Mental Side of Peak Performance |
著者 | : |
W. Timothy Gallwey |
出版者 | : |
Random House Trade Paperbacks |
出版年 | : |
1997 |
ISBN | : |
9780679778318 |
北大所蔵 | : |
北大所蔵1 |
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推薦コメント |
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題名の「テニス」を無視していただきたい。
いまふうに言えば「メンタルを鍛える」のが本書の目的。
己を知り、己を信ずる。運動はもとより、楽器演奏、学会発表、そのほか、練習を重ねて、いざ本番、力を出し切るための精神一到。その手段が、ときに神秘的に、ときに論理的に記されている。
一般に、日本のコーチングは禁止命令が多い。「やめたら負けだ」「そんな態度じゃダメだ」「また間違えた」「何度いったらわかるんだ」
アメリカも臭い精神論がちゃんとあるのだが、一般に見かけはポジティブ。「あそこが理想だ。ここが現在地だ。勝つまで続けるぞ」
本書から、アメリカ風の冷静・分析的な精神論を知り、無我夢中になりがちな日本のやり方と比較しながら、自分の練習法を編み出しては、いかが? |