教職員氏名順INDEX
| page | 1 | 2
- 推薦者 : 三上直之 所属 : 科学技術コミュニケーター養成ユニット 身分 :
科学技術コミュニケーションの基本書!
登録日 : 2008-02-06
学習に最適
- 推薦者 : 杉山滋郎 所属 : 理学研究科 身分 :
科学技術コミュニケーションの入門書!
登録日 : 2008-02-06
学習に最適
- 推薦者 : 蓬田清 所属 : 理学研究科 身分 :
登録日 : 2007-05-31
基本書
- 推薦者 : 羽部朝男 所属 : 理学研究科 身分 :
宇宙は面白い
宇宙を顕微鏡で見る / 佐藤文隆. - 岩波書店 , 2001
北大ではどこにある? |
|
夜空を見上げて宇宙の神秘を感ずることは、都会では難しい。しかし,夏のキャンプで運が良ければ満天の星の美しさに息をのみ、宇宙はどうなっているんだろうと考えたくなる。
2006年のノーベル物理学賞は、宇宙の神秘に最も科学的に迫った「宇宙マイクロ波背景放射の観測」に関するものだった。この年は、プラハで行なわれた国際天文学連合総会(実はぼくも参加していた。テレビには映らなかったが)で、冥王星が惑星ではないことを決議したことがマスコミに連日報道された年である。冥王星は身近だし教科書に影響するからと熱く報道されるのは理解できるが、学... [続きを読む] |
登録日 : 2007-05-31
ぜひ読んでみてほしい
- 推薦者 : 岸本晶孝 所属 : 理学研究科 身分 :
人類の岐路
覇権か、生存か : アメリカの世界戦略と人類の未来 / ノーム・チョムスキー. - 集英社 , 2004
北大ではどこにある? |
|
北朝鮮の核実験に触発されて、与党の有力者から、わが国も核を保有するべきだ、というような議論が出ました。政府の見解は、非核三原則を貫く、しかし言論は自由なので、将来のことをあれこれ思い巡らすなかに「核武装」という選択肢も残しておく、ということであったようです。ここで肝心なことからわざと目を背けていることに気づきます。この問題のまえに、当然、アメリカの覇権にどう対処するべきか、という議論を済ませておかなければならないからです。(実際に核武装すれば、イスラエルという例外がありますが、アメリカの逆鱗に触れることは確実です。)
チ... [続きを読む] |
登録日 : 2007-02-19
ぜひ読んでみてほしい
- 推薦者 : 岸本晶孝 所属 : 理学研究科 身分 :
憲法は、政府に対する命令である。
憲法は、政府に対する命令である。 / ダグラス・ラミス. - 平凡社 , 2006
北大ではどこにある? |
|
キャンベラにマグナカルタプレイスという小さな緑地があります。碑文によるとオーストラリア建国(1901年)はこのマグナカルタ(1225年)を礎としているということだったと思います。もっともあとで調べてみるとその国の憲法にはそんな一文はなく、建国の手続きばかりのようでした(総督の給与をいくらにするとか)。英国から移民したひとたちにとってマグナカルタの占める位置は当然のことだったのでしょうか。
残念ながらこの国は法というほどのものを生み出しませんでした。有史以来(?)天皇家がこの国を統治しているということに非常な価値を見出してい... [続きを読む] |
登録日 : 2007-01-30
ぜひ読んでみてほしい
- 推薦者 : 蓬田清 所属 : 理学研究科 身分 :
プレートテクトニクスの基礎
登録日 : 2006-12-27
基本書
- 推薦者 : 行木孝夫 所属 : 理学研究科 身分 :
微積分学の基本図書
解析概論 / 高木貞治. - 岩波書店 , 1983
北大ではどこにある? |
|
近年は教育におけるわかりやすさを優先する傾向が強く、歴史的な教科書はその存在も知られないことが多くなっているように思われます。本書は自然科学の基礎を成す微積分学を記述した随一の書です。導入部では数学の学習における心構えを説き、実数の定義をはじめとする微積分学を網羅します。読みきることができなくても十分に数学の基礎を感じとれるでしょう。 |
登録日 : 2006-11-30
基本書
- 推薦者 : 岸本晶孝 所属 : 理学研究科 身分 :
科学を志すとは
皇帝の新しい心 : コンピュータ・心・物理法則 / ロジャー・ペンローズ. - みすず書房 , 1994
北大ではどこにある? |
|
科学を探究するとはこういうことかと思わせる書物です。つまり、科学の本来目的とするところは、人間とその周りに広がる世界に対する理解を深めることであるはずです。著者はきっと若いときからその科学の目的を見据えて学者としての道を歩んで来たのでしょう。なぜなら、自分の足跡をまとめるだけで、科学の発展とそれに伴う哲学上の変遷を読者に提示することができて、多分現代におけるもっとも困難な問題、心の問題に取り組めるというのですから。(具体的には、論理学、計算理論、量子論、宇宙論などを扱ったうえで、脳と意識を論じています。)
ペンローズ氏は高... [続きを読む] |
登録日 : 2006-11-28
名著
- 推薦者 : 岸本晶孝 所属 : 理学研究科 身分 :
文明の将来を考える書
American Theocracy / Kevin Phillips. - Viking , 2006
北大ではどこにある? |
|
Theocracyは神権政治と訳します。これは、アメリカがむかし神権政治の国であったというのでもなく、将来そうなるという警世の書でもなく、現に(ブッシュ政権が)神権政治に陥ったことに対する慷慨の書なのです。
キリスト教国では「神のお恵みを」とか、イスラム教国では「アッラーの神に」とかを、政治家も民衆に使っているようです(もっとも実際にはわたしは聞いたことがないのですが)。わたしはこれを言葉の綾と思って注意を払ってきませんでした。これは「心の問題」であって、人それぞれに解釈すればいいことでしょう。このことが心の問題として済ませられなくな... [続きを読む] |
登録日 : 2006-08-21
ぜひ読んでみてほしい
- 推薦者 : 岸本晶孝 所属 : 理学研究科 身分 :
歴史を通じて現在をみる
憲法で読むアメリカ史(上下) / 阿川尚之. - PHP研究所 , 2004
北大ではどこにある? |
|
アメリカは歴史の浅い国というひとがいますが、それは果たして真実でしょうか。アメリカは13の州が連合して1776年に独立し、今に有効な憲法を1788年に制定しました。(世界で現に通用している憲法のなかで最古だそうです。)日本でいえば江戸時代半ばに制定された法律が本質的な変更なく今も、民主主義とその制度を宣言する文書として機能し模範とされていることを想像してみてください。江戸幕府はせいぜい幾つかの「諸法度」のもとで成立していたのです。もちろん、この憲法にも「瑕瑾」がありました。奴隷制度を容認しているととれる条項があることです(しか... [続きを読む] |
登録日 : 2006-08-21
ぜひ読んでみてほしい
- 推薦者 : 岸本晶孝 所属 : 理学研究科 身分 :
歴史を通じて世界経済を考える書
超帝国主義アメリカの内幕 / マイケル・ハドソン. - 徳間書店 , 2002
北大ではどこにある? |
|
もし書店の棚にこういう題名の本を見かけたとしても、今、どれほどの人が手にとって見る気を起こすものなのか、想像がつきかねます。しかし、私の若いころは(1960年代)、若者がよく「アメリカ帝国主義反対」などと金切り声をあげていました。その当時とそれより暫くのあいだは、私のような政治的に鈍感なひとにとっても、世界というものを理解するうえで、これが喉につかえた小骨のようなものであったかもしれません。少なくとも、亜米利加追従我国安泰と割り切れるひとはほとんどいなかったのではないか、と思います。
日本語の題名には辟易するひともあろうかと... [続きを読む] |
登録日 : 2006-08-19
ぜひ読んでみてほしい
- 推薦者 : 日置幸介 所属 : 理学研究科 身分 :
地震が足りない?消えたエネルギーはどこへ行ってしまうのか‥
登録日 : 2006-08-17
ぜひ読んでみてほしい
- 推薦者 : 羽部朝男 所属 : 理学研究科 身分 :
トンデモ話に惑わされない知性を
人はなぜエセ科学に騙されるのか / カール・セーガン [著] ; 青木薫訳. - 新潮社 , 2000.11
北大ではどこにある? |
|
カール・セーガンは、火星着陸に成功したアメリカの衛星計画を進めた有名な惑星物理学者である。この本は、これだけ科学技術が発展しているにもかかわらずエセ科学がはびこっているアメリカ社会の世相を嘆いて、次の世代を担う若い人たちにエセ科学の問題を語っている。火星の人面石や宇宙人、UFOの話を取り上げ、なぜ人間がこういう話しに興味を引かれ、騙されやすいのかを語っている。そこには、騙されやすい人間の脳の特質の話しもありとても興味深い。自分は、トンデモ話に惑わされないと思っている君にぜひ読んでほしい。 |
登録日 : 2006-03-04
ぜひ読んでみてほしい
- 推薦者 : 羽部朝男 所属 : 理学研究科 身分 :
デカルトはおもしろい
哲学原理 / デカルト著 ; 桂寿一訳. - 岩波書店 , 1964.4
北大ではどこにある? |
|
デカルトは高校時代に哲学者として勉強したことがあると思う。哲学は難しいというイメージがある。まして、物理の先生が,哲学の本を薦めるのはなぜかといぶかしく思うかもしれない。デカルトは、座標を思いついた人で物理学と関係が深い。物理学ではxyz座標をデカルト座標と呼び座標が無くては,物理学の発展は無かったと言ってもいいだろう。この本を読んでみると、デカルトの合理的なものの考え方が当時の限られた自然科学の知識を使って、よく説明されており、わかりやすくとても面白い。ぜひ、読んでほしい。 |
登録日 : 2006-03-04
名著
- 推薦者 : 羽部朝男 所属 : 理学研究科 身分 :
大学で知性をみがこう
海馬 : 脳は疲れない / 池谷裕二, 糸井重里著. - 朝日出版社 , 2002.6
北大ではどこにある? |
|
受験勉強から解放されて、大学で学問をしようと考えている君に推薦します。専門に関係した本を読むのと同時に、自分の脳のしくみを知って、知性のみがき方を理解するのも大切だと思います。この本は、脳の働きについて、この本が書かれた時点での理解を対談形式で分かりやすく書かれています。勉強で行き詰まった時、どうやってそれを打開するのかにヒントを与えてくれると思います。 |
登録日 : 2006-03-01
ぜひ読んでみてほしい
- 推薦者 : 日置幸介 所属 : 理学研究科 身分 :
こんなに凸凹だったなんて・・・・ 丸けりゃいいってもんじゃない
登録日 : 2006-02-21
名著
- 推薦者 : 日置幸介 所属 : 理学研究科 身分 :
数々の賞を総なめにした名作科学ビデオ
不思議の星・地球 (VHS) / 国立天文台企画. - 天文学振興財団(発売) , 2003.12
北大ではどこにある? |
|
国立天文台で制作されているビデオシリーズの第6弾になります
不思議の星・地球
最も身近な星・地球、でも普段は星として意識することは多くありません。でも地球を星としてみてはじめてわかることもあります。そんな地球を対象とした天文学の物語です。
科学技術映像祭 文部科学大臣賞
TEPIA ハイテクビデオコンクール 日本経団連会長賞
日本産業映画ビデオコンクール 文部科学大臣賞
私、日置幸介が国立天文台在籍時に監修した作品です。 |
登録日 : 2006-02-10
ぜひ読んでみてほしい
- 推薦者 : 古畑仁 所属 : 理学研究科 身分 :
曲面から数学ワンダーランドへ出発!
曲面 : 硬い面,柔らかい面 / 志賀浩二著. - 岩波書店 , 1994.9
北大ではどこにある? |
|
目に見える曲面から,現代数学を語る上で避けては通れない多様体の概念へと自然に導いてくれます。オイラー,ガウス,リーマン,ポアンカレ・・・,数学世界のスーパースターたちは何を考えたのでしょうか。やさしい語り口ながら,実は微分幾何学やトポロジーといった学部で学ぶ高度な内容を扱っています。 |
登録日 : 2006-02-08
ぜひ読んでみてほしい
- 推薦者 : 神保秀一 所属 : 理学研究科 身分 :
微分方程式を楽しもう
微分方程式概論 / 神保秀一著. - サイエンス社 , 1999.1
北大ではどこにある? |
|
ニュートン力学が創始されて近代科学の時代になりました。自然現象を数理的な方法で研究して利用することができるようになってきました。17世紀の時代から現代まで理論科学や科学技術が作られていますが,その中で微分方程式は最も貢献した数学の分野と言ってよいでしょう。ニュートンの時代から現象を記述したり解析するための数学モデルとして主役であり続けました。古典物理の世界では粒子や剛体の運動などの力学現象や音や光の波動現象や熱の流れや触質の中の物質の拡散などの解析にも貢献しました。現代では驚くほど様々な自然科学分野で活躍しています。
本... [続きを読む] |
登録日 : 2006-02-03
学習に最適
page | 1 | 2 |